ノートパソコンにCD-Rを | 戻る |
アップグレードが不可能なノートパソコンの内蔵CD-ROMをCD-Rに交換改造し搭載した記事です。
なおこの記事は私の後輩からの投稿を元に作成しました。
ノートパソコン内蔵CD-ROMをDVD/CDR・RWコンボドライブに交換 | ||
用意した物 | ||
本体機種 | NEC Lavie NX LT23(PentiumII 233) 64+128Mbyteメモリ。CD-ROM(x20 TEAC CD-220EA) |
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交換ドライブ | 加賀電子(TAXAN) 『FSCOMB』IEEE1394(i-Link)を分解し、ドライブ部(東芝SD-R2002)のみ使用 購入価格:\39,800(一般家電量販店にて) SD-2002(4R,4RW,6DVD)の詳細はこちら |
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交換作業手順 | ||
新旧各ドライブケースの分解 | ||
旧ドライブはパソコン本体に脱着可能タイプのためLavie用のケーシングと接続コネクターが取り付けられている。 また新ドライブは外付けタイプのため外装ケースとi-Linkインタフェース基板が取り付けられている。 |
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1. | 旧ドライブの横にあるビス6本をはずしてプラスチックのケースと金属製のコネクターカバーをはずす。 ドライブの背面のコネクターがささっているケーブルを抜き取る。 |
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2. | 新ドライブのスケルトンの外装ケースはツメではまっているだけなので簡単に分解可能 ただし背面のスイッチパネルは上下のケースにまたがって粘着テープ止めになっている。 下側ケースにドライブ部ブラケット止めビス1本と基板固定ビス4本があり、これをはずしてドライブ+基板の状態でとる。 基板とドライブは1.と同じ規格のコネクターで接続されており、抜き取る。ドライブの片側面にL型断面の金属ブラケットが2本のビスで固定されているので取り外す。 |
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新ドライブに旧ドライブのケーブルとケーシングを取り付け | ||
1. | 旧ドライブのケーブルを新ドライブの背面コネクターにさす。 新旧ドライブともにケースの取り付けビス穴の位置が同じなのでそのまま新ドライブに旧ドライブのケースを取り付ける。 |
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2. | パソコンのドライブベイに挿入してみる。フロントパネルは新ドライブのものになるので場合によっては干渉やデザイン上の問題がある。 今回の例では干渉は無いもののフロントパネルの横幅が約1mm小さかった。 |
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試運転 | ||
1. | パソコンの電源を投入し異音など異常がないことを確認する。 またアクセスランプが点灯するか、『マイコンピュータ』を開きドライブのアイコンがあるかを確認する。 |
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2. | 特にドライバーなどのインストールや設定などは無いが、新ドライブに付属のDVDの再生ソフトやCD・R/RWの書き込みソフトをインストールする。 これらのソフトはCD−ROMなのでインストールができれば最低限CD−ROMとしては異常無きものと判断できる。 |
以上 初めての作業ながら分解・交換に約15分、試運転が約10分程度で完了した。
この記事は投稿されたものをほぼ原文どおり、html化したものです。
いままで、ノートパソコンのCD-ROMドライブ変更は不可能と思っていたのですが、ATAPIで規格化されているらしく、コネクタや外形形状さらにネジの位置までが一致するようです。(TEAC->東芝製に変更でもOKでした)
唯一フロントパネルのデザインで不具合が出ることも有るようですが、奇抜なデザインのものを避ければ大丈夫だと思います。
最後に人柱となり、今回の記事を投稿していただいた、金沢のK氏に感謝いたしますm(__)m