銀河英雄伝説 9
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道原かつみ作画、田中芳樹原作、徳間書店

 有名なスペース・オペラ、「銀河英雄伝説」のマンガです。アニメにも映画にもなったし、SF好きの人なら名前くらいは御存知かと思います。
 原作のほうも読みました。室生は実は田中さんの文が苦手(長編が苦手。一冊で終わるのは好きなんです)で、全巻読むのは大変だった……。しかも2巻目で愛を捧げたキャラが死んでしまったのも、つらかった。しばらく続きは読まなかったです。そこで、滅茶苦茶なことに、あの人がお亡くなりになる8巻を読み、2番目に好きだったあのお方が死んでしまう9巻を読み、一番どうでもよかったあの人が死ぬ10巻を読み、残りの巻を適当に流し読みして、外伝を読み始めたのでした。……長編の方のファンではない室生にとって、外伝の方がおもしろかったです。読者サービスがきいていて。
 室生がこの作品を知ったときには、お話は完結済みでした。それは室生にとってよかったな。「次の巻はいつ出るんだ!?」とやきもきしないですんだから。田中さんって、わりと遅筆だから。田中作品で一番好きなのは、早川書房から出ている「七都市物語」です。
 ……と、話がだんだんズレてるのでもとに戻しましょう。作画を担当している道原さんのファンなので、買い始めたこのマンガもかなり遅筆です。9巻目まででているのに、まだ室生の愛しているあの方が亡くなっていない! スゴイです。もう堪能しています。
 そしてこのマンガ版は、小説ではちょっとわかりにくかった戦闘場面がよくわかる。これも醍醐味です。やっぱり絵になると、難しい内容がわかりやすくなるんだなぁと感心しました。道原さんの画力には脱帽です。