2007年8月30日から
根室市総合文化会館 成人大学
「始めてのステージマジック」とその延長戦
【私に講師ですって?】
あっと思うような依頼でした。
私にマジックの講師をして欲しいそうです。
まず、4つの悩みにぶち当たることになりました。
1 人様に教える能力があるのか?
2 教材が調達できるのか?
3 受講者がいるのか?
4 カリキュラムをどう組むのか?
1は、やったことが事実上ないので、当然です。さとうさんちで、シンブルを、半ばお遊びモードでやったことがあるくらいですので。実績ゼロと言ってもいい状況。
2は、教材費の上限が3,000円とのリクエストからぶちあたったもの。
導入編だから、教材費は安くして欲しいとの要望は、ごもっともですが、45cm角シルク1枚500円の世界なもので。シルクなら、最低2枚ないと、何も教えられない。これで、1,000円を使ってしまうわけです。
ステージもののアラカルトものは、そこそこコストがかかるのです。
3は、発注にかかってきます。人数が決まらないと、発注しようがない。札幌のディーラーに相談しても、量があるなら、期間が欲しいとのこと。
4が一番大変。自分の能力、教材のお値段などから決めていくしかありません。
考えられる素材をピックアップし、金額をシュミレーション。組み立てものは、ボンドがいるとか、シルクハットくらいないとカッコつかないとか、直接マジックのネタにならないものも必要です。
大きな方針が出来上がりました。
1 身近に調達可能なものから順次カリキュラムにしていく
2 札幌で調達しないとならないネタによるマジックを、後半に回す
3 一部のネタは、私がイチから覚える。
これで、前半に紙や新聞紙を用いたものとすることが決まりました。札幌に行くまでもなく入手できます。
何となく知っているが、やったことのない新聞紙を、この機会に覚えることにしました。
中盤で、ロープが入れられるとわかりました。プラスチックの紅白リングも、どうしても欲しかったのですが、WEB上のマジックショップを探しても、高いのしかなくて、参ってました。WEB上の手芸店で、まとめて発注すると安いところがあるのがわかったときにはガッツポーズものでした。
後は、マジックの練習だけ・・・数日後に第1回目を控え、手品師がこんなんで大丈夫のだろうか?不安も不安・・・
【1日目】8月30日
9人の方が来ていました。名簿で見て、老若男女見事に分かれていて感激でした。
まず、デモンストレーションで、私の方でマジックを見せた後、マジックの心得を話しました。
タネをばらしてはいけないとか、十分に練習するまで人に見せてはいけないとか。
その後、即刻調達可能な紙のマジックを習得していただいたところで、その日は終了です。
【2回目】9月6日
前回の復習。以外と復習って時間食うんだなあってわかりました。
その後、新聞紙。これは、単純なんでしょうけれども、コツはあります。
そしてシンブルちょっとやったら時間切れ。時間配分厳しい!
【3回目】9月13日
前回の復習。新聞だけで、いいだけ時間を食う。一演目の練習と変わらないくらいの時間になってしまった。
その後、ロープ。皆さん、何となく行けそうって感じがあるみたいで、気合いが入ってましたねえ。
シンブルやろうとしてたのですが、時間がなくなってしまった。30分オーバー。皆さん、熱が入り、やめませんからねえ。
【4回目】9月20日
前回の復習。ロープは皆さんのツボにはまったかなあ。熱心さが違う。これだけで、半分くらいの時間を費やしたのではないかなあ。
そして、シルクに移行。
【5回目】9月27日
ロープやって、シンブルやって、何とかシルクまでこぎ着けました!当初5回で終わらせようと思ってましたが、時間が足りない!
補講をやることにしました。文化会館さんには、何とかお部屋の確保をお願いしました。
【6回目】10月2日
自由にしたんですよね。ロープの復習や、新聞紙の復習など。
受講生の一人、Fさんが、むちゃくちゃうまい人だったんですよね。彼にもやってもらいましたよ。
【ここまでの自分自身の総括】
無我夢中で突っ走ったという印象ですが、何とか、マジックの講師をやる場合のプロトタイプを確立できた感じでした。私も一生懸命教材を作りましたけど、そんな私の姿を見て頑張ってくれる受講者の皆さんに救われました。
でも、教え方はまだまだ、今後の課題だなあ。
この時期、業務では、ねむろ自然の番人宣言に関する取り組みがいよいよHOTになってきてました。ただ、この段階で、「ねむろ自然の番人マジシャン」が現れるとは夢にも思いませんでした。
予定調和だったのかなあ。
【延長戦1】10月11日
打ち上げプラス得意技の披露という感じでやりました。ものすごく盛り上がりました。皆さん、上達してましたねえ。大変居心地のいい空間を楽しみました。
【延長戦2】翌1月17日
しばらく間をおいて、また、できる人に、いろいろ技を披露してもらったりしました。講習の復習といいますか、「また教えてください」というのもありましたけど。私も、札幌で購入した新ネタのプレゼンしたり。世間話もしながら、人間関係が深まったなあ。これが最大の収穫ですね。
【延長戦3】7月15日
間が空いちゃいました。
今回は、別な方1名に入っていただきました。テーブルマジックをやっているが、なかなか人に見せるチャンスがなくて困っているとのことでした。
マジックがわかり、観客の視点でも見ることが出来る我々がお手伝いするというのが趣旨でした。
本人は謙遜されてましたが、大変上手で、人前に出る機会をもう少し増やせば、かなりものになる感じでした。
マジックの輪が着実に広がっていくのは大変嬉しいことです。