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- 聴覚障害者のコミュニケーション手段
- 2001年11月27日
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- 聴覚障害者の不便さ
- 聴覚障害者のコミュニケーション手段
- ・残存聴力を生かす方法
- ・視覚から情報を得る方法
- ・マスメディアから情報を得る方法
- 新しいコミュニケーション手段の紹介
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- 聴覚障害者のコミュニケーション手段は、同じ聴覚障害者でも、その人の失聴年齢、残存聴力、言語力、読話力、発語力、教育歴、家庭環境などによって異なります。
- 一般的には、聴覚障害者だから手話ができると思われがちですが、手話を習得していない聴覚障害者も大勢います。
- 聴覚障害者は、一つのコミュニケーション手段だけでは、十分な情報を得ることができません。
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- 例えば、
- 補聴器で聞きながら読話もします。
- 講演会などでは、要約筆記のスクリーンを読みながら、手話通訳が付けば手話にも目を走らせ、磁気ループや赤外線補聴システムがあれば補聴器でも聞きます。
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- 補聴器
- 人工内耳
- 補聴援助システム
- ・磁気誘導ループ
- ・赤外線補聴援助システム
- ・FM補聴システム
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- 少しでも聴力が残っていれば、補聴器で音を大きくして、残存聴力を最大限に使います。
- しかし、補聴器は、単に音を大きくするだけのものであり、言葉の識別を助けるものではありません。
- 話の内容まではわからないとしても、車のクラクションが聞こえるようにと、身を守るためにつけている人もいます。
- 最近では、より自然の耳に近い機能を持つデジタル補聴器も開発されてきました。
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- 人工内耳は、簡単に言いますと、スピーチプロセッサーという機器で音を電気信号に変換し、手術によって内耳の蝸牛に埋め込まれた電極に送ります。それが聴神経に伝わり、脳で音を解読するのです。
- 人工内耳は入院して埋め込み手術する必要があります。
- 個人差はありますが、補聴器では音声の識別が不可能であった人も中軽度の難聴者の聴力レベルに戻れるようです。しかし、効果のない人も例外的にあります。
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- 補聴器も人工内耳も機械で音を伝えるため、自然の耳のように、聞きたい声だけを取捨選択するという能力を持っていません。
- 騒音など不必要な音も大きくなってしまうし、距離の離れた音源を捉えにくいのです。
- 補聴援助システムは、マイクからの音声を伝えるので、音源を耳元に近づけるのと同じ効果があり、聞きやすくします。
- 磁気誘導ループ、赤外線補聴援助システム、FM補聴システムなどがあります。
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- 手話/指文字
- 読話(読唇)
- 筆談
- 手書き要約筆記
- FAX
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- 手の位置や動き、顔の表情などで意思を表現する。目で見る言葉です。
- ろうあ者の生活の中から生まれた日本手話は、独自の文法や語彙を持っています。
- 今は、日本語対応の手話もあります。
- 指文字は、五十音、アルファベット、数などを指の形で表すもので、手話の補足に使います。
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- 話し手の唇や舌の動き、顔の表情から話の内容を読みとること。
- 読話だけで理解するには訓練と天性の勘が必要ですが、中途失聴・難聴者は自然に読話を取り入れて聞こえを補っています。
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- 口で話す代わりに、大きめのメモ用紙に文字を書いて意思を伝え合います。
- 健聴者、聴覚障害者双方にとってコミュニケーションの正確度が高い手段です。
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- 健聴者が聞き取った話の要点を、聴覚障害者に文字で伝える通訳です。
- OHP(オーバー・ヘッド・プロジェクター)やOHC(オーバー・ヘッド・カメラ)を使って、3〜4人で交替しながら書いていく方法です。
- また、より確かな情報を伝えようと始まった「二人書き」要約筆記も広がってきています。
- 他に、紙やホワイトボードを使ってノートテイクする方法もあります。
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- 聴覚障害者にとって一番身近で必携の機器です。
- Fネット(NTTコミュニケーションズのサービス)を使って、全国へ低料金で発信できます。
- また、Arcstar Internet FAX (旧テガルス:NTTコミュニケーションズのサービス)を使って、メールを出したり、メールからFAXをもらったりできます。
- 最近は、FAXから直接メールを送れる機種も出現しています。
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- 電子メールからFAXへ、FAXから電子メールへ自由自在に双方向通信が可能です。
- 今ある通信環境をそのまま活用できます。
- お手持ちのFAXやメールアドレスを利用できるので、導入がとても簡単です。
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- 字幕/文字放送
- 情報提供施設(聴言センター)による字幕入りビデオの貸出
- 電光掲示板
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- 一般向けテレビ、ビデオ、映画、劇場などに字幕を付ければ、聴覚障害者も楽しむこともできます。
- アメリカではテレビ番組の約95%が字幕付きですが、日本では未だ数%しか字幕が付いていません。
- 全難聴が中心となった字幕推進運動による成果として、国会で字幕対策が予算化され、テレビ局も少しずつ前向きに字幕化に取り組むようになってきました。
- 字幕/文字放送でテレビを楽しむには、文字放送デコーダか、内蔵型テレビが必要です。
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- 普通の映画ビデオ(特に邦画)などに、日本語字幕を挿入して作られたビデオです。
- 字幕挿入作業は、タイトラーなどの機器で作りますが、大変人手がかかります。
- 聴言センターのライブラリでは、数百点が作成されています。
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- 電車やバスの中の文字ニュースや停車駅の案内などかなり色々なところに普及してきて、聴覚障害者には便利になっています。
- しかし、電車事故や火事などの災害情報は流れないため、聴覚障害者はどうすればいいのかわからないといった問題点があります。
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- 電子メール(パソコン/携帯電話)
- Webページ(ホームページ)
- パソコン通信(チャット)
- 電子掲示板
- パソコン要約筆記
- RT字幕(リアルタイム字幕)
- 電話リレーサービス
- 危機管理情報携帯配信サービス
- テレビ電話 など
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- パソコンや携帯電話を使って、特定の人へ瞬時に送る電子的な手紙のことです。
- もちろん、文章だけでなく、画像や音声も送れます。
- 普通の手紙と比べ、世界中のどこでも短時間で届きます。
- 誰もが使う普通の携帯電話でコミュニケーションができるので、聴覚障害者の間で急速に普及しています。
- 携帯電話専用の電子メールだけでなく、インターネットメールが送れるようになっています。
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- 文字、画像、動画、音声などから構成されたホームページを閲覧する仕組みです。
- Webの画面から、世界中の情報(新聞、娯楽、ショッピング、ビジネスなど)を引き出せることができます。例えば、新聞社やテレビ局のホームページは、最新なニュースを見ることができます。
- 聴覚障害者にとって、情報の宝庫です。
- 京都では、京都府難聴者協会、京都難聴者協会青年部などのホームページがあります。
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- パソコンのキーボードから文章を入力する事で、リアルタイムに複数の人たちと同時におしゃべりができます。
- 全員同じ場所に集まらなくても、自宅から参加できるので、時間を決めて、議論や会議をする事ができます。
- 京都府難聴者協会では、月に1回程度実施しています。
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- パソコン通信やインターネットで利用します。
- 掲示板に紙を貼って、読んだり書いたりするように、不特定多数の人たちと文書によるコミュニケーションが行えます。
- 様々なテーマや話題が広がりやすく、幅広い話し合いや議論をすることができます。
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- OHPを用いた手書き要約筆記でやっていることをノートパソコンを使ってキーボードに打ち込みます。
- 表示は、モニターまたは液晶プロジェクターを使って写し出されます。
- 高速にタイピングできると、話し言葉をもれなく記録し、きれいに表示できる利点があります。
- 京都市では、京都市要約筆記サークル「かたつむり」と京都難聴者協会青年部の有志による京都市パソコン要約筆記学習会「ひよこ」があります。
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- NIFTY(ニフティ)のFHANDフォーラムから始まった字幕運動です。
- チャット(おしゃべり)画面で、テレビ番組の字幕が表示されますので、それを見ながら番組の内容を知る事ができます。
- 1998年のワールドカップ(サッカー)では、IRC(インターネット経由のチャット)も使って、日本の試合をすべて字幕で実況中継しました。
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- オペレーターが、聴覚障害者と相手方との通話を仲介するサービスといいます。
- 聴覚障害者がパソコンなどの機器から、オペレーターにテキストメッセージを送信すると、リアルタイムで、そのメッセージをオペレーターが相手方に読み上げる方法です。
- また、逆に、相手方が電話で話した内容を文字に変換して、聴覚障害者に伝えるようになっています。
- 参加者みんなでそんなバリアな電話を変えていこうと作り出しています。
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- 地震/台風、火災、気象注意報/警報、電車の遅延/運休などの個人の危機管理情報をEメール対応携帯電話などに向けて配信するシステムです。
- 例えば、「8/24 13:45 中央快速線 東京駅 人身事故発生の為、運転を見合わせています。」と、事故の発生をお知らせしてくれます。
- 試験段階であるが、聴覚障害者にとって便利なツールになるのであろう。
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- 近い将来、超高速通信技術(例えば、光ファイバー、ADSLなど)により、動画がスムーズに送られるようになる。
- これにより、インターネットを用いたテレビ電話が普及され、聴覚障害者は手話や読話(読唇)を使ってリアルタイムな会話が可能になるのであろう。
- さらに、デジタルテレビの普及により、全ての番組に字幕が付くようになるのであろう。
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