遙か彼方から、夕べの方、朝の方から 十二方位の風吹きめぐらす彼方の空から、 私を織りなす生命のもとが、 ここへ吹き寄せた、私は今、ここにある。 さあ――一息の間、私はとどまる まだちりぢりにならずに―― 疾くわたしの手をとり語りたまえ、 君の心のうちを。 さあ話したまえ、私が答えよう、 君の助けになるように、さあ、 風の吹きめぐりゆく十二の方位へ 果てない道へ私が旅立たぬまに。
A・E・ハウスマン:「シュロップシャーの若者」