最終更新日:2002/08/17
SH251使用記 戻る

今まで使用していた携帯電話(P209iS)が大分くたびれてきたのと、ドコモ関西地区でサマーキャンペーンと銘打って\10,000引の大特価セールを行っていたこともあり、久しぶりに携帯電話を購入しました。

今回カメラ付きのSH251iを購入しました。関東地区では、D251i、F251iの2機種も追加され選択肢があるのですが、関西地区ではSH251iしかなく(注:2002/07/30現在)、あちこちの掲示板で不評ですがあえて購入してみました。

基本機能の確認
1.電池の寿命
カタログ上は120分通話/250時間待受と最近の携帯に比べると寿命が短いです。しかし購入直後でうれしがってさわっている割には結構持つようです。約3日で電池残量が1目盛となりました。
2.画面の見やすさ
65,536色アドバンストTFTカラー液晶のおかげで大変きれいです。明るさも携帯一明るいと言われていたN503iSと同等です。外での視認性も抜群で、バックライトが消灯しても真夏の炎天下ではっきり見えます。
3.電話帳やメールの機能
電話帳はふた昔前の最低限の機能しかありません。登録件数は500件でメールアドレスも1件しか入りません。iモード初期のN501iと同等です。
メールも最低限の機能しかありません。一応複数のホルダが用意されていますが自動振り分けがなく、手動で一件ずつ移動させなくてはいけません。
新規メール作成は、左上のを長押しすることで作成画面に入れます。
4.漢字変換
なかなかいいと思います(前機種がP209iSですから)。
携帯電話では珍しくパソコンなみのインライン変換で23文字まで一気に入力できます。
学習機能も当然ありますし、連文節変換ができます(Windows標準のMS-IMEよりよっぽど賢いのでは)。”もーむす”と入れて変換すればちゃんと”モー娘。”になります
候補に出てこない漢字は音訓変換で探すことができ、その結果も学習されます。
さらに100個までの辞書登録も可能。
またOMRONのWnnのように、以前に変換した単語は先頭の一文字を入力するだけで変換できる機能もあります。

ただ504シリーズのような辞書をダウンロードする機能はありません。
5.着メロ
内蔵プリセット(変更不可)が10曲、内蔵プリセット(変更可)が10曲、iメロディが20曲の計40曲が使用できます。
音源チップはロームのBU8788KNかと思われます。32和音で503や504シリーズ用の着メロがそのまま使用できます。また着声も大丈夫です。自作は16和音もしくは8和音の切り替えで作成できます。
スピーカは右手で電話機を持ったときに、手のひらがスピーカBOXの代わりをするように配置されています。
6.内蔵カメラ
SH251iの一番の特徴なのがカメラ機能です。電話機を閉じている状態からは横のボタンでカメラモードに入り、そのまま押すとシャッターが切れ撮影できます。
開いた状態では、右上のでカメラモードに入り、真ん中のボタンでシャッターが切れます。
撮影したデータは自動的に保存されますが、失敗した場合にはすぐにを押すと保存されません。

あちらこちらでボロカスに言われているiショットですが、送られてきたメールには相手先の電話番号と画像が保存してあるURLが書いてあります。必要のないメールであればそのまま捨てることで無駄なパケット代を払うことはありません。
誰からのメールかが電話番号しか表示されていないのでわかりにくいのですが、メール本文に表示されている電話番号をクリックすると、携帯電話に登録されている電話番号の名前が表示されます。(Phone To機能)

SH251iで撮影したデータをドコモの携帯以外に送る場合は自動的に添付ファイルとなります。J-PHONEなどの他キャリアや一般の電子メールなどがそうです。

保存できる枚数は一番小さいサイズで画質を落として80枚と少ないです。

内蔵カメラで撮影した画質ですが、120x120のFineモードでも携帯電話で見るには申し分ないです。さらにこのサイズですと4倍までのデジタルズームが使えますのでアップで撮影もできます。
デジタルズームはカメラモード中にカーソルの左右で変えられます。また上下カーソルで明るさも変えられます。

撮影するサイズをLにすると、記録時間が最低8秒ほどかかります。何枚も撮影したい場合は約3秒で記録できるSのほうが良いでしょう。なお撮影するサイズを変更すると画質が勝手にNormalに戻るので注意しましょう。

この機種にはライトがついていますが、CCDの感度が高いため室内で撮影する際には全然必要ありません。
ライトのON/OFFはカメラモードで#を押すとできます

撮影したデータの削除は面倒です。すべて保護がかかるため、全件削除できません。一件一件削除するか、一件ずつ保護を解除して全件削除する方法しかありません。
7.iモード
iモードサイトを閲覧する際に便利な機能で、ページスクロールがあります。
閲覧中にマナーボタンで次ページ、メモボタンで前ページ移動ができます。
さらに、自動スクロール機能もあり、#ボタン長押しで下、*ボタン長押しで上にスクロールします。
できないこと
1.サブLCDとメインLCDに自分で撮影したデータやiアニメなどは別々に設定できません。
2.電卓はありません。かわりに家計簿のようなものがありますが足し算しかできません。
3.スケジュールは毎日と任意の日時がそれぞれ6件ずつしか登録できません。
4.カレンダー機能はありません。
5.辞書登録で半角文字は登録できません。(URLやメールアドレスなど)
6.着信音の長さは変えられません。


FAQ
1.絵文字はどうやって入れるの
マナーを押すと画面上部に入力文字の選択が出ます。その中の絵で入力できます。
ただこの状態では絵文字のコード入力となりますので、一覧表から選択して入力する場合はを押します。
2.改行はどうやって入れるの
文章の最後でしたら、の▼下を押します。途中に入れたい場合は0を何回か押すと出てきます。
参考:0のキーは,→.→0→改行の順にかわります。
3.英文字や漢字入力時に数字を入れたい
数字キーを何回か押すと、英文字のあとに数字がでてきます。
4./を入れたい
半角英文字モードで1を2回押すと入ります。
参考:1のキーは.→/→_→@→1の順にかわります。
5.URLによく使用される.co.jpやhttp://を簡単に入れるには
半角英文字モードで*を押します
参考:*のキーを押すと、.co.joやhttp://、www.、@などが出てきます。
6.~を入れたい
半角英文字モードで#を押し、一覧表から選択します。
7.”っ”や”ゃ”などの小さいひらがなを簡単に入れたい
大きいひらがなが表示されている状態で、メモを押すと小さいひらがなになります。
8.簡単にメールチェックしたい
これは裏技です。を2回押すとセンター問い合わせします。
9.相手の声が小さく聞こえにくい
の▲か▼を長押しすると受話音量の設定が変えられます。通話中でも可能です。
10.ダイヤルロックを簡単に
を長押しするとダイヤルロックがかかります。真ん中を押してを押すと、iモードのロックができます。
11.ワンタッチで伝言メモを設定
を押してからメモを押します。解除も同様に。
12.クイック伝言メモ
着信中にを2回押します。メモ釦を長押しする方法もあります。