FreeBSD2.2.5のインストール


tommyBSD設定一覧 FreeBSD2.2.5(現在でも職場で利用中)

ハードについて
Packard Bell Axcel P120というディスクトップ
今は会社自体もNECに吸収されてどうなったやら?

CPU Pentium100MHzに変更(元は120MHzでしたが、Penの75MHzをクロックアップ)
HDD 2Gに変更(元は1.2Gでしたが、クラッシュした)
FDD 1台追加(3モード用)
Memory 32M(元はSIMM 8M 2枚の16M、現在SIMM 16M 2枚)
LANカード2枚 NE2000コンパチ
HDD 1GにWin95、残り1GにFreeBSD2.2.5をインストールする。
BSDからDOS領域を認識するためには、Win95は、FAT16でしか認識しない。
バージョンの2.2.6以降からは、FAT32でも認識できる。

インストール
スタートカーネルビジュアルモードにて
 ネットワークカード ed0 アドレス0x240 割り込み 10
 ネットワークカード ed1 アドレス0x260 割り込み 11
 再起動時に設定する(bootとでているときに−cと押してconfigを設定する)
 マウス psm0 Enableにする

初心者向きでインストール

パーティションエディタでFreeBSDをインストールする場所を確保

マスターブートマネージャの選択
BootMgrを選択

BSDパーティションの生成
HDDが1G、Memoryが32Mでの場合の構成例
/    32M
swap  64M
/var  100M
/home  100M
/usr  残り

配布ファイルはXユーザーを選択してインストール
フォントはすべてインストール

DES暗号化ソフトウェアは不要

portsコレクションは不要(ほとんどパッケージ化されているため)

インストール終了後
ネットワーク機能のインストール
NetworkConfigurationの設定
ホスト名 tommybsd.tommy.ac.jp
ドメイン名 tommy.ac.jp
ゲートウェイ 192.168.0.***
ネームサーバ ***.***.***.***.***
TCP/IPアドレス 192.168.0.***
ネットマスク 255.255.255.0

IPゲートウェイ
FreeBSDをルータとして機能させた場合は、YES

FTPサーバ
YESにして、設定画面はそのままでOK
Welcomeメッセージを編集(適当でいい)

NFSサーバ、クライアントはUNIXマシンが他にもある場合は、YES

コンソールの設定
キーマップはJapanese106を選択

タイムの設定
タイムゾーンはアジアで日本を選択

マウスの設定
PS/2を選択

Xサーバは、インストールが終了後に再度設定する

パッケージも必要なものだけ再度インストールする

ユーザー登録
「ユーザー」アカウントの設定
Add User にて
ログインID tommy
グループ staff
パスワード ********
フルネーム Takashi Tomiyama
メンバグループ wheel
ホームディレクトリ /home/tommy
ログインシェル /bin/csh

rootパスワードの設定
********

FreeBSDユーザ登録は後で

以上でインストールは終了
再度設定する場合は、スーパーユーザになって
/stand/sysinstall

パッケージ(アプリケーション)について
fd
ja-samba
apache
wwwcount


環境設定ファイルについて
/etc ディレクトリ
rc.conf
 FreeBSDの起動時に読み込まれる環境設定ファイル
設定変更箇所
  network_interfaces="ed0 ed1 lo0"
  ifconfig_ed0="inet 192.168.0.***  netmask 255.255.255.0"
  ifconfig_ed1="inet 192.168.2.***  netmask 255.255.255.0"
ed0とed1のネットワークカードにIPアドレス割り振る。

samba設定ファイルの編集
#cd /usr/local/etc
#cp smb.conf.sample smb.conf
#ee smb.conf
編集例smb.conf
 ファイルサーバsambaの設定ファイル主要部分のみ
[global]
   comment = FreeBSD - Samba %v
   workgroup = higashitek
   printing = bsd
   printcap name = /etc/printcap
   load printers = yes
   guest account = nobody
   log file = /var/log/sambalog.%m
   dont descend = /dev,/proc,/root,/stand
   map archive = no
   status = yes
   public = yes
   read only = no
   preserve case = yes
   strip dot = yes
   security = share
   guest ok = no
   coding system = cap
[homes]
   comment = Home Directories
   browseable = no
   read only = no
   create mode = 0750
[printers]
   comment = All Printers
   path = /var/spool/output/lpd
   browseable = no
   printable = yes
   public = yes
   writable = yes
   create mode = 0766
[tmp]
   comment = Temporary file space
   path = /tmp
   read only = no
   public = yes
[higashi]
  comment = FreeBSD /home/higashi filesystem
  path = /home/higashi
  read only = no
  public = yes


sambaの起動
#cd /usr/local/etc/rc.d
#cp samba.sh.sample samba.sh
コピーして、リブートさせたらOK


プリントサーバの設定
lpdデーモンを起動させる
/etcの中の
rc.confの編集
 lpd_enable="YES" にする

printcapの編集
sh: プリンタヘッダバナーを印刷しない
mx#0: スプールファイルの大きさは無限にする を追加する
Windows側はプリンターの追加でネットワークプリンタを指定してプリンターのドライバーをインストールする
スプール用ディレクトリのモードも変更する


Webサーバの設定
環境設定ファイルの編集
#cd /usr/local/etc/apache
#cp srm.conf-dist srm.conf
#cp access.conf-dist access.conf
#cp httpd.conf-dist httpd.conf
#cp mime.types-dist mime.types

httpd.conf
Webサーバの機能を設定するファイル

http.confの編集
ServerAdminの変更、Webサーバ管理者にする

ServerNameの変更、tommybsd.tommy.ac.jp

Webサーバのデータ更新用のユーザの変更

/usr/local/www/dataディレクトリーにホームページデータを置く

各ユーザのディレクトリーには、
/public_html/ というディレクトリーを作成して、その中に
ホームページデータを置く

アクセスカウンタについて
wwwcountの設定ファイル
/usr/local/etc/Count/conf/count.cfg の編集
#BLOCK5
#Auth block
という部分のホスト名を削除する

カウンタの初期値を設定
/usr/local/etc/Counter/dataのディレクトリーに「***.dat」という
初期値を入れたファイルを作る、モードは666にする
カウンタの表示例
<img src=/cgi-bin/Count.cgi?df=***.dat>


Xウインドウの設定
FreeBSD2.2.5では、XF86Setupにパグあり、Xサーパヘシンボリツクリンク
を張れないので、XF86Setup前に次のようにSVGAにシンボリツクリンクを
張っておく。
#cd /usr/X11R6/bin
#ln -s XF86_SVGA X

そうでなけれぱ、設定終了後にビデオカードにあうドライパを選んで
シンボリックリンクを張る。
XF86Setupの実行
マウスの設定:PS/2を選ぴ、emulate3buttonsをクリツクし、
Applyボタンを押す。
キーボードの設定:Japanese106-keyとJapaneseを選択して、
Applyボタンを押す。
グラフィツクカードの設定:使われているカードを選び、
VideoRAMメモリサイズを設定しておく。
(細かい設定等は、分からない場合はなにも変更なしにする)
モニタの設定:マルチスキヤンモ二夕等を設定(モニタの仕様を確認)
すべての設定が終わったら、Doneボタンをクリツクし、Okeyボタンをクリツクする。
設定がOKかの確認として、RUN xviduneで細かい最終チェックをする。
そこでOKなら、Save the configuration and exitで設定ファイルを更新する。

Xwindowの起動
#startx
でXwindowが起動する。

XwindowをWin95のようにカスタマイズするには、
fvwm95のパツケージをインストールし、
#cp /usr/X11R6/lib/X11fvwm95/system.fvwm95rc /home/tommy/.fvwm95rc
というふうに自分のホームディレクトリにコビーする。

.xinitrc設定ファイルを作成し、モードは755にする。
作成例
xterm -geometry 80x24+0+0 &
kinput2 &
emiclock -geometry 140x140-0+0 &
xscreensaver -timeout 3 &
fvwm95

細かいセツティングは、.fvwm95rcの中を見ながら変吏できる。

Xwindowsで日本語を利用するには、
.cshrcという設定ファイルに次の1行を追加する。
setenv  LANG ja_JP.EUC

日本語を利用したテキストエディタがほしい。
muleのパツケージをインストール
cannaのパツケージをインストール
cannaの設定:ATOKに似せるには、

#cp /usr/local/canna/lib/sample/just.canna /home/tommy/.canna
とサンブルファイルを自分のホームディレクトリにコビーする。
そのファイルを変更すると変換方法等を変更できる。

cannaがあるよということを知らせるファイルを作成する。
.emacsを作成する
(if (and (boundp 'CANNA) CANNA) ; Is it CANNA MULE ?
    (progn
      (load-library "canna")
    (canna) ))

日本語の表示可能なja-Ktermというpackagesをインストール
実際に日本語を表示させるには、
.Xdefaultsを作成する。
KTerm*scrollBar:        on
KTerm*KanjiMode:        euc
KTerm*VT100*translations: #override Shiftspace: begin-conversion(JAPANESE_CONVERSION)

日本語変換の実際
#mule &
muleを起動し、Ctrlキーを押しなからoを押すと日本語か使えるようになる。

ファイル管理ツール(xfm)
xfmパッケージをインストール
#cp -R /usr/X11R6/lib/X11xfm/dot.xfm/ /home/tommy/.xfm/
ホームディレクトリにコピーする。
#xfm &
でxfmが起動する。

DOSの領域を認識させる
/etc/fstabというファイルに次の行を迫加する。
/devwd0s1 /dos msdos rw 0 0
/dosというディレクトリも作成しておく。

mtoolのインストール
MS-DOSのコマンドを利用できる。


ネットスケーブコミュニケーター4.02のインストール
FreeBSD2.2.5(LASER5出版)のDisk2を利用して
#mount /cdrom
#cd /cdrom/Netscape/packages
#sh .install.sh
で、インストールする。