最終更新日:2002/06/11 | ||
WindowsXPについて | 戻る |
2001年11月に発売となったWindowsXP。とうとうWindows98系列がなくなりNT系列に一本化されました。
詳細情報ラインナップは以下のとおり。
WindowsXP HomeEdition・・・・WindowsMeの後継。メーカ製パソコンにはこれが一番多い
WindowsXP Professional・・・・Windows2000
Professionalの後継
従来のWindows2000 ServerFamilyの後継はまだないようです。
必要とされる最小スペック |
233MHz以上で動作する Pentium プロセッサ (または同等品) 64MBのRAM (128 MB の RAM を推奨、最大 4 GB) 1.5GBのハード ディスク空き領域 VGAモニタ キーボード マウスまたは互換性のあるポインティング デバイス CD-ROM ドライブまたは DVD ドライブ です。現実的にはCPU500MHz以上、メモリ256Mbyte、3G以上のHDD程度は必要と思います。 低速パソコンで実験してみました Celeron333、64Mbyteメモリ、4500rpmATA/33HDDで実験 起動時間は約70秒(砂時計が消えるまで)と結構速い。 ただしマウス操作するたびに激しくディスクアクセスし、ワンテンポ遅れてメニューなどが開く。 メモリを増やすことで操作の遅れは改善されるが、アプリケーションの動作は重いので実用的ではない。 なおメモリ増設は安価で簡単なのでおすすめ。CPUはFSB100MHzのCeleron、Duronならそこそこ使える。 現在わたしはCeleron333をクロックアップし100*5=500MHzで使用中。これなら使える。 |
インストール |
Professionalを元に説明します。 BIOSでCDブートに設定を変更し、WindowsXPのCDを挿入し起動します。 自動的にCDブートでシステムのインストールができます。インストールに関してはWindows2000とほとんど同じです。 しかしWindows98系列しか使用したことの無い人は、途中でインストールするパーテーションの選択が出てくるの戸惑いがあると思います。 WindowsXPではCドライブ以外にもインストールが可能です。 またプロダクションCDの入力も、Windows98系のように最初にあるのではなく、かなり最後のほうで出てきます。 ほぼ全自動にてインストールはすすみ、約1時間ほどで終了します。 インストール中勝手にインターネット接続し、アクティベーション(ライセンス認証)を行います。 ライセンス認証を中断する事も出来ますが、30日を過ぎるとWindowsXPは動作しなくなります。この場合はライセンス認証のみが可能ですので、その場でインターネットにてライセンス認証を行えばOKです。 Windows2000がインストールされたHDDにWindowsXPをインストールすると、起動時に選択画面が表示されデュアルブートが可能です。 |
私が動作確認した機器構成 |
マザーボード ABIT BM6 ビデオカード Chip&Tec65554(ただし、チップが認識できないので標準になります)→汎用ドライバはここ サウンド SB16PnP(ISAですが使えます) LAN ノーブランド10BaseT(RTL8029チップ)、ELECOM LD-10/100S SCSI IF-SC2/P(Western Digital WD7296A) |
使ってみてどうか |
1.Professionalにもかかわらず、最初のログオンでパスワードの画面が出ずそのまま一般ユーザでログオンしてしまう。 またAdministratorで再ログオンしようとしてもログオンの画面がだせない。これは起動後、”ようこそでログオン”をやめないかぎり表示されない様子。 2.Lunaのインターフェースはとりあえず使いにくい。画面の色使いなどは女性好みの淡い配色で取っつきやすそうであるが一歩つっこんで設定をしようとすると結構とまどう。 3.WindowsMediaPlayerがかなり機能アップされており、CD関連の作業はこれだけで出来そう。T'sHomePageで日本語化しているCDexもお役ご免である。(注:WindowsXPが走るスペックのパソコンならであるが) 4.画像ファイルの扱いも強力になり、画像ビューワのsusieが必要なくなった。サムネイルやスライドショー、プリクラのような印刷など多彩である。 5.ZIPの解凍ソフトがついている。LZHも解凍できるのかと思ったがZIP専用であった。 6.ISAバスのカードが使えるとは思わなかった。 7.ディスク管理ツールの起動が面倒。Windows2000ではマイコンピュータ右クリックですぐたどり着けたが、XPは大変である。 8.動作はそんなに重たくない。しかし起動時間はWindows2000の倍くらいかかる。 →TCP/IPをDHCPから固定にするだけで3倍くらい早くなり、パソコンの電源ONから砂時計が消えるまでたった60秒とかなり高速に起動するようになりました。(同じ環境でWindows2000Proは約90秒かかります) |
Tips |
CD-ROMでブート出来ないマザーボードを所有しているので起動フロッピーを作成してインストールしたい →Windows2000のようにCDから起動フロッピーを作成することができません。 下記URL http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/J069/1/06.asp からフロッピー ブート インストール用起動ディスクを入手してインストールします。 |
BIOSをCMOSクリアすると起動しない ACPI有効でインストールした場合、CMOSクリアでACPIがDisabledとなると起動途中でハングアップします。 safeモードで立ち上げてもagp440で停止して先へすすみません。 |
ワークグループの設定を確認、変更したい(LUNA) マイコンピューターで「システムのタスク」の「システム情報を表示する」をクリックすると、システムのプロパティ画面が開きます。 コンピュータ名のタブを選択すると現在設定されているコンピュータ名やワークグループ名が表示されます。 変更ボタンで設定を変えることができます。 |
タイトルバーの幅を狭くしたい WindowsMeや2000に比べるとかなり幅が広いのですが 画面のプロパティ→デザイン→詳細設定 →アクティブタイトルバーのB(強調文字)を解除すると狭くなります。 ただし狭くなると右上の最大、最小、閉じるボタンアイコンもかなり小さくなり押しにくくなります。 |