アイ・リン
シヴィルの学校時代の友人で、クルツの妻。チキナーなどの飼育をしている。
「夢なりし“D”」
青騎士
ダイアンローズの四騎士の一人。真昼の光さえぬくみを喪うような深く昏い青の甲冑に身を固めている。モリブデン・クロム鋼・高分子溶鉄・プラス、訳のわからねえ合成物質で出来た大槍を行使する。 ちなみに、全長5メートル以上、重量は50キロを軽く超す。
「D-薔薇姫」
紅騎士
ダイアンローズの四騎士の一人。背中に2本の真紅の長剣を差している。長剣の太刀風を超音波と化して鋼鉄さえ切断する剣法を操る。
「D-薔薇姫」
◇アグリファス
第2次辺境調査隊の隊員。
「D-邪王星団」
◇アジナス
シュラト村の青年。ライアに貸した金を返してもらおうとしたが、無理強いしたため、3人の護衛に下顎をむしりとられた上、舌まで引っこ抜かれた。
「D-戦鬼伝」
◇アデル・ダイアリス
ソムイの村に住む。気丈な性格で、子供にマシュースーがいる。
「D-邪王星団」
◇尼さん
シロンジェ修道院の尼。飛行車発着場まで、少年トトの付き添いで来た。トトを毛嫌いしている。顔のつくりが狐に似ている。
「D-邪神砦」
◇アムネ
アニス村の17歳の娘。を聴くためにやってきたライに関心を抱く。
「D-昏い夜想曲」
◇アラン
村の実力者で病院長。シヴィルの夢を存続させるため、殺し屋バイオ兄弟を雇う。夢を見つづけさせようとする者の代表者。
「夢なりし“D”」
◇アリス
ゼノン公ローランドの妻であり、レディ・アンの母親。10歳の姿で亡くなった。
「D-ダーク・ロード」
◇アン
ハルドゥの村に住む少女。噴水病で死んだ。
「D-ダーク・ロード」
◇案内人
灰色に頭巾で顔を隠し、同色の長衣で身を包んでいて、行く当てを失った貴族たちに理想の地へ導く存在。ただし、12歳以下の子供を生贄に要求する。首を断たれた子供は死ぬことも許されず、未来永劫、死の苦痛に苛まされる。
「D-蒼白き堕天使」
アン・モバリイ
1901年、パリのヴェルサイユ宮殿を訪問中に、写生中のマリーアントワネットに出会い、1911年、そのときの体験を記した「冒険」という匿名の出版物を出した。
「風立ちて“D”」

イザベル
1000年前、南西部辺境区を支配したイゾベル将軍を討伐して、その 肖像画を削り取り、旧支配者の館に居を構えた勇気ある村人の末裔 である現村長の17歳になる娘。イゾデルとは双子で、姉。イゾベル将軍の呪いの日を 三日後に控え、村長の依頼を受けて来村したDの監視下に置かれる。
「吸血鬼ハンターD ―イゾベルの肖像画―」
イゾデル
南西部辺境区の村に住む娘。姉のイザベルとは双子で、17歳。Dと、ツィグ爺さんの家に行ったとき、暗闇でも見とおせる能力と、貴族特有の赤い瞳が発現したため監禁される。
「吸血鬼ハンターD ―イゾベルの肖像画―」
イゾベル・ドレイク吸血将軍
1000年前、南西部辺境区に軍政による支配を敷いた獰猛な将軍。類い稀な美貌と若さを誇る貴族で魔道士でもあった。あまりの残忍 さに遂に決起した村人により館もろとも焼き殺されるが、焼け落ちる柩の中から、「千年後に我が恋人が蘇り、館を乗っ取った一族のひとりに生まれ変わって、我を開放、辺境一帯の人間を抹殺する」と呪いを残す。
「吸血鬼ハンターD ―イゾベルの肖像画―」
◇インゲ
ストウ夫妻(フランツ・ストウベラ・ストウ)の子供。
「D-邪神砦」

◇ヴァーノン・ベリ
人間の画家であり、「神祖」の肖像画の中で 最高傑作とされる絵を描いた。
「風立ちて“D”」
◇ヴァルハラ卿
川下りを好んだ貴族
「D-ダーク・ロード」
◇ヴィーネ
ラージン村の村長の娘。グリードと恋仲であったが、武器番であるエリスにビーム砲を食らって死亡した。
「D-邪王星団」
ウィッチ
怪魔団のメンバー。百歳近い老婆で、見たものを発狂させる妖術を使う。
「吸血鬼ハンター“D”」
◇ウィンスロー・ダイアリス
ローレンス・ヴァルキュア大公を放逐することに手を貸した人間。そのため、彼の子孫がローレンス・ヴァルキュア大公に命を狙われることとなった。未来予知の能力がある。
「D-邪王星団」
ウーリン
フローレンス村出身の16歳の少女。の鑑定をしてもらうためにクローネンベルクの町に出向くが、 ギリガンに捕まり、魔虫「語りべ」をけしかけられて死んでしまう。
「D-北海魔行」
◇ウェイトリイ爺さん
ランシルバ村で食材や家畜の肥料を売っている。
「吸血鬼ハンター“D”」
ヴェネッシガー侯爵
タエをさらった貴族バイパー婆さんに倒された。
「D-聖魔遍歴」
ヴラド・バラージュ
西部辺境統制官であり、バイロン・バラージュ男爵の父親。神祖の息がかかった典医カリオールを使って、昼夜の区別なく奇態な実験に明け暮れていた。2メートルを超す長身で、面長の顔。頭部に赤い宝石のついた笏杖を武器として使う。
「D-蒼白き堕天使」

エグベルト
ギリガンに雇われている。50歳近い男で、自分の領地を規定することにより、その空間は彼の意思によって変化する。 重力を変化させたり、空気中にニンニクの成分を含ませたりできるのである。サモンに思いを寄せている。
「D-北海魔行」
◇エグベルト
ラージン村の若者。
「D-邪王星団」
◇エリザベス・バートリーカーミラ
「流血の伯爵夫人」と呼ばれ、恐れられる。若さを保つため、大勢の人間の血を奪った。そのため、5000年前に神祖に封印される。
「プレイステーション・ゲームソフト・『バンパイアハンターD』」
◇エリス
兵器の製造で有名なラージン村中の兵器を管理する少女。卓越した反射・運動能力と精神力を有している。赤子の時に捨てられ、15歳のときに予備電子脳や高感度センサーなどを体内に埋めこまれた。60ミリ粒子砲と誘導ペンシルミサイル200発、火炎放射器二基、短針銃一基、高性能透過レーダー、電子障壁がついた直径二メートルほどの丸い兵器を扱い、子宮に小ブラックホール発生装置が備え付けられている。
「D-邪王星団」
エルデ
盗賊団の頭ドゴマの女。
「D-蒼白き堕天使」
エレナ
サクリ村の不良娘。15メートルの鎖分銅を操る。5歳のとき、薔薇姫に一家を襲われ、腹部には白騎士につけられた十字の傷が残っている。薔薇姫ダイアンローズの四騎士に 反発するも、最後には貴族の誘惑に陥落してしまう。
「D-薔薇姫」
◇エレノア・ジョルダイン
アン・モバリイと同じく、「冒険」を匿名出版した人。
「風立ちて“D”」
◇エベネザー・ヴィリズヤ
移動街区の住人。「飢餓の時代」に子供が餓死寸前だったために、半ポンド余分に合成バターを盗んでしまう。最初は穏便に処理されたが、街の掟を初めて破った男をどうしても許せなかった町長ミンの命で射殺され、自殺に見せかけられた。 直接、手を下したのは、当時治安官助手だったベイリー・ハットンである。
「D-死街譚」
◇エンデ・ランパール
移動街区の住人。筋肉の病にかかっていたが治療可能だったのを、町長ミン移動街区を降りるのが嫌だったために 自殺させられた。
「D-死街譚」

◇オーゲン・シャウワイ
ソムイの村に住む不良。
「D-邪王星団」
◇オールド・ジャル
セドクの村の3代前の治安官。でっぷりと太った白髪の老人。右手にレーザーを仕込んでいる。
「D-双影の騎士」
◇オットー
第2次辺境調査隊の隊長。長身の巨漢。
「D-邪王星団」
◇オットー・フラナガン
ソムイの村に住む不良。
「D-邪王星団」
◇オライリ
フローレンス村の乾物屋。
「D-北海魔行」
オリガ
南部辺境随一の魔道士で、白髪の老婆。左目を黒い葉で覆っている。得意技は過去の記憶遡行。5歳のとき、30人近い野盗を切り捨てたDを目撃している。Dムマへ行けと指示したあと、ユマに八つ裂きにされた。
「D-双影の騎士」
◇オレイリー
グレコの一の子分。回転式拳銃の名手で、、抜き射ちざまに50メートル 先の蜂を撃ち落せる。ギムレットに後頭部を一撃された。
「吸血鬼ハンター“D”」