インストール


MySQL5のインストール

  最初にMySQLをインストールします。
  portsよりmake installで最新版(ベータ版)の5をインストールします。
  インストールがうまくいったら、/etc/rc.confに次の1行を追加します。
  mysql_enable="YES"
  webから接続するためのユーザを決めます。まず、rootのパスワードを決めます。
  # mysqladmin -u root password <新しいパスワード>
  という感じで設定します。
  # mysql -u root -p
  Enter password: **********
  でさっそくログインして、データベースの作成とweb用のユーザを追加します。
  以下の例は webuser というユーザで password というパスワード接続が可能になるはずです。
  mysql>GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO webuser@localhost IDENTIFIED BY 'password' WITH GRANT OPTION;
  mysql>\q
  実際に接続してみることにします。
  # mysql -u webuser -p
  Enter password: ********
  mysql>
  接続できるようになります。
  ダウンロードするパッケージは、この設定になってます。

IMAPのインストール

  WebMailの機能を利用するためにインストールします。
  portsよりmake WITH_SSL_PLANTEXT=yes installでインストールします。
  /etc/inetd.confを編集してimap4の所を利用できるように次のように編集します。
  imap4  stream  tcp  nowait  root  /usr/local/libexec/imapd   imapd

Apache21のインストール

  portsよりインストールします。
  Apacheの設定ファイルが/usr/local/etc/apache21/httpd.confにありますので、実行環境に合わせて変更します。
  FreeBSDの起動時に、apacheを自動起動するように/etc/rc.confに次の1行を追加します。
  apache21_enable="YES"

PHP5のインストール

  portsよりインストールします。
  いろいろconfigのオプションを聞かれますが、必要なものを付け加えてインストールして下さい。
  日本語環境のためのMULTIBYTEを追加しておきます。

PHP5-extensinosのインストール

  portsよりインストールします。
  いろいろconfigのオプションを聞かれますが、必要なものを付け加えてインストールします。
  日本語環境のMBSTRING、IMAP、PGSQLは最低限追加してして下さい。

  PHPをapacheで利用するために、apacheの設定ファイルを修正します。
  make installが終わると、次の行が自動的に書き換えられて、有効になります。
   LoadModule php5_module  libexec/ libphp5.so
  次の行を手作業で追加します。
   AddType application/x-httpd-php .php
   AddType application/x-httpd-php-source .phps
  index.phpインデックスとして扱えるように次の行を探して追加します。
   <IfModule dir_module.c>
     DirectoryIndex index.html index.html.var index.php
   </IfModule>

  以上で、設定が終わりましたので、次のようにしてapacheを起動します。
  # /usr/local/etc/rc.d/apache.sh start

  正常にPHPが動作するかを次のテスト用ファイル(/usr/local/apache/htdocs/test.php)で確認します。
   <?
    phpinfo();
   ?>

  Webブラウザから、http://サーバ名/test.phpのようにURLでアクセスして、
  PHPの情報が表示されればOKです。