ホログラム街の女
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F・ポール・ウィルソン著、浅倉久志訳、早川書房

 久々にSFでおもしろかった作品です。短編の連作ですが、でも全体で一本の話として完結しています。
 妻と娘に去られた一人暮らしの探偵シグ・ドライアーがダイディータウンのクローン娼婦(ジーン・ハーローそっくり!)から恋人探しを頼まれたことから始まって、やがてはそれがきっかけで世界を揺るがす大事件に巻き込まれてくっていうお話。
 なんだか、久々にハードボイルドな感じのお話でした。
 しかも作者は医者だっただけあって、拷問(!?)の描写は、えげつないまでに生々しく、痛々しいです。うひーってなもんです。