1950年に発行されたベルリン(西ベルリン)の切手
1Deutsche Mark(ドイチェ・マルク) = 100Pfennig(ペニヒ)
1950.10.1 (日曜 Sonntag, Sunday)
1.ドイツ工業博覧会開会
ドイツ工業博覧会開会を記念して発行された切手です。切手の中に「ERP」の文字がありますが、European Recovery Program、いわゆる、マーシャルプランの略です。
20Pfennig ERPの文字が入った天球儀を支えるアトラス(ギリシャ神話に登場する神) |
・発行枚数は、100万枚です。
・有効期限は、1951年6月30日です。
1950.10.29 (日曜 Sonntag, Sunday)
2.ベルリン・フィルハーモニー再建 付加金付き
1944年1月30日(日)の連合軍による空爆で消失したベルリン・フィルハーモニー(コンサートホール)の再建を目的とした付加金付き切手が発行されました。建物は1963年10月15日(火)に完成しています。2008年5月20日(火)改修工事中に火災が発生し、一時閉鎖されましたが、6月2日(月)に再開。完全に修復するには、2008年いっぱいかかるもようです。
切手は、10月29日と30日にベルリン・フィルハーモニーのコンサート会場で発売され、11月1日から西ベルリン地区の郵便局で発売されました。
10+5Pfennig ハープと月桂樹 |
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30+5Pfennig フーベルト・ファン・エイク、ヤン・ファン・エイク画「ヘントの祭壇画」(1432年)の左上に描かれた天使達 |
・発行枚数は、各50万枚です。
・有効期限は、1953年12月31日です。
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