京都難聴者協会青年部とは? |
●代表者:大下 久樹(青年部長) ●問い合わせ先:京都市聴覚言語障害センター気付 京都市中途失聴・難聴者協会事務所内 〒604‐8437 京都市中京区西ノ京東中合町2 FAX:075-841-7771 京都市聴覚言語障害センターの所在地マップ ●設立年:昭和50年 ●会員数:44名(平成16年4月現在) |
■このマークをご存知ですか? |
手で合図してください 耳が不自由です
「耳のシンボルマーク」です! |
■京都府難聴者協会の紹介 |
京都府難聴者協会は、京都府下の中途失聴・難聴者(以下、中失・難聴者と記す)の自助団体です。 社団法人 全国難聴者・中途失聴者団体連合会(略称:全難聴)に加入しており、全難聴を通して、国際難聴者連盟(IFHOH)に加盟しています。 京都府には、18の支部があり、会員は約200名です。中失・難聴者は人口の約5%といわれており、70歳以上の高齢者の二人に一人は難聴といわれています。府下には、約2万人の中失・難聴者がいると私たちは考えています。会員が大変少ないのは、他の障害に比べて分りにくい障害で、自分の殻に閉じこもる障害の特性から自立や社会参加が遅れているためです。 私たちは会員の拡大に取り組んでいます。もし一人ぼっちの中失・難聴者をご存知でしたら協会への加入をお勧めください。 【主な活動】 ・中失・難聴者のためのリハビリ教室 京都市聴言センター、市町村と協力して、府下各地で補聴器の相談、購入や補聴器の調整の仕方、体験の発表など難聴者に必要な知識を習得して貰う教室を開催し、必要な知識が届くように努力しています。又難聴者の自立や社会参加にとって、とても大切な仲間つくりを支援しています。 ・聞こえの保障を求めて 府下各地で要約筆記者ボランティアの養成講座、派遣制度の充実を求めて活動してきました。現在要約筆記のサークルは京都市を除き31サークル、約300名までになりました。難聴者の社会活動に欠かせない要約筆記ボランティア活動に取り組んでいただいています。 社会の理解を求めて耳マークや振動呼出器「合図くん」の普及に取り組んでいます。またテレビに字幕をいれる、障害者手帳の交付基準を緩和し必要な方に補聴器が給付されるなどの実現を求めて要望しています。 病院などの窓口に下のような耳マークを設置し、筆談や手招きなど中失・難聴者への必要な対応と理解を求めています。 ・難聴者レクリェ―ション教室(京都府委託事業)の開催 府下を三つ(北部、中部、南部)のブロックに分け、ボーリング大会、ゲームや講演などを企画し、中失・難聴者が社会活動に参加するきっかけ作り、参加し、交流する機会を提供しています。 ・京都府難協メーリングリスト 京都府の難聴者、要約筆記者が加入し、メールによる意見や情報の交換を行っています。 ・その他の活動 ・福祉のまちづくり委員会、障害者プランの委員会、障害者社会参加推進協議会などに参加し、難聴者の福祉が実現するように働きかけています。 ・難聴者に有益な情報を届ける機関紙「JOHO」を毎月発行しています。 京都府難聴者協会のホームページ:http://kyotonankyo.sakura.ne.jp/index.html |
■特定非営利活動法人(NPO) 京都市中途失聴・難聴者協会の紹介 |
現在我が国では、少子高齢化の時代を迎えています。また、難聴障害をもって産まれてくる子供もおります。その他、交通事故、病気の後遺症による難聴者も後を絶ちません。現在の医療技術、生活環境整備では未だに解決できていません。その中で、
京都市中途失聴・難聴者協会は難聴者の支えとなる活動を続けています。 京都市中途失聴・難聴者協会は、昭和45年に設立され、現在に至ります。設立のきっかけは、第二次世界大戦後、人々の生活が軌道に乗り始めた頃、国民病とまで言われた結核患者が多発したことから始まります。その病気の特効薬として、米国から「ストレプトマイシン」が入ってきましたが、その副作用が強く、聴神経をおかされました。いわゆる「ストマイ難聴」です。この難聴者が中心に難聴者協会を作り、全国組織も京都で旗揚げしました。 難聴という障害は、健聴者には理解されにくい障害です。「話せるのに聴こえない・・・」と周りの方にそう思われて、自らの努力をあきらめてしまいがちです。会話が聞き取りにくく、磁気誘導ループ(補聴器で聞こえやすくなる)、要約筆記(話の内容をOHPからスクリーンに写し出す)、ノートテイクなど様々なコミュニケーション保障が無いと、音声情報に制約され、社会参加に支障があります。 京都市中途失聴・難聴者協会では、この30年間、難聴者の人権を護り、社会生活上、当たり前の快適な暮らしを築くために、運動を展開していますが、まだまだ不十分です。 当協会では 1)青年部、女性部、高年部が多様な活動に取り組んでいます。各種講座、スポーツ、旅行行事もあります。 2)「京都市難聴」という機関紙(毎月発行)には、会員の投稿をはじめ、全国の難聴者福祉情報が掲載されています。 3)難聴でお困りの方は、市の委託を受けた相談員がおります。 どうか一人で悩まないで、私たちに声をかけてください。多くの同じ障害を持たれる方との出会いにより、私たちと共に人生を前向きに歩みましょう。 京都市中途失聴・難聴者協会のホームページ:http://kyousinankyou.web.fc2.com/index.html |
■青年部ってなんだろう? 「青年部の目的」 |
「ひとりぼっちの難聴者をなくそう!」 それが私たちの願いです。聞こえない、聞こえにくいがために、人とのつきあいがうまくいかないことはありませんか? 一人で悩む難聴青年はたくさんいますが、同じ悩みや困難を分かち合える同障の青年たちもたくさんいるのです。そんな仲間たちと語り合いませんか?きっと明るい明日をみることでしょう。 みんなで要求や悩みを話し合い、みんなでそれらを解決したり、実現していくことを目指しています。 |
■青年部入会資格及び入会手続き |
18歳以上(但し、高校生は省きます。)で聞こえに悩んでおられる方なら、身体障害者手帳をお持ちでなくでも入会できます。(京都府(京都市外)にお住まいの方も入会できます。) 年会費:6000円 機関紙「京都市難聴」(京都市在住)または「京都府難聴」(京都府[京都市外]在住)、青年部機関紙「あいんすだより」や(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、近畿ブロック関係団体からの案内などが、ご自宅に配布されます。また、協会各種行事に参加できます。 入会希望またはお問い合わせは、京都難聴者協会青年部事務局(FAX:075-841-7771、またはお問い合わせ送信フォーム)に連絡下さい。 |
■青年部の3大事業 |
私たちの願いを実現していくための活動のうち、主な3つの事業です。 (1)青年懇談会 京都府の補助事業です。 府下の孤独な難聴青年を一人でも減らそうとみんなの共通する悩み・要求を話し合いながら2日間(一泊合宿)を通して交流を深めます。 (2)青年講座 京都市の委託事業です。 難聴青年のための聞こえの保障を整え、みんなが知りたい!学びたい!と思うことを取り上げた教養講座です。 (3)茶話会 難聴青年たちが聞こえを気にせずに気楽に集い、話せるところです。 原則として、毎月第1・3土曜日夜7時から9時まで、四条堀川北東側の喫茶店「ブルグ」で行います。 |
■運営体制 |
私たちの青年部を運営していく運営委員会の役務は次の通りです。皆さんの青年部ですので、活動の足並みがそろえられるよう共に手を取り合ってやっていきましょう。 青年部運営委員:部長・事務局・会計局・文化部・企画部・広報部 運営委員会:毎月1回開催 |