仕上がりの説明
太め 馬体にぜい肉がつき太ってしまった状態の事だよ。
勿論、体が重いから動きが鈍りレース途中でバテやすくなるんだって。
背割れ 腰や尻にぜい肉がついてしまって、後ろから見ると尾の上部辺りが縦にへこんで見える状態で、明らかに太めの証拠なんだって。
細め 必要以上に痩せてしまった状態を指す言葉なんだって。
体重が大幅に減少し馬体も小さく見える。 筋肉も落ちているので体力や脚力も減退し本来の力を出し切れないみたいだね。 中には精神的にも余裕がなくなりイライラとイレ込み気味になる馬もいるそうじゃ。
ガレる 細めと、ほぼ同じ意味のようじゃの、、、ほっほっほっ?
ふっくら見せる 必要な筋肉が充実している状態で馬体は丸みを帯びバランスがとれている。 要するに絶好調の証拠なんだって。
ギリギリの仕上がり ぜい肉を削ぎ落とし必要な筋肉だけを残した最高の状態らしいね。 
腹皮一枚残す ギリギリまで絞り込まずに少し余裕を持たした状態なんだって。
腹が巻き上がる 真横から馬体を見ると胸元から下腹にかけて切り上がって後ろ脚がやけに長くみえる状態なので細く見えるはずだよ。
原因はレースの疲れや、体調不良による飼い食いの減少みたいだね。
馬体が寂しい 馬体が通常の馬体より減って細く貧弱に見える状態の事みたい。


パドックの見方
太めの状態観察 良い仕上がりは、お腹の丸みを観察すると解りやすいみたい。
腹帯から後ろの線が、ゆるやかに丸みを帯び自然に股下へせり上がっているのが良いらしいね。 
この線が丸くたるんで見え背割れや、首が短く見えたりしたら太めと判断しても良いみたいだよ。
細めの状態観察 腹帯から後ろの線に殆ど丸みがなく真っ直ぐに切れ上がっている。
但し、もともと、この様な体型の馬でギリギリの仕上がりの場合があるので注意が必要なんだって。  
細目とギリギリの仕上がりの判断は、腰や股の筋肉を見るらしい。 ガレた馬は、腰骨がゴツゴツした感じに見え歩様も力強さがないらしい。
馬体の増減 出走前の馬体重の増減も気になるものだよね。
太めに見えても馬体重が減っていたり、その逆もある。 10キロ程度の増減は気にする必要はないらしいぞ。 飼い葉を食べたりボロをしただけでも数キロの増減があるんだって。
気になるなら、レースで好走したときの馬体重と比較すれば良いみたい。 若駒なら馬体重増は、馬が成長した可能性もあるぞ。