最終更新日:1998/06/28
Librettoシステム再インストール方法 戻る

Libretto60までは、購入時にWindows95システムのバックアップがついていない為、購入後自分でFDDを用意しバックアップする必要があります。
しかし、時間とFDの枚数を考えますと、以下の方法で他のメディアにバックアップし再インストールする方が良いと思います。
すべてのユーザーで可能なやり方ではありませんが、該当するユーザーは試して見てください。


Part1 パラレルポート接続の外部記憶装置を持っている方

1. DOSレベルで認識できるドライバが添付されていることを確認します。
2. Windows95起動ディスクのバックアップを取り、そのディスクに前述のドライバをいれます。
3. 起動ディスクで立ち上げ、外部記憶装置が正常に読み書きできることを確認します。
4. LibrettoHDD内、CABのフォルダを丸ごとバックアップします。(約60MB)
5. 起動ディスクで立ち上げ、HDDをフォーマットします。
HDDの入れ替えなどで、領域確保(fdisk)から行う場合、ハイバネーション領域は自動的に確保されますので気にしないでください。(約30MB)
6. 4.でバックアップしたCABのホルダを丸ごと、Libretto50内HDDにコピーします。
なお、CABのホルダのファイルはすべて8+3のファイル名なので、普通のCOPYツールでコピーできます。
例)xcopy /s バックアップ LibのHDD
xcopyはCABのルートにも入っています。
7. コピーが完了しましたら、CABフォルダ内のsetupを実行します。


Part2 MS-DOS Ver6.0以降を持っている方で、もう一台DOS/V機がある方 

1. MS-DOS付属のinterlnk.exeを使用します。そのため、インターリンク用のパラレルケーブルを購入してください。
2. Libertto(以降Libと省略)とDOS/V機(以降、母艦と略)のパラレルポートをインターリンクケーブルで接続します。
3. MS-DOS起動ディスクに、interlink.exeとintersvr.exeをコピーします。
  Lib側 :起動後、intersvr.exeを実行
  母艦側:MS-DOS起動ディスクのconfig.sysにdevice=interlnk.exeを追加 して再起動
4. 母艦側、再起動で自動的にLibのドライブを追加表示しますので、LibHDD内のCABフォルダを母艦にバックアップします。
5. LibをWindows95起動ディスクで立ち上げ、HDDをフォーマットします。
HDDの入れ替えなどで、領域確保(fdisk)から行う場合、ハイバネーション領域は自動的に確保されますので気にしないでください。(約30MB)。この際、FAT32でフォーマットすると、interlnkが使えませんので注意してください。
どうしてもFAT32にする場合は、パーテーションを2つに切って、FAT16の領域(100MBもあればOK)を作成しておいてください。
6. 3.と同様にしてLib、母艦を立ち上げバックアップしておいたCABのフォルダをLibのHDDへコピーします。
7. コピーが完了しましたら、CABフォルダ内のsetupを実行します。