ダイナス
巨人並みの身長を有し、また馬鹿力の持ち主でもある。首から下をカーテンらしい紫色のビロードを着こんでいる。しかし実体は、ライアを倒すためだけに作られた人間である。
「D-戦鬼伝」
タエ
バイパー婆さんに救出された隠されっ子貴族であるヴェネッシガー侯爵にさらわれ、 グラディニア城で下女として働いていた。お腹に子供がいる。
「D-聖魔遍歴」
タキ
金髪の娘。ヴラド・バラージュに血を吸われてしまったが、ヨハン卿の催眠術で吸血の衝動は抑えられていた。が、ショックで解けてしまい、 バイロン・バラージュ男爵を噛んでしまった。
「D-蒼白き堕天使」
タジール・シュミカ
10年前(12080年?)の光と闇の遺伝子の結合実験の結果、昼歩くことができるようになった犠牲者。 だが実験当初から血に飢えていたため、失敗作とみなされて処理された。
「風立ちて“D”」
◇タッカー
サクリ村のバイク青年団の団員。シャンバラの森蛇人間に火炎銃で眉間を命中させるが、致命傷にはならなかった。
「D-薔薇姫」
◇タネル
地中を自在に動ける特技を持つ。バイロン・バラージュ男爵を滅ぼすために雇われた刺客。Dに倒された。
「D-蒼白き堕天使」
◇“タブゥ”ホートン
サイファンがでたらめに言ったフィッシャー・ラグーンの主人の名。
「D-蒼白き堕天使」
◇ダルス
セドク村の住人。体をばらばらに切断された。
「D-双影の騎士」
◇タン
サクリ村のバイク青年団の団員。黒騎士に真っ二つにされた。
「D-薔薇姫」
ダン
ドリス・ランの弟。七、八歳ぐらいの少年で、旧式のレーザーライフルで 霧魔狩りをするのが得意。また、 グレコが届けた花束をディスポーザーで細切れにしてから牛に食わせるなど、気が利く少年でもある。
「吸血鬼ハンター“D”」
◇ダン
北部辺境管理局の調査団の一人。
「D-邪王星団」
ダンカン・B
バイオ兄弟の弟。細胞を活性化し、肉体が分断されても独自の行動が可能な上、他の生物と融合できる。
「夢なりし“D”」
◇ダンパー・グリスウェル
ハットン治安官が町長ミンの命令で誘拐した移動街区の住人。その後、擬似吸血鬼となって街を徘徊する。
「D-死街譚」

◇チャーリイ陳
麗銀星が宿に泊まるときに使った偽名。職業は画家。 しかし、ネーミングセンスはやや難アリだと思われる(笑)
「吸血鬼ハンター“D”」
◇チャド・ベックリー
移動街区の航路管制室に勤めている。妻ベラ、息子のルークとサイモンの4人家族。磁気嵐を通過した後に、吸血鬼に襲われてしまう。
「D-死街譚」
◇チャン
セドク村の住人。
「D-双影の騎士」
◇チューラ
麗銀星と同じく《怪魔団》の メンバー。背中のこぶに微小な毒蜘蛛を無数飼っている。
「吸血鬼ハンター“D”」

ツィグ
イゾベル将軍の予言成就の日より一週間前に、薬草を採りに行った帰りに崖から落ちて亡くなった。204歳で、村の最年長であった。
「吸血鬼ハンターD ―イゾベルの肖像画―」
ツィン
又の名を「悟られずのツィン」といい、ギリガンに雇われた5人のうちの一人。実は、同じ日、同じ時刻に生まれた双子である。他人に化けるのがうまく、最初、ハン爺さんに化けていいところまでいったが、Dには見破られ片腕を落とされた。しかし、体液は スキン・ベールとなり、Dの長剣さえ切れ味を鈍らせた。
「D-北海魔行」
◇ツマク
馬車を駆ってサクリ村から逃亡しようとしたが、紅騎士青騎士に退路を絶たれ、一家6人皆殺しにされた。
「D-薔薇姫」
ツルギ
黒髪・黒目の巡回医師。1年の契約期間をもって移動街区に滞在していた。身長170センチぐらいで、投げメスで敵を威嚇するなど、区役所跡の病院長のような技を使う。カラテをこなし、Dに対して一種の敵愾心を持っている。 理由は、Dが、ドリスの心を 掴んで離さない恋敵だからである。
「D-死街譚」

◇T・フィッシャー
貴族研究家。「犠牲者による貴族のレベル識別法と防御対策」をものした。 《都》の革命政庁から禁書に指定されているが、 辺境の人々に広く読みつがれている。
「風立ちて“D”」
◇D
最強の吸血鬼ハンター。この世ならぬ美貌と凄絶な剣技、ダンピールゆえの不死身性を持つ。 性格はきわめて無口で沈着。胸に、貴族のテクノロジーを無効にする青いペンダントを下げている。旅人帽をかぶり、黒コート姿で、背中に優美なカーブを描いた長剣を所持。左手に 人面疽が隠れており,Dのピンチを救ったり、つっこみ(笑)を担当する。 父親は、全世界の貴族の頂点に立つ神祖である。
「吸血鬼ハンター“D”」
◇デコイ
サクリ村の村人。薔薇姫花の祝福を受けた。
「D-薔薇姫」
◇デップ
ストウ夫妻(フランツ・ストウベラ・ストウ)の子供。
「D-邪神砦」
◇テレナ
フィッシャー・ラグーンが最も気に入っている愛人。ヴラド・バラージュに血を吸われた。
「D-蒼白き堕天使」

◇トコフ
シヴィルが眠る村の住人。酒乱で乱暴者。Dに背後から電子槍を投げつけたが、どこからか飛来した鉄矢によって殺された。
「夢なりし“D”」
ドゴマ
盗賊団の頭領。スチール製の骨を高分子筋肉で包んだ両腕を持っており、内蔵の作動用モーターは1000馬力を誇る。
「D-蒼白き堕天使」
◇トシュク
サクリ村の村長。白髪頭で、杖をついている。
「D-薔薇姫」
トト
通称「逆しまのトト」と呼ばれ、またの名を蛮暁。北の辺境一の盗賊。二つの金属の輪を鳴らして、相手の行動ベクトルを逆にすることができる。グレンに腹を裂かれても、こぼれた内臓を戻して逃げ去る化け物のような体力を持つ。
「D-北海魔行」
◇トト
擦り切れた紺のオーバーとマフラーをつけている。少し、自閉症の気がある。霊体移動と、耐え難い恐怖を振りまく特技を持っていたため、周囲から疎まれていた。 滅びの神“クルル”の誘いには乗ったが、人間の心は失わなかった。そのせいか、“クルル”の触手によって刺し貫かれた。
「D-邪神砦」
◇賭博師
持ち逃げ途中に人食い街道にはまり、自ら自分の喉を斬って自殺した賭博師。追っ手に追われていた
「D-夜の街道にて」
ドミティウス・ブラウニング
老古学の学者で『貴族伝説考』を著した。
「D-ダーク・ロード」
ドリス・ラン
辺境の小村ランシルバに住む黒髪の少女。人狼ハンターだった 父親譲りの鞭さばきは逸品である。吸血鬼マグナス・リイ伯爵に 「貴族の口づけ」を受け、伯爵を滅ぼすためにDを雇う。 家族には弟ダンがいる。
「吸血鬼ハンター“D”」
◇ドワイト
フローレンス村で青年団長と漁師を兼任している。スーインに思いを寄せているが、Dの出現により態度を硬化させる。 Dに「漁師になれ」と薦めた。
「D-北海魔行」