1946.3.
1.アシャッフェンブルク再建 付加金付き(不発行)
アシャッフェンブルクの再建のための復興資金確保を目的とした付加金付き切手が用意されましたが、アシャッフェンブルクを管轄する郵政局の許可が下りず、不発行となりました。5万から10万セットあると言われていますが、詳細は分かりません。
ドイツの切手としては珍しく、日本の大正毛紙切手によく似た毛紙に印刷されています。
6+24Pfennig 957年頃建てられた参事会聖堂 | |
10+40Pfennig 1605年から1614年にかけて建てられたヨハニスブルク城 | |
16+84Pfennig 1945年の爆撃と連合軍の射撃演習で一部が破壊されたヨハニスブルク城 |
・10+40Pfennig切手に、縦方向と横方向の2種類のすかしがあります。
1946.6.-7.
2.臨時切手
郵便局側で何らかの都合により封書を開封した後(例えば、宛先不明で差出人に戻したいが、その差出人が不明な場合に開封した後)、封をするときに使うシールがありますが、そのシールに収納印を押して切手の代用とした例がアシャッフェンブルク局にあります。小包と書留書状の実逓のみ知られていますが、すべて局内使用であり、未使用は存在しません。
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