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[概説] [ワンポイント]

ベルギー・北フランス占領地区

1)兵站用

 兵站用葉書は、1916年12月1日(金)から順次発行され、全部で5種類あります。

ドイツ・中立国宛外信用10サンチーム葉書

ベルギー用8サンチーム葉書

同往復葉書往信部

同往復葉書返信部

ドイツ・中立国宛外信用10サンチーム葉書

同往復葉書往信部

同往復葉書返信部

 この加刷は、ベルギー占領地区の第2次加刷シリーズに見られる加刷の下の段と同じ形式です。これにも数値と通貨単位との間が狭い/広いというタイプ違いがありますので、専門的には6種類集めることになります。

 上の写真で丸い消印が押された葉書がありますが、この消印は兵站用葉書に見られる専用の消印「 FeldÜberwachungsstelle 33」(野戦監視所 33)です。消印の左にある四角い印は、検閲印です。

 1918年にこの葉書にBelgienの文字を加刷した葉書があります。一見他のベルギー占領地区の葉書に見えますが、後から加刷した方の文字のインクがわずかにずれている、あるいはインクの艶がにぶいといった特徴で区別できます。なお、この追加加刷葉書は、分類上ベルギー占領地区葉書に含められますので、ここでは取り上げていません。


2)民間勤労奉仕者用

 民間勤労奉仕者用葉書は、1916年12月1日(金)から順次発行され、全部で4種類あります。

ドイツ語表示(1916年12月1日発行)

ドイツ語/ベルギー語併記(1917年8月発行)

故郷の家族から民間労働奉仕者宛用(1918年5月発行)

ドイツ語/ベルギー語併記 差出人欄横書き(1918年9月発行)

 民間勤労奉仕者用の葉書も同時に発行されました。最初はドイツ語だけ表示したドイツ本国と同じスタイルのもの、次にベルギー語を入れたもの(2種類)、故郷から奉仕者宛に送る専用のもの(返信とは違います)、の4種類が発行されました。これにも数字と通貨単位との間が狭い/広いというタイプ違いがありますので、専門的には5種類集めることになります。さらに専門的には、加刷の文字の色違いがあります。

 なお、2カ国語併記の葉書から現代の葉書と同じように白紙の用紙に印刷されていますが、これは当時としては異例です。


[ワンポイント]
 葉書の種類が少なく、専用の消印にも種類がない単調なシリーズです。しかし、鑑賞する立場からはそうであっても、資料的にはいろいろ興味深いと思われます。民間勤労奉仕者用の葉書は、故郷から送られたものが少なく、入手に苦労します。

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