名作「ぐりとぐら」に続編っていろいろあったんですね。室生は知りませんでした。
なんだかふと、あのカステラを焼くぐりとぐらが見たくて書店で探していたら、ほかにもいろいろあって、「ええっ」と思いつつ、立ち読みしてたんですが、閉店の曲も流れてくるし、とりあえず、気に入ったのを2冊買って帰ったのでした。
このお話は、あんまり天気がいいので、外でランチをとろうとしたぐりとぐらが手のながーいうさぎ、くるりくらと仲良くなって、家に遊びに行くって話です。
いつも思いますが、この話に出てくる食べ物は本当においしそうです。子供がいたら、ぜひ見せたい1冊ですね。
余談。先日たまたまぐりとぐらについて、作者と挿し絵の方の対談を読みました。
このお二方は姉妹なんですね。「ぐりとぐら」がつくられた頃、作者の中川さんが保母をしていらして、挿し絵の山脇さんは大学生だったそうです。
その頃、保育園では「ちびくろさんぼ」が人気があって、園長先生が皆にホットケーキをごちそうしたりしたそうです。
それで、中川さんはもっといいものをごちそうしたいと思い、ちびくろさんぼに張り合って高価なカステラにしたというお話でした。
誰かに、「食べて欲しい」と思ってつくられた料理というのは、本当においしいものです。
「ぐりとぐら」も、読んだ人があのカステラを大人になってもずっと覚えているのは、そのためなのかも知れないなと思います。
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