聖少女バフィー
ヴァンパイア・スレイヤー
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リッチー・タンカスレイ・クジック著、矢口悟訳、早川書房

 美少女吸血鬼ハンターのバフィーの物語。普段はどこにでもいそうな、今時の高校生なんだけど、
 日本のコミック・アニメ文化の影響でしょうか。いやあ、アメリカでも、こういうの、流行っているんですね。
 物語は、バフィーが転校してくるところから始まります。彼女は、すでに吸血鬼ハンターとして戦ってきていて、前の学校ではそのために体育館かなんかを吹っ飛ばしてしまって転校を余儀なくされてきたわけだったりします。
 新しい学校で、なるべく目立たず、普通の女子高生をエンジョイしようと誓うのですが、なぜか初っぱなから彼女が時代に選ばれた聖少女であると看破し参考図書なんかを薦めてくる図書館司書や怪しい謎の男、吸血鬼等々がわいて出てくる出てくる・・・という出だし。
 日本人としては、そもそもなぜ彼女は選ばれたのかとか、それに対する葛藤はないのかとか、その使命感はどこからくるんだろうとかバフィーの感覚についてはなかなかわかりにくいところもあるのですが、ジェットコースター式に話は進むので気がつくと終わってる状態です。