1889-99年のドイツと日本の出来事
1889年
・老年・疾病保険法案可決
・炭鉱労働者のストライキ
明治
22年
・東海道線(東京−神戸間)全通
・帝国憲法発布
・歌舞伎座
1890年
・労働者保護立法に関する勅令
・ビスマルク宰相辞任
・ヘルゴラント・ザンジバル条約
明治
23年
・1890年恐慌(日本最初の経済恐慌)
・第1回帝国議会
1891年
・所得税法案可決(税制改革)
・新工場法成立(婦人・少年の労働時間制限など)
(オーストリー・イタリア・ベルギー通商条約批准)
明治
24年
・東京−青森間全通
1892年
(ロシア・フランス軍事協約締結)
明治
25年
・厚手唐草はがき発行
・伝染病研究所設立
1893年
・ドイツ農業家同盟結成
・陸軍増強・2年兵役制度・5年制軍事予算案可決
・この頃からアメリカの入植が飽和状態になり、ドイツからの移民が激減
明治
26年
・「文学界」創刊
1894年
・ドイツ・ロシア通商条約可決
・工業労働者災害保健法成立
・全ドイツ連盟成立
・ドイツ婦人協会結成
・帝国議事堂完成
・指揮者ハンス・フォン・ビューロー没
明治
27年
・日本最初の記念切手(明治銀婚)2種類発行
・高等学校令
・日清戦争
1895年
・レントゲン、X線発見
・リヒャルト=シュトラウス、交響詩「ティル=オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」初演
・作曲家ヒンデミット生まれる
・ピアニスト ギーゼキング生まれる
明治
28年
・下関条約
・三国干渉
1896年
・クリューガー電報事件(対英関係悪化)
・民法典成立
・国民社会協会結成
・百貨店の建設
・リヒャルト=シュトラウス、交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」初演
・クララ=シューマン没
明治
29年
・綿花輸入関税撤廃
・航海奨励法、造船奨励法公布
1897年
・中国山東半島の青島占領
・ドイツ艦船郵便用葉書発行
・ブラームス没
明治
30年
・金本位制の確立
・古社寺保存法(国宝指定、保存)
・豊田式自動織機発明
1898年
・膠州湾租借条約調印
・第1次艦隊法案可決
・第1回ハーグ平和会議
明治
31年
・菊葉書(紐枠はがき)発行
・うす墨連合はがき発行
・日本美術院創立
・「ホトトギス」発刊
1899年
・マリアナ諸島、カロリン諸島、パラオ群島をスペインから購入
・陸軍増強案可決
・サモアをアメリカと分割(西サモアを保護下に)
明治
32年
・菊切手発行
・菊葉書(青枠はがき)発行
・高等女学校令

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1889-1899年に発行されたドイツ切手

1889.10.-1899.

1.数字・鷲図案シリーズ 

 数字・鷲図案シリーズは、図案の刷新のみならず、大量印刷に適するようにエンボス加工が廃止されたシリーズです。UPU規定による刷色の改訂も行われましたので、UPU色シリーズとも呼ばれます。発行は1889年10月上旬で、旧シリーズの切手の在庫がなくなった郵便局から徐々に切り替わりました。従って、正式な初日使用はありません。

3Pfennig
50gまでの印刷物
5Pfennig
市外用葉書、50gごとの外信印刷物、250gまでの市内用書状、等
10Pfennig
15gまでの市外用書状、外信葉書、等
20Pfennig
15gを超え250gまでの市外用書状、15gごとの外信書状、書留料、郵便為替料、等
25Pfennig
速達料、10マイル(=74.2km)までの距離で5kgまでの小包、250gまでの書留市内用書状、気送管葉書、等
50Pfennig
10マイル(=74.2km)を超える距離で5kgまでの小包、価格表記、等

・長期にわたって製造されたため、刷色の違いが多くあります。多いもので10種類に分類されます。
・切手シートの5段目と6段目の間にガッター・マージンがあります。
・切手の横幅は狭いものから広いものまであって、専門的には4種類に分類されています。
・有効期限は、1902年12月31日です。

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