1962年に発行されたベルリン(西ベルリン)の切手
1Deutsche Mark(ドイチェ・マルク) = 100Pfennig(ペニヒ)
1962.3.
1.著名人シリーズ切手帳 通常切手
著名人シリーズの切手帳です。10Pfennig切手が10枚組み合わされて、売価が1Deutsche Mark(=100Pfennig)です。1962年3月から1964年にかけて発行され、表紙の裏表に書かれた広告等の違いで4種類あります。
1Deutsche Mark | |
切手帳の表紙 |
・発行枚数は、80万6500冊です。
・有効期限は、1970年12月31日です。
1962.4.12 (木曜 Donnerstag, Thursday)
2.著名人シリーズ追加 通常切手
著名人シリーズの第7弾です。これで、このシリーズが一通り揃いました。
60Pfennig ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー(1759生-1805没) 詩人、劇作家 速達料、250gを超え500gまでの市外用書状、市外用書留葉書、20gを超え40gまでの外信書状 |
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2Deutsche Mark ゲルハルト・ヨハン・ロベルト・ハウプトマン(1862生-1946没) 劇作家、小説家 小包、他 |
・発行枚数は、60Pfennig切手が900万枚、2Deutsche Mark切手が600万枚です。
・有効期限は、1970年12月31日です。
著名人シリーズ15種類揃い |
1962.6.27 (水曜 Mittwoch, Wednesday)
3.古都ベルリンシリーズ
古き良き時代のベルリンの風景を紹介する切手が発行されました。図案の構図は、1957年発行のシュパンダウ725年記念切手とよく似ていますが、同じシリーズではありませんし、原画作者も違います。(シュパンダウ725年記念の原画はゴルダンマー、古都ベルリンシリーズはヒラー。)このシリーズは、1963年にかけて五月雨式に発行されました。発行枚数の多さは、当時の記念切手よりも圧倒的に多くて著名人シリーズ並みで、有効期限も長く、通常切手と同様に使われました。
7Pfennig 1650年頃のリンデン地区 |
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10Pfennig 1783年頃のヴァイゼン橋と川岸の風景 |
・発行枚数は、7Pfennig切手が2108万5000枚、10Pfennig切手が9858万5000枚です。
・有効期限は、1966年12月31日です。
1962.7.27 (金曜 Freitag, Friday)
4.古都ベルリンシリーズ追加
古都ベルリンシリーズの第2弾です。
70Pfennig 1780年頃の聖堂区教会(パロヒアール教会)と周辺の町並み |
・発行枚数は、763万枚です。
・有効期限は、1966年12月31日です。
1962.9.12 (水曜 Mittwoch, Wednesday)
5.航空郵便50年
1912年に最初の航空郵便のサービスが開始されてから50年を迎えるのを記念して発行されました。
60Pfennig 最初に郵便を運んだ飛行機(黄色の羽布を張っていたため「黄色い犬」と名付けられた)と現代のジェット機 |
・発行枚数は、500万枚です。
・有効期限は、1963年12月31日です。
1962.9.17 (水曜 Mittwoch, Wednesday)
6.古都ベルリンシリーズ追加
古都ベルリンシリーズの第3弾です。
20Pfennig 1703年頃のベルリン宮殿 |
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40Pfennig 1800年頃のベルビュー宮殿 |
・発行枚数は、20Pfennig切手が4043万枚、40Pfennig切手が1068万枚です。
・有効期限は、1966年12月31日です。
1962.12.7 (木曜 Donnerstag, Thursday)
7.古都ベルリンシリーズ追加
古都ベルリンシリーズの第4弾です。
1Deutsche Mark 1790年頃のグリューネヴァルト湖 |
・発行枚数は、557万5000枚です。
・有効期限は、1966年12月31日です。
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