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■『もののけ姫』字幕付き上映

一人でも多くの人に『もののけ姫』字幕付きを観てもらおう!

平成9年11月22日()〜24日(月) 東宝公楽(京都)

入場者数合計780人(大人567人、子供213人)大成功!

★『もののけ姫』字幕付き上映、東宝公楽との交渉結果報告及、東映字幕付き『現代仁侠伝』上映のお知らせ
◆『もののけ姫』字幕付き上映、11/22.23.24の朝1番のみ
 初めてお知らせする方もおられますが、これまでご連絡していましたように、現在東宝公楽で上映されています『もののけ姫』の字幕付き上映をお願いするため10/19に親の会品部さん深田さん、H-aid坂部さん飛騨さん亀田が支配人と交渉を行いました。
 その結果やはり字幕付き上映は一般のお客さんの迷惑になる(はっきりいえば)という東宝の考え方は厳しく、10/25の大阪堺市の上映と同じように朝1番8:30〜1回のみ、11/22().23().24()の3連休、3回上映となりました。ほとんど貸切という形になります。座席数は509席ですから全部で1500人ほど入れることになりますが、朝早いため遠方には不便な形となっています。東宝としては3回上映となるとある程度の動員を期待されますので、最低200〜300人が動員目標となってきます。
 18日字幕上映会反省会の際に、親の会・コスモス・京産大・H-aidで打ち合わせを行い、実行委員会を作りましたが、こちらの希望の22日1日中字幕付き上映(この日を希望したのは12月に入ると中学校の期末試験が始まるため)と違ってきましたので、段取りは次のように変更になります(担当者名敬称略)。
【広報】
まず、動員のために出来るだけのことをする。
チラシ作成→深田、東宝公楽から頂いたパンフレットを元に作成、印刷。親の会の他、聴障団体関係(H-aid担当)3000枚を配布
ポスター→記録的なロングランのためポスターの在庫がないとのこと。チラシ作成の為に頂いたパンフを4つ切大に拡張コピーして、聾学校、難聴児学級、聞こえの教室など教育関係、聴言センターなど聴障関係者が集まる場所に貼っていく。
 また各々の団体に呼びかけていく。親の会の他、難協青年部に中心になってもらうだろう。新聞社へも記事掲載の依頼(深田担当)を行う。11/8に再度打ち合わせるので、このとき取材にきてもらうよう依頼する。
【機材】
機材設置全般の担当は坂部。劇場側の話では、映写機は映画館によって癖があるため映写時間が少しづつ違うとのこと。そのため投影の時、ずれがないよう前もって録音して、それを聞きながらの練習が必要になってくる(実際の上映の場での練習は認めてもらえないため)。録音は品部、それを産大の人に渡して練習してもらう。字幕ビデオは大阪での上映後手にはいる予定。
実際に投影しての機材の位置などの調整は1週間位前から最終上映後の時間を使って、行う。また朝1番の上映毎にプロジェクター、磁気ループを毎日設置片付け(朝は7時から入れるので準備できるが、片付けは次の上映が始まるまでの15分間で行う)をしなければいけない。
プロジェクター→親の会で借りられるところを探している。まだ見つからないが必ず借りられるようにする。
運搬はH-aidが担当、設営片付けは磁気ループはH-aid、プロジェクターは産大が主に担当して、時間が無いので、親の会も出来るだけ手伝う。磁気ループはできれば3台準備したいが当日他の行事もあるため借りられるだけ借りる。
3連休毎朝早くに準備をするため大変ですが協力お願いします。
【入場】
入場料は聴障児者とその付き添い1人まで、大人 1,000円 子供(5〜15才)800円、付き添い2人目は大人1,500円。
入場はお金の回収をこちらできちんとしてほしいとの劇場側の希望で、受付は別に作る。親の会は前もって申し込んでもらってお金の回収をすませておき、当日親の会専用の受付にきてもらう。それ以外の関係者の受付はH-aidが担当して入場料を徴収する。聴障かどうかの判断は手帳、チラシ持参でする。あまり厳密にはできない。
【次回打ち合わせ】
18日の打ち合わせと内容が違ってきましたのと、動員についての報告会をもつために11/8()聴言センター第1研修室で2時から打ち合わせを行いますので、参加お願いします。
産大の方の担当については坂部さんから詳しく説明お願いします。
チラシ配布については、難協は機関誌、あいんすだより発送に間に合わせるようにします。その他の団体については、飛騨さんから仕分け配布します。
運搬、磁気ループ設置、当日の受付はH-aidが担当ですので多くの人手が必要ですから、できるだけ時間を空けておいてください。チラシ作成などにかかる経費については実行委員会で割り振ることになる予定。
◆東映『現代仁侠伝』字幕付き上映11/8()にあります。
これまで大宮東映での字幕付き上映は広報など行っておりませんでしたが、『失楽園』の後、京都での上映が一時打ち切られ『ライ・ライ・ライ』から再度字幕付き上映されるようになりましたので、19日に支配人にお会いして相談し、京都ピカデリーと同じようにチラシ作成配布(亀田が作成中)、磁気ループ設置をしていくことになりました。
次回字幕付き上映は11/8『現代仁侠伝』(いかにも東映的な映画です)、11/7の晩設置、11/8の晩片付けを行います。坂部さんにまず音声入力方法を考えるために機械を見てもらい、当日は石神さんに接続をお願いします。H-aidは設置準備片付けの手伝いをお願いします。『もののけ』の打ち合わせと重なりますが、京都での上映を続けていくために必要な努力ですので、お願いします。

★「もののけ姫」 字幕付き上映準備速報(vol.1 97.10.27)
東宝公楽での『もののけ姫』字幕付き上映が決定して一週間になりましたが、11/8に聴言センターで予定しています打ち合わせまでにも動きがあればお伝えしていき、連絡を取り合っていきたいと思います。ここでお知らせしたこと以外に情報やお問い合わせ等ありましたらご連絡ください。
今回は、親の会深田さん、奥村さん、カンガルー会野下さんなどから頂いた情報を中心にお知らせします。
【広報】
●ポスター貼りが始まっています。みぶ身障者会館、青少年活動センター、聴言センターにはすでに貼り出されています。
●青年部の「あいんすだより」発送が11/25で、チラシの印刷が間に合いませんでしたが、とりあえずポスターを縮小コピーしたものをチラシとして同封して発送完了しました。
●そのチラシは現在印刷にかけておりもうすぐ出来上がる見込みです。来週始めまでには配布開始します。聴障団体関係では、京都難協(府・市)京都聴障協(府・市)要約筆記かたつむり、手話学習サークルみみずく、滋賀難協などに配布予定ですが、他にチラシが必要な方はご連絡ください。
●親の会奥村さんから、関西の聴障関係者の主に親睦団体として広く活動している「レッドベレーズ」(会員数約1000人)の機関誌に『もののけ姫』字幕付き上映のお知らせを掲載していただくことになりました。
●大阪堺市での上映が25日に行われ、その簡単な報告をこの後しますが、大阪での上映実行委員会事務局長の野下さんより、堺市での上映に入れなかった方など、広く広報していただけます。
●難協青年部が広報だけでなく当日の準備なども協力してもらえることになりそうです。朝早い時間に受け付け、設営、片付けとできるだけ多くの人の協力を必要としますので、大変ありがたいです。
【大阪堺市堺東宝での上映】
●大阪の堺東宝での上映は、109名の動員(内中学生以下55名、高校生以上54名)で、100名定員の会場は満席のようでした。字幕と映画のズレは許容範囲内で、それほど気にならなかったとのことです。京都から深田さん奥村さんが行かれ、大阪の実行委員会の方の話を参考にされたようです。京都から1時間30分ぐらいはかかりますので、上映に間に合うように出るとすれば7時には出ないといけませんから、京都での上映も遠方の方にはやはりきついと思います。大阪も同じですが、東宝側が一般上映時間での字幕付き上映を認めていただけませんでしたから、厳しいです。
【京都新聞社社会福祉事業団へ助成申請】
チラシ印刷やポスター制作に結構お金がかかりますので、親の会の品部さんから京都新聞社社会福祉事業団助成金を申請予定です。もし認められましたら2万〜3万円ほど助成していただけるかもしれません。
【機材の準備】
●プロジェクターを貸していただけるところが見つかりました。深田さんの関係で洛星高校のものをお借りできることになりました。かなり性能は良いものの様です。11/11に実際に投影して試験の予定です。
●字幕送りの練習のために10/29に録音、字幕ビデオは大阪の上映の後に頂いていますので、その後産大の方達に練習していただきます。

★「もののけ姫」 字幕付き上映準備速報(vol.2 97.11.7)
チラシも刷り上がり、配布が順調に進んでいます。8日の打ち合わせでは当日の準備について細かくご相談したいと思いますので、参加される方は報告や話し合いたいこと、確認したいことのレジュメを作成お願いします。
【広報】
●チラシが5,000枚11/1には出来上がり、この日行われた聴覚障害教育京都フォーラムでまず配布されました。
●聴障関係団体では、手話学習サークル「みみずく」の支部長会議11/4に650枚、聴障協理事会11/8に700枚、滋賀難協(石倉さん)宛へ11/6に100枚郵送、市難協理事会11/9に400枚など配布が順調に進んでおり、親の会の方もほとんど配布完了しました。
●直接関係している団体以外にも呼びかけが広がっています。奥村さんから、奈良ろう学校PTA、滋賀聾話学校、草津市役所、全国ろう学生懇談会にも呼びかけていただくとの連絡をいただきました。
●府難協の山口さんが京都新聞のネット「情報BOX都大路」の特ダネ情報館へ字幕付き上映の情報を入れていただきました。
【大阪堺市堺東宝での上映】
●大阪の堺東宝での上映報告がカンガルー会(難聴のお母さん方のサークル)のホームぺージ(http://www.sannet.or.jp/userpage/mgoto/sinema.html)に詳しく載っています。アンケート集計結果を11/5に野下さんから送っていただきましたので、打ち合わせで配布しますが、HPでも見られると思います。
【京都新聞の記事】
●深田さんの所へ電話で取材がありましたが、簡単にお答えして11/8に取材にきていただくようお願いしたところ、取材された記者の方の思い込みだけで記事にされてしまいました(少しだけ聞いて全部聞いたつもりになって思い込むのは難聴者だけではないようです)。字幕付き上映が東宝が初めてのように書かれていますので、飛騨さんから東宝ではなく東映や松竹で字幕付き上映があたりまえになっていることを説明していただきます。
【機材の準備】
●11/11にプロジェクター、磁気ループなど機材の試験を行う予定です。当日の参加者、運搬など細かいことも11/8に打ち合わせます。

★「もののけ姫」 字幕付き上映準備速報(vol.3 97.11.14)
11/8に実行委員会打ち合わせを行い、22日から始まります字幕付き上映準備について、役割分担や準備の日程など決めましたが、11/11の東宝公楽でのプロジェクターと磁気ループの設置設営試験を行い、その結果22日からの字幕付上映設営準備の日程が大きく変わりましたので、要員の方々は予定の変更をお願いします。
【11/8の打ち合わせ報告、及11/11の試験時決定事項】
●参加者
11/8打ち合わせ
  親の会4人、コスモス1人、産大3人、青年部4人、H-aid4人、個人1人
11/11字幕投影、磁気ループ設置試験
  親の会2人、コスモス1人、産大3人、青年部2人、H-aid7+1人
●当日までに準備するもの()内は担当者
・プラカード(奥村) 「磁気ループを設置しています」「おつりはないようにお願いします」「すみやかに退場をお願いします」「カンパをお願いします」(箱は前田、プラカードは武雄)   
混雑が予想されますので、一目でわかるよう掲示します。
・名札、リボン(新谷) 案内役3人(親の会)には名札を、その他の要員にはリボンを付けて観客と見分けをつけます。要員は入場料は不要となります。
・受付での準備物 受付マニュアル(深田)、つり銭用現金(奥村)、東宝宛感想要望はがき兼入場券(武雄)、解説チラシ(亀田)
受付は劇場側が机を2台用意していただけますので、1台に2人づつ2組、2台の机に8人、劇場の受付に2人1組合計10人受付要員として配置します。はがきは、大人1000円子供800円一般1500円の3色つくり、入場券代わりにして、入場していただいた人が切手を貼って、東宝本社宛へ『もののけ姫』の感想や字幕付き映画の要望を出してもらいます。
尚、東宝公楽から連絡があり、字幕付き上映中は聴障関係者以外の一般の観客はお断りするはり紙を張出すそうです。
【機材設営】
●11/11にプロジェクター、磁気ループなど機材の試験を行った結果、機材の設営日程が大きく変わりました。磁気ループ設置は21日の夜9時からになります。毎日磁気ループを設置片付けするのは大変なので、山田さんや深田さんが3日間設置できるよう頑張って交渉してくれた結果、劇場側から承諾をもらえましたので、21日の夜磁気ループを設置、24日の夜片付けます。
磁気ループ設置要員としてお願いしていた方々は、字幕付き上映期間中朝早くと字幕付き上映が終わってつぎの映画が始まる短い休憩時間ではなく、21日の夜と24日の夜にお手伝いお願いします。
プロジェクターの設置は予定通りですが、字幕を調整するのに時間がかかりそうですので、21日の夜最終的に再度調整の予定です。プロジェクターは高価なものなので、劇場に置いたままにはしません。また、プロジェクターの設営調整はプロジェクター担当の石神さんと産大の方だけで大丈夫と思います。運搬については個別に再調整します。
【受付要員】
●先に説明しましたように受付は毎日10人配置します。
22日〜24日の間、親の会から5人、青年部2人、H-aid3人が要員配置します。集合時間は7時50分です。
【準備集合日程】
●もう一度集合日程時間を確認します。
・11月21日夜9時集合 磁気ループ設置、プロジェクター調整
・11月22日〜24日朝7時50分集合 受付要員
・11月24日夜9時集合 磁気ループ片付け
プロジェクター字幕調整は21日の再調整後、毎日の設営にどれぐらい時間がかかるか予想ができてから朝の集合時間を決めます。
【広報】
●朝日新聞11/13の夕刊に、催し物紹介コーナーで小さいですが、掲載されました。

野下さんからの情報で、ニフティの障害者フォーラムに字幕について全要研の下出さん等の書き込みがあるそうです。アクセスできる方は注意して見てください。

★「もののけ姫」 字幕付き上映準備速報(vol.4 97.11.25)
字幕付き『もののけ姫』の22日〜24日の入場者数は朝8時30分上映にもかかわらず、遠く綾部市や神戸、奈良からも朝5時に家を出たという方もあり、合計780名の動員で、それだけ期待が大きかったようです。
内訳は次のようになります。
22日 1000円(聴障者とその付き添い1名まで)…153 800円(中学生まで)…83 1500円(一般)…24
23日 1000円(聴障者とその付き添い1名まで)…148 800円(中学生まで)…77 1500円(一般)…26
24日 1000円(聴障者とその付き添い1名まで)…177 800円(中学生まで)…53 1500円(一般)…21

22日は親子の観客、23日はろう協関係と思われる観客、24日は青年部や大学関係の観客が多い傾向がありました。
カンパも東宝公楽様からの3万円を始め、合計13万以上あり、名古屋へのお礼もできます。
詳しくは、後程しますので、とりあえず入場者数をご報告します。
【『もののけ姫』字幕付き上映会反省会】
反省会を以下のとおり行います。会場で聞いた感想や反省点など、できるだけレジュメにまとめてご参加お願いします。
11/29()午後2時〜  聴言センター 第2研修室
東宝が現在制作している字幕入プリント上映日程も関西以外は決定しています。京都の上映が終わって関西の上映日程場所もこれから周知されると思います。

会場内磁気ループ設置席など
会場内磁気ループ設置席など(写真提供:親の会奥村氏)

終了後、多くの人がカンパしてくれました!
終了後、多くの人がカンパしてくれました。


★11/22〜24ビデオ字幕付『もののけ姫』上映会反省
11/30にビデオ字幕付『もののけ姫』上映の反省会がおこなわれました。入場者数の報告は次の通りです。
 11/22 大人187人 子供83人 合計270人
 11/23 大人174人 子供77人 合計251人
 11/24 大人206人 子供53人 合計259人
3日間で、大人567人 子供213人 合計780人

カンパは3日間で13万円以上あり、この中には東宝公楽様からのカンパも含まれています。
京都新聞社社会福祉事業団からの助成金も合わせまして、『もののけ姫』の上映の経費(チラシ・ポスター製作費、郵送費、謝礼等)を差し引いても残りますので、それほど多いわけではありませんが、残ったカンパの使い道については今後の字幕関係の活動に使用させていただき、お金の管理は“コスモス”でしていただきます。
入場券代わりにお渡しした葉書の返送は100枚ほどあり、コピーをとって聴言センターのビデオ制作室に置き、はがきは親の会深田さんから東宝関西支社へ送っていただきました。はがきの主な内容をご紹介するためアンケートのコピーを確認しようと思いましたが、聴言センターにあるはずがみつからず、今探していますので、次の「お知らせ」で詳しく紹介します。
[準備]
●はがきの宛先を当日になって変更(東宝から直接会社へ送ってもらうのは困るので、こちらでまとめてから送ってほしいとの連絡が前日になってありました)したりして、大変だったが、大きな問題もなく対応できた。
●当日の受付などの説明がうまく要員全員に伝わっていない(聴障者のコミ手段が人によって違うことがよく理解されていない面があった)。
●磁気ループの位置や入場料、退館のお願いなどのプラカードが、入場した人達にわかりやすく大きな混乱もなかった。
●磁気ループの設置場所が会場で一番よい位置(これは3台準備したループの中に使えないものがあったため結果的に狭い範囲に1台しか設置できなかったため)なので、補聴器を使わないろうあの人から難聴者に一番いい席を優先させてずるいと苦情があった。
●京都市以外の人に多いようだが補聴器の「T」の機能をよく知らない人が結構いた。これからきちんと説明できるようにしておく必要がある。
[字幕]
●ビデオ字幕は映画に合わせるのが大変(映写機には全部癖があって違うと映写時間も違ってくるようです)、今後プロジェクター投影で字幕付上映する場合は、練習する時間さえあればパソコンで字幕送りするほうがきちんと合わせられるので、この方法で行いたい。また、「再生」などの文字が出てしまったので、出ない機種を探したが、なかったので仕方がなかった。(産大)
●字幕は縦にしか出せないのなら、左側より右側のほうが読みやすい(文字を右から左へ読んで、また右のスクリーンに視線を戻すのは疲れる)。
[その他]
●準備は大変だったが、多くの人達に来て喜んでもらえたので、今後も是非機会があればやりたい。
●これだけ多くの人に来てもらえたのは作品の力もあるが、関わった人達の頑張り協力もある。関係をこれだけに終わらさせず、今後も聴障者福祉の向上の力としていきたい。

 このお知らせを1/5までにするつもりでしたが、ハガキアンケートを探していて遅れてしまい、京都での字幕スーパー付上映が終わりました。入場者数はカウントをとっておらず、1000円入場者はシニアも入るのでわからないようです。これは松竹で字幕スーパー付上映が始まった時に聞いたことと同じで、特別にカウントすることは手間になるので、確かな数字はわかりません。副支配人のお話しでは、顔見知り(前回のビデオ字幕で来られた方)も何人か入場されたようで、それなりに入っているのではとのことです。
 感想を述べますと、やはり字幕スーパーでの方が映画に集中できて見やすいということです。字幕は要約してあるようで、これまで字幕制作してきたボランティアの人の話しではかなり上手に要約しているそうです。また、漢字にルビが少ないのが気になりましたが、音の説明が音を全く知らないろうあ者も配慮した説明の仕方で(少しシナリオト書きみたいと感じましたが)、かなり聴障者に詳しい方が字幕制作されているようです。映画の始めに日本生命の名前がでますから、今回の字幕は日本生命がスポンサーとなっていただいたのかもしれません。松竹はキリン財団がお金を出していますので、今後東宝へ要望を出す場合、日本生命にも引き続きお金を出してもらうようお願いする方法もあると思います。