=近畿・全国から118人参加!= ありがとうございました。
大会テーマ:『21世紀に向かって、築いていこう!』−聴覚障害者の願いを…−
開催期間:平成10年10月24日(土)〜25日(日)
場所:ハートピア京都、京都市北文化会館
宿泊場所:ルビノ京都堀川
●記念講演
”聴覚障害者にも笑いを… 〜字幕寄席の実現〜”
講師:吉本興業株式会社 企画開発部 チーフプロデューサー 田中 宏幸氏
桂 文時(かつら ぶんどき)さん(落語)
吉本興業が企画した”字幕寄席”について、何故このような企画をたてたのか? 企画を進めるにあたって苦労したこと、これからに向けて抱負などを語って
いただきました。また、字幕による寄席(落語)の実演も行われました。字幕にあたっては、パソコン要約「はやとくんの会」に協力していただきました。
記念講演感想
●分科会
初級講座…行事に参加して何を知り、何を得たいか?(初めての人向けの講座)
司会:池本 拓(京都難聴者協会青年部)
サブ司会:稲見 大地(京都難聴者協会青年部)
助言者:呉竹 一人氏(京都府難聴者協会事務局長)
内容:難聴青年が中心に行っている行事は、聴障青年の集い、活動者研修合宿、ソフトボール大会などがあります。それらの行事にあなた達が参加して、何をを知り、何を得たかを皆さんで出し合いました。
この後、「ある行事に参加して良かった!」の雰囲気を出していくためにはどうすればいいかを討論しあいました。
福祉講座…国/地方自治体からどんな援助を受けられるか?
司会:戸島 直美(兵庫県難聴者福祉協会青年部)
サブ司会:出口 友規子(滋賀県中途失聴難聴者協会青年部)
助言者:根岸 信洋氏(京都市聴覚言語障害センター高齢福祉部)
内容:皆さんの地元では、どのような援助(福祉制度など)が受けられますか?また、認められなかった例はありますか?など、各地域の状況を出し合いながら国や自治体の福祉制度について勉強しました。
情報保障講座…高度情報化の現状について
司会:赤井 久益(奈良県中途失聴難聴者協会青年部)
サブ司会:石倉 幸治(滋賀県中途失聴難聴者協会青年部)
助言者:山下 剛氏(京都難聴者協会青年部)
内容:我々聴覚障害者にとって情報をより身近なものにしてくれたのが、情報の文字化(例えば、FAX、字幕放送、文字情報ラジオ、文字携帯電話など)ではないでしょうか?それらの情報機器をよりよく利用するための方法について皆さんで出し合いました。
この後、聴覚障害者の情報保障のあり方、どういった形で取り組むか、行政に対してどのような形で要望していったらいいのかを討論しあいました。
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