歩様の説明
踏み込み 踏み込みとは馬の後ろ脚の動きを指す言葉みたいでちゅ。
馬は前脚の動きに合わせて後ろ脚を前へ踏み込んで歩く。 この時に後ろ脚が、前脚で踏んだ地点を超えて踏み込んでくる状態を踏み込みが良い(深い)と言うんだって。
トモの返し トモとは、馬の腰から後ろの部分の事なんだけど、この場合は後ろ脚を指しているみたいだよ。
トモの返しとは、馬が歩いているとき後ろ脚が地面から離れぎわに推進力をつけるために地面を蹴って蹄がクルッと後ろに向くでしょ、、、あの事なんだって。
しっかりと蹄が後ろに返っている馬は、力強さや関節の柔らかさを反映しているみたいだね。
コズミ 急激な運動などで起こる痛みのある筋肉痛みたい。
筋肉を動かすと痛むために歩様がギクシャクする。 特に肩に出やすく前脚の出が悪くなるんだって、、、馬も肩こりするんだね?
踏み出し 前脚の動きを指す言葉らしいね。 
前脚が肩から前へ前へと滑らかに伸びていれば良い状態だって。
肩の出が悪い 前脚の踏み出しが悪いって事らしいよ。 
前脚は肩から伸びているので肩の動きが悪いと前脚の出も悪くなる、、、コズミが考えられるね。
小走り 興奮すると落ち着かず歩くが小走りになるみたいだよ。
小走りでも一定のリズムなら気合いが乗っていると見る事も出来るけど、リズムが無く、跳ねたりする場合はイレ込みかもね?


パドックの見方
後ろ脚の動きの観察 歩くにしても走るにしても馬の原動力は後ろ脚なんだって。
後ろ脚の踏み込みが滑らかで力強ければ腰もしっかりしているみたいで、後ろ脚が深く踏み込めるという事は前脚もスムーズに出ている証拠なんだ。
後ろ脚と前脚の交差 後ろ脚の踏み込みが良い場合は、前脚で踏んだ地点を超え後ろ脚が踏み込んでくるので一瞬、前脚と後ろ脚が交差して見える。 こんな馬は、肩の動きが柔らかく前脚の踏ん張りも利いている証拠なんだって。
後ろ脚が長く残る 後ろ脚を深く踏み込むには、もう一方の後ろ脚をしっかりと踏ん張っている。 すると歩幅が広く、踏ん張っている後ろ脚が長く後ろへ残っているように見えるみたいだよ。
トモの返しの観察 踏ん張っている後ろ脚で地面をグイッと蹴り上げると蹄の裏が、しっかりと見えるぞ。
推進力の観察 歩様が良ければ全体の動きにグイ、グイと前に進む推進力を感じる。  逆に歩様に元気がないと厚底靴をはいた女の子のようにぎこちない歩き方をするみたい。
歩く速さ 歩様の良い馬は前の馬に追いついてしまうので、パドックでも外側を歩いたり、途中でクルッと小さく回って馬の間隔を保とうとしている様子が見えるみたい。
逆に歩様の悪い馬は歩くのも元気なく遅れぎみになるので、パドックの内側を歩いたりコーナーの内側を横切って前の馬に追いつこうとする様子が見られるんだって。