◇カート
金属製のプロテクターを身につけた戦闘士。仲間はプライスビジマである。アニス村の村長コビエに雇われた。Dと戦い、腕を切り落とされた。
「D-昏い夜想曲」
◇カイザー夫人
ツェペシ村で農夫を営んでいる。アルミノン の花を摘みに来ていたところを、タジール・シュミカに血を吸われた。
「風立ちて“D”」
◇カイル
辺境商工ギルドの輸送隊の隊長。
「D-ダーク・ロード」
カイル・マーカス
マーカス兄妹の四男。黒シャツ・黒ズボンの黒ずくめで円月刀を扱う。
「D-妖殺行」
◇ガストン
水車小屋の老人。
「風立ちて“D”」
◇カッシング爺さん
ランシルバ村の人材スカウト。
「吸血鬼ハンター“D”」
◇カツマ
セドク村の住人。体をばらばらに切断された。
「D-双影の騎士」
◇カラス
歌姫の異名を取る黒髪碧眼の女。歌声で敵を魅了する使い手。ローレンス・ヴァルキュアの力で甦ったが、Dの放った即製の矢に貫かれた。 5000年前は、母親とともに辺境を巡る歌劇団の歌手であったが、ローレンス・ヴァルキュアの目にとまり、拉致された。20年が経過し、老いていく母の申し出により、貴族の口づけを受けた。
「D-邪王星団」
◇ガリ
セドクの村の警備隊の隊員。倅をにせDに殺された。
「D-双影の騎士」
◇ガリー
サクリ村の農夫。
「D-薔薇姫」
◇カリス
リナのクラスの学級委員。吸血鬼の性に 目覚めたリナに血を吸われた。
「風立ちて“D”」
◇カリム・ムーベ
辺境区一の毒薬専門家。三年前にDに命を救われた。妻は六年前に流行り病にかかって死んでいる。
「D-邪王星団」
◇ガリル
バイロン・バラージュ男爵を滅ぼすためにヴラドから派遣されてきた刺客。ミスカを酸入りの水瓶に入れたりするなど、残虐な性格の持ち主。隻眼で、鼻から下は黒い金属製のマスクで覆われている。 身体が液体で出来ている水軍人「闇水軍」のリーダー。バイロン・バラージュ男爵に倒された。
「D-蒼白き堕天使」
ガルー
人狼。普段は、ラミーカの 下僕としてインバネスをまとった御者の姿だが、瞬間時速600キロの脚力と単細胞生物ヒドラ並の再生力を持った 本物の人狼である。
「吸血鬼ハンター“D”」
◇カルコ
クラウハウゼンへと続く街道の途中にある宿場で、治安官の助手をしている。治安官に杭打ち銃を渡して、さっさと事務所に逃げ込んだ(笑)
「D-蒼白き堕天使」
◇カルンスタイン夫妻
白鳥型イオン・シップの成層圏旅行などを好む貴族
「D-蒼白き堕天使」
◇カロリーヌ
バルバロイの里の住人。深い藍色のドレスを着込んだ 美女だが、正体はDと 同じくダンピールである。残骸と化した 機械の腕に残ったガソリンを吸い、下僕と変える破天荒な技を使った。母は、第7辺境地区を担当した 貴族の乳母。
「D-妖殺行」
◇管理人
神祖の手になる実験場の主。鉛色の鎧と縦に3条のスリットが入った面をつけている。
「D-双影の騎士」

ギイ
実験場で5000年もの間、自らの思念が生み出した神への供物を捧げ続けている老人。ちなみに貴族の下僕用サイボーグで、技師でもある。家族に姪シューシャがいる。
「D-双影の騎士」
◇ギダリ
リデル村の治安官。
「D-蒼白き堕天使」
◇キマ
真紅のフードをまとったローレンス・ヴァルキュアの刺客の一人。瞬間移動が使え、しかも自分以外の物体も動かせることができるらしい。Dを良く知る者でもある。アカシア記録を覗いたため、存在そのものを消された。
「D-邪王星団」
キム
フー・ランチューの妻。 マグナス・リイ伯爵に血を吸われた。
「吸血鬼ハンター“D”」
ギムレット
強盗団《怪魔団》のメンバー。せむし男。全身が錐のように流線型になっていて、時速500キロを越す速度で移動できる。
「吸血鬼ハンター“D”」
ギリガン
クローネンベルクで商会をやっている。体重300キロの肥満漢。自力で動けないため、支持装置がついた鋼の檻の中で身を横たえたまま移動する。「血の探求者」でもある。
「D-北海魔行」
ギリス少将
人工の闇に身を包んだ貴族。齢453歳。ギャスケル将軍に招かれた“招きびと”の一人。グレートヘン博士とともに「貴族殺し」の異名をとる。《》の居住区で娘の入浴を覗いたり、下着を盗んでいた。
「D-ダーク・ロード」
ギャスケル大将軍
南部辺境区最大の領土を誇っていた貴族で、その力は神祖に次ぐと言われている。身分は、南部辺境第3区管理官で、将軍。残忍な性格で、300年前に他の大貴族のパーティーに出席したとき、そこの領民の娘をさらったのみか、相手の貴族とのトラブルを予測し、先手を打って領土を侵略し、領主である貴族のみか、領民までも惨殺した。また200年ほど前には、近隣の貴族に「人間の血と区別がつかない」と豪語する人工血液を配り、全員を毒殺してのけた。目的は領土の併合であった。物質消滅の技法を駆使し、また復活の法をも体得している最凶最悪の貴族
「D-邪王星団」では、ローレンス・ヴァルキュア大公の部下のスピイネに4万8000メートルの上空から落とされたところに、とどめを刺されて倒された。
「D-ダーク・ロード」・「D-邪王星団」
◇キャビン
船着場でゴロツキたちに言いがかりの口実を与えた少年。実は、傀儡のシンが操っていた人形である。
「D-北海魔行」
◇ギャロ
セドク村の住人。大陥没の調査中、美女に化けた妖物に全身を溶かされた。
「D-双影の騎士」
◇キュリオ
通称“説得者”のキュリオと呼ばれる。禍々しい朱の長衣をまとっている。相手を説得し攻撃をためらわせる“説得術”を使う。その術は無機質にも及ぶ。
「D-邪王星団」
◇暁鬼
ギリガンに雇われた5人組の一人。上半身は腰まで伸びた金髪に真っ赤な眼を持つ妖艶な美女、下半身は二股に分かれた銀鱗の尾を持つ人魚。マインスター男爵の研究の結果が、この暁鬼である。
「D-北海魔行」

クィン
Dに両肩をへし折られた。ヴァルハラに女がいる。
「D-ダーク・ロード」
◇クーナン
セドクの村の若者。
「D-双影の騎士」
◇グーリッツ
人間の血を吸うことに嫌悪した貴族。退廃者と呼ばれ、吸血行為のおぞましさについて500冊もの著書を残し、吸血を中断すべくあらゆる手段を試したが、すべて失敗に終わった。
「D-蒼白き堕天使」
◇クールベ
移動伝道師。偶然を操ることができる。ローレンス・ヴァルキュア大公の配下。
「D-邪王星団」
◇クオレ・ヨーシュテルン
年齢17,8歳ぐらいの若者。遺伝子的結合の実験を施された子供の一人。精神エネルギーの 増幅制御能力を得た代わりに、知能が低下してしまっている。
「風立ちて“D”」
クスカ
鍛冶屋ブラスコの息子。
「D-薔薇姫」
◇クラコウ
フローレンス村の爺さん。出刃包丁で鮭の首を切り落とす技術は、村でも名人芸として賞賛されている。
「D-北海魔行」
◇グラフ
セドク村の住人。
「D-双影の騎士」
◇クラム
ライアの3護衛の一人。腰上胴部にある本体が無事な限り、いくらでも手足が生えてくる技を持つ。森の中でDに縦に斬られ、死亡。
「D-戦鬼伝」
◇クラリス
Dを護るためにフィッシャー・ラグーンに雇われた5人のうちの1人。
「D-蒼白き堕天使」
クラリス
占い師で、未来を垣間見る能力を有する。ミアという娘がいる。でも、後編だとノア・シモンに名前が変わってます……
「D-双影の騎士」
◇グリード
ラージン村の戦闘士。短髪の男で、左目に黒いアイパッチをつけており、対貴族戦に従事するゲリラの服をまとっている。レーザー・ライフルを所持。ラージン村の村長の娘ヴィーネと恋仲であった。
「D-邪王星団」
クルツ・ボーゲン
シヴィルが眠る村で治安官をしている。シヴィルの昔の恋人だったが、今ではアイ・リンと結婚している。村人の信頼も厚く、腕も立つ。最後は貴族となってDに挑んだ。
「夢なりし“D”」
◇クルル
直径3メートルの無数の触手をつけた神。外敵を掃討する“腕”を持つ。滅びの神。
「D-邪神砦」
クレイ
ビューロー兄弟の弟。ブルージャッカルの皮で作った鍔なし帽子をかぶり、同色のシャツを着た20歳 そこそこの男。腰に貴族の持ち物であった黄金の竪琴を所持しており、その音色は対象を塵と変える。 また、吟遊詩人並みの歌声を披露したりと芸達者である。D、百姓の ランスバイパー婆さんタエと ともに、帰らざる砂漠を横断した。最後はDと対決して破れたが、ソーントンが雇った別の殺し屋が、Dを狙うのを 阻止して果てた。
「D-聖魔遍歴」
グレートヘン博士
ギャスケル将軍に招かれた女貴族。医術の心得があるが、もっぱら人体実験に精を出していた。その実験に貴族まで含まれていたため、神祖の手によりなる苦痛刑を施された。実年齢は約6000年で毒薬の研究が専門。
「D-ダーク・ロード」
グレコ
ランシルバの村長ローマンの道楽息子。 年齢24、5歳の赤毛の大男だが、性格はいたって卑劣で臆病。父親の権力をかさにきて、 威張り散らしている。ドリス・ランに結婚を強要するが、 その度に痛い目に遭っている。
「吸血鬼ハンター“D”」
クレム
フローレンス村の住人。赤毛の娘で、リカルドハンナと夜光草を摘んでいるときに血を吸われ、スーインを襲う。
「D-北海魔行」
◇クレメンス大将
Z戦闘師団の大将。
「D-邪王星団」
グレン
辺境を渡り歩く修行者。娼館を逃げ出すトトを斬った後、Dに遭遇して異常なまでの敵愾心を燃やす。 口笛で相手の剣を自分の剣に追従させる「ローレライ」を使う。最後には吸血鬼となり、Dと戦う。
「D-北海魔行」
◇グローヴ
マーカス兄妹の三男。ミイラのようにやせ細っていて病弱の 身だが、発作を起こすともう一人の彼が現れ、強力な生体エネルギー波を駆使することが出来る。しかし、 その活動時間は短く、また本体の生命も削るため、多用はできない。
「D-妖殺行」
黒騎士
ダイアンローズの四騎士の一人。齢450歳近く、副将格。常に冷静沈着で、騎士道精神に燃える騎士。白騎士に右腕を落とされ、Dに左腕を落とされても戦いに赴いた。
「D-薔薇姫」
クロモ
通称「化粧好きのクロモ」と呼ばれ、ヴラドの親衛隊長。朝から晩まで化粧をしている男で、他人にも化粧を施す。その結果、施された者はその化粧に相応しい能力を持つ。 容貌は「眼は細すぎるし、瞼は異常に厚い。鼻筋こそシャープに伸びているものの、小鼻は左右にいかって、いわゆる胡座をかいている状態だ。唇もソーセージみたいにもったりと貼りついている」状態。
「D-蒼白き堕天使」
クロロック教授
緋色のマントをまとった白髪白髯の碩学。自分の血潮で相手の似顔絵を動物の皮に描き、その似顔絵に 指示すると、描かれた相手はその指示に従わざるを得なくなる技を持つ。
「D-北海魔行」
◇クロロック男爵
鶴のように痩せた貴族。爪の一撃で装甲獣さえ引き裂く。中世人間学の碩学。
「D-蒼白き堕天使」

◇ケイン
ナンの幼馴染。Dに決闘を挑んで、手首を切り落とされた。
「夢なりし“D”」
◇ゲール
セドクの村の若者。
「D-双影の騎士」
◇ゲスリン
腕利きのA級ハンター。喉を噛み千切られて死亡。
「風立ちて“D”」
◇ケニ
第2次辺境調査隊の隊員。
「D-邪王星団」
◇ケビン
辺境警備隊北第8分隊長。
「D-戦鬼伝」
◇ケビン爺さん
ミアの故郷に住む老人。
「D-双影の騎士」
◇ゲルツ・ダイアソン
移動街区の住人。管制室作業員だったが、擬似吸血鬼になった。
「D-死街譚」
◇ケンツ
セドクの村に住む若者。狩人の息子で、19歳。素手の喧嘩はもちろん、武器を使わせても、村で右に出る者はいないほどの腕前。体には百箇所以上に及ぶ傷跡があり、また薬草の知識、護身魔法を身につけている。
「D-双影の騎士」

恋人
イゾベル将軍の恋人。性別は男で、村長に憑り付いていた。パイロキネシス(念力放火)を扱う。
「吸血鬼ハンターD ―イゾベルの肖像画―」
◇コーデリア
バイロン・バラージュ男爵の母親であり、ヴラド・バラージュ卿の妻。ヴラド・バラージュ卿の命を受けたカリオールに人体改造手術を施されて、水の中で生きることになってしまった。
「D-蒼白き堕天使」
◇コーマ
ツェペリ村の自警団の副団長。Dに一刀両断された。
「風立ちて“D”」
◇コーレイ
第2次辺境調査隊の隊員。
「D-邪王星団」
◇拷零無(ごーれむ)
身長2メートルを越す、禿頭の大男。麗銀星の仲間。 武器は蛮刀で、筋肉が青銅で出来ている。高周波サーベルでさえ防ぐが、Dに 柔らかい口蓋を貫かれて死んだ。
「吸血鬼ハンター“D”」
◇コトフ
フローレンス村の住人。スーインからハン祖父の遺体を見張るように頼まれたが、安酒を手に高いびきをかいており、役には立たなかった。
「D-北海魔行」
コビエ
アニス村の村長。60歳前後の銀髪の老婦人。20年前に子供がに魅了されて失踪している。
「D-昏い夜想曲」
◇コルダ
シュラト村の青年。ライアの尻を触ったため、3人の護衛に両腕の骨を付け根からへし折られた。
「D-戦鬼伝」
ゴルドー
辺境商工ギルドの輸送隊の一員。
「D-ダーク・ロード」
コルネリウス・ドレイク
南部辺境管理委員会理事で、ミスカの祖父。村人に滅ぼされた。
「D-蒼白き堕天使」
◇コンロイ
移動街区の住人。身長2メートル・体重150キロで、素手の喧嘩なら熊さえ絞め殺したこともある。最大電圧5万ボルトの 狩猟用の電磁手袋を使う。
「D-死街譚」