最初にPostgreSQLをインストールします。
portsよりmake installで最新版の8をインストールします。
いろいろconfigのオプションを聞かれますが、必要なものを付け加えてインストールして
下さい。デフォルトのままでも大丈夫です。
インストールがうまくいったら、/etc/rc.confに次の1行を追加します。
postgresql_enable="YES"
その後、PostgreSQL用のデータベースを初期化します。
# /usr/local/etc/rc.d/010.pgsql.sh initdb
Success.と表示されれば、データベースの初期化が無事に行えました。
PostgreSQLのデーモンを起動します。
# /usr/local/etc/rc.d/010.pgsql.sh start
次に、ApacheからPHP経由でPostgreSQLを呼び出して使用するために、wwwのユーザを作成します。
rootより
# su pgsql
$ createuser www
このときに2つ質問がされます。データベースを作成する権限と、
新たなユーザを作る権限を与えるです。どちらもnと答えてください。
以上でPostgreSQLのインストールは完了です。
IMAPのインストール
WebMailの機能を利用するためにインストールします。
portsよりmake WITH_SSL_AND_PLAINTEXT=yes installでインストールします。
/etc/inetd.confを編集してimap4の所を利用できるように次のように編集します。
imap4 stream tcp nowait root /usr/local/libexec/imapd imapd
Apache21のインストール
portsよりインストールします。
Apacheの設定ファイルが/usr/local/etc/apache21/httpd.confにありますので、実行環境に合わせて変更します。
FreeBSDの起動時に、apacheを自動起動するように/etc/rc.confに次の1行を追加します。
apache21_enable="YES"
PHP5のインストール
portsよりインストールします。
いろいろconfigのオプションを聞かれますが、必要なものを付け加えてインストールして下さい。
日本語環境のためのMULTIBYTEを追加しておきます。
PHP5-extensinosのインストール
portsよりインストールします。
いろいろconfigのオプションを聞かれますが、必要なものを付け加えてインストールします。
日本語環境のMBSTRING、IMAP、PGSQLは最低限追加してして下さい。
PHPをapacheで利用するために、apacheの設定ファイルを修正します。
make installが終わると、次の行が自動的に書き換えられて、有効になります。
LoadModule php5_module libexec/ libphp5.so
次の行を手作業で追加します。
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps
index.phpインデックスとして扱えるように次の行を探して追加します。
<IfModule dir_module.c>
DirectoryIndex index.html index.html.var index.php
</IfModule>
以上で、設定が終わりましたので、次のようにしてapacheを起動します。
# /usr/local/etc/rc.d/apache.sh start
正常にPHPが動作するかを次のテスト用ファイル(/usr/local/apache/htdocs/test.php)で確認します。
<?
phpinfo();
?>
Webブラウザから、http://サーバ名/test.phpのようにURLでアクセスして、
PHPの情報が表示されればOKです。