注意! コンピュータウイルスについて
   
京都難聴者協会青年部ML/全難聴青年部MLにコンピュータウイルスが侵入!!
平成13年11月21日未明、京都難聴者協会青年部ML/全難聴青年部MLにコンピュータウイルスが侵入したことが判明しました。
コンピュータウイルスの再発をふせぐため、皆様のパソコンに入っているファイル/メールのウイルスチェックを再度厳重にしていただくようお願いいたします。 以下に、ウイルスのまめ知識(この機会にウイルスを広げないためにも正しい知識と対処方法を覚えてください)、ウイルスチェック、削除方法、感染防止対策を記載しましたので、ウイルスチェック、駆逐をよろしくお願いいたします。
 
コンピュータウイルスについて
コンピュータウイルスとは、悪意のあるプログラムです。
多くのプログラムはワープロや表計算、ゲームなど役に立つ目的のために作成されていますが、ウイルスはデータの破壊や蔓延することによる被害を楽しむ愉快犯により作成され、毎年いろいろなウイルスが発生しているのです。 多くのウイルスは1つのパソコンに感染すると、メールや着脱式媒体(FDやMOなど)により他のパソコンへ感染するように作成されています。
そのため自分のパソコンが感染していることを知らずにメールやデータのやりとりを行うと、友達や取引先にウイルスを広げてしまう可能性もあります。
自分のパソコンを守ると同時に他のパソコンへウイルスを広げないためにも、正しい知識と対処方法を身につけておく事が重要です。
 
ウイルスの感染経路
コンピュータウイルスの主な感染経路としては以下の2つが考えられます。
1.ホームページ閲覧時やメール受信時に感染する。(特に添付ファイルを開く時に感染する。)
2.他のコンピュータで使用したフロッピーディスクやMOディスクなどの内容を開いた時に感染する。

最近では、特に
1のパターンで感染するウイルスが流行っています。
 
ウイルスに感染しないためには?
1.メールを受け取る時にスキャンする。メールの不信な添付ファイルは開かずに削除する。
知らない人からのメールに添付ファイルがある場合は開かず削除する。ただし、ウイルスによっては知り合いのメールに付着(添付)して広がるタイプも多いので注意が必要です。
2.常にウイルスチェックを行う。(パソコンに常駐して監視することをお勧めします。)
ほとんどのパソコンにはウイルス駆除ソフトがインストールされています。ウイルスチェックを常駐すると、ファイルの読み書き時やメール送受信時にウイルスの感染有無をチェックし、駆逐してくれます。ただし、新種のウイルスは常に発生していますので、チェックプログラム (ウイルス定義ファイル)の自動更新することをお勧めします。
【ウイルス駆除ソフトのアップデート】
アップデートを実行すると、自動的にウイルス駆除ソフトの開発会社のコンピュータへ接続し、最新のウイルスチェックデータと駆逐プログラムのダウンロード(取り込み)が行われます。この際インターネットを経由しますので電話線を繋ぎインターネットに接続しておく必要があります。
3.パソコン内の全データを定期的に完全チェックを行う。(システム完全スキャン)
ハードディスクのすべてのファイルやメモリーの内容まで、ウイルスの感染有無をチェックし、駆逐してくれます。ハードディスクの容量により、作業に数時間かかることがあります。
 
ウイルス駆除ソフトについて
1.パソコンにセットされているウイルス駆除ソフトは有りませんか?
パソコンを買ったときに期間限定版が添付されている場合ありますが、最新のプログラムにバージョンアップしておかないと、最新のウイルスを駆除してくれません。
2.ウイルス駆除ソフトの更新期限を過ぎていませんか?
ウイルス駆除ソフトは、多くの場合、1年間ぐらいの期間毎のサービス。あるいは150日限定版などをお使いの方は、サービス更新手続きをとられるか、新しいパッケージを購入して対応してください。
3.ウイルス駆除ソフトを購入し、セットする。
お持ちでない方は、この機会にぜひ購入されることをお勧めします。最近のウイルス被害を対岸の火事と思わず、自らの財産を守るためにもウイルス駆除ソフトを手に入れてください。
4.データのバックアップを取る習慣をつけましょう!
最悪の場合でも、パソコンのプログラムなどは、セットアップディスクなどを使って、買ってきた状態にまでは戻すことは可能です。しかし、デジカメで撮影した画像データや、業務で使うエクセルのデータなどは、意識してCD-RWなどへバックアップしておかないと、取り返しのつかないことになります。ぜひ、定期的にバックアップを取る習慣をつけましょう。
【代表的なウイルス駆除ソフト】
McAfee VirusScan(マカフィー ウイルススキャン):マカフィー社
NORTON AntiVirus(ノートン アンチウイルス):シマンテック社
ウイルスバスター:トレンドマイクロ社
 
ウイルスに感染したら
1.ウイルス駆除ソフトがある場合は・・
ウイルス駆除ソフトを実行するだけで駆逐されます。もし、駆逐できなければ最新の状態にアップデートして再度チェック実行しましょう。
2.ウイルス駆除ソフトがない場合は・・
インターネットのホームページにはウイルスの駆逐プログラムを無償で提供しているページがたくさんあります。感染したウイルスの駆逐プログラムをダウンロード(取り込む)して実行することにより駆逐できます。
【ウイルス駆逐プログラムのダウンロードページ】
マカフィー社 http://www.nai.com/japan/
シマンテック社 http://www.symantec.com/region/jp/downloads/index.html

トレンドマイクロ社 http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/freetool.asp
 
世代凶悪ウイルスの特徴及び感染防止対策について
新世代区悪ウイルスは、メールを受け取ったり、本文を開いたりするだけで自動的に感染するということは無く、ウイルスを含む添付ファイルを開くことにより感染します。
ただし、このウイルスから送信されたメールは、送信エラーメッセージに見せかけたり、送信元を偽っているので、知人や企業からのメールであっても注意が必要です。

★ウイルスの最新情報は・・・
【新種ウイルス情報/セキュリティホール情報】
マイクロソフト社 セキュリティ情報 http://www.microsoft.com/japan/technet/security/
マカフィー社 ウイルス情報 http://www.sourcenext.com/mcafee/virus/
シマンテック社 セキュリティレスポンス http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/
トレンドマイクロ社 ウイルス情報 http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/

対策方法は・・・
1)英語表記の不審なメールは決して添付ファイルを開かずに、メールごと削除してください。送信元を偽っている可能性があるので、知人や企業からのメールであっても注意が必要です。
2)ウイルス駆除ソフトを常駐して、ウイルス感染の有無を自動チェック/駆除できるようにして下さい。また、最新のウイルスパターンファイル(ウイルスを発見する為の情報ファイル)にアップデートしたワクチンソフトで検査を行い、感染の有無を確認して下さい。発見された場合はウイルス駆除の処置をして下さい。
3)最新のインターネットエクスプローラとアウトルック(メールソフト)にアップデートしてください。
4)アウトルック(メールソフト)で自動プレビューをしないように設定してください。