[Vol.20:初めてのマルチプレイ] 目次
今やPCゲーム界では欠かす事の出来ない要素となったマルチプレイに関しての体験募集です。
”ゲームで対戦”となると広義の意味ではゲーセンでの対戦とかも入ってくる訳ですし、家庭用ゲーム機の2P対戦なんかも有りますが、ここではPCゲームという事に限らせてもらいます。
1.初めてのマルチプレイゲーム
2.これ以来マルチプレイにハマるキッカケとなったゲーム
どちらでも結構です。また必ずしも肯定的な意見でなくてもOK。こういったゲームをやってみたが面白くなかったので今でもシングル派というのでも。
青龍
私の場合はやはりQuakeが最初のゲームです。それまでもLOGIN誌でDoomやDuke3Dについて「マルチプレイをやらなきゃ始まらない」ぐらいに面白さを宣伝していたんですが、それはあくまでもLANでのプレイだったので身近にそれを体験出来る場所も無いし、当時のDOSゲームはプロトコルがIPXだったので、インターネットを通してやるにはKALIの様なゲーム用のポータルサイトと契約しないとならなかったのも今一つ躊躇していた原因。
しかしQuakeはTCP/IPに対応という事でインターネットを通してもプレイが可能であり、更にはQuakeWorldと呼ばれる仕様拡張&ラグ対応システムも登場して比較的快適にプレイが出来るようになったりと、FPSゲームとしては今のプレイ形態の元祖と言えるでしょう。
今考えるとマルチプレイが面白そうだからという理由よりも、Quakeというゲーム自体を気に入っていたので始めたという意識の方が強かったと思います。Qukaeに関連しているなら面白いに違いないという意味で。Dukeなんかと違って完全な3D空間での対戦体験というのは実際に面白く、始めた97年はマルチはこれだけしかやらなかったような。
今のFPSとは違って”アクションゲーム”といった面が強く感じられ、反射神経が重要視される展開の速いゲーム性。それとハードの制約上狭いMapが多かったので、8人以上入るとすぐに敵に会ってしまうという風になり、移動しているよりも戦っている方が長いという感じに。割と簡単にTopはFragが50越えみたいなのが多かったですね。
いずれにせよ今の一般的なFPSゲームとは大分趣が変わっており、私は現在はやっていませんが今でもQuakeという人達の気持ちは分かる気がします。
cocos
私はタイトルどうり「Quake III Arena」(以下Q3A)が初めてハマッたマルチプレイゲームです。
それまでは、Command&ConquerシリーズなどのRTSのシングルプレイが主で、友達から薦められたQuake2もシングルプレイで挫折してしまっていて、FPSは不向きだと思っていました。
ですが、Q3AのDEMOをPCショップで見てショックを受けてしまい、速攻で製品版をGET。
ほとんどシングルプレイもせずいきなりマルチプレイをしていました。
その頃私のPCは、Celeron400MHzにATi社のRage128VRに、友達から譲られたVoodoo2×2枚と言うハード構成だったのをPCゲーム専門誌「PlayOnline」を参考にAthlon700MHzにGeForce256DDRにパワーアップしたりと、今思えばこの時から少しでも速くQ3Aを動かそうと、苦手であったPCのパーツの世界にドップリと嵌っていくきっかけだったと懐かしく思い出します。
今でもQ3Aはマルチプレイをしていますし、Q3A並みに嵌まったマルチプレイゲームって言うのは今現在夢中で、もう一年くらいPLAYしている「Soldier of Fortune 2」くらいです。
ふと思うに、Q3Aのようにかれこれ3年くらいもマルチプレイで嵌まれるFPSにまた出会いたい!
リトル・ジョン
> 1.初めてのマルチプレイゲーム
Diablo
PC98でゲームしていた以降、ほとんどPCゲームに興味なかったのですが、どうしても必要に迫られてノートパソコン買ったのでログインちらちら見ていたら、ものすごくグラフィックの綺麗なゲームがあって、それがDiabloでした。どの編集者も絶賛していたので、購入しました。
当時は33.6kモデムで遊んでました。4人までしか同時プレイできませんしたけど、知らない人とダンジョン潜るのが新鮮でした。
> 2.これ以来マルチプレイにハマるキッカケとなったゲーム
同じくDiabloです。
Diablo協力して倒した時は、連帯感みたいなのが生まれてよかったです。
MIG-29
自分ですが、1.2.共やっぱり「DIABLO」ですかな。
こっちは「PC-9821V13/S5C3」でプレイしてましたが、やはり「不特定の大人数でダンジョンにもぐる」事がいかに「新鮮且つ面白い」事だったか………
あと、今やブリザードの看板システムとなった「Battle.Net」も「ネットプレイの煩雑さ」をかなり和らげてくれましたし…
Toyoch
>初めてのマルチゲーム
Unreal Tournament。最初は十分なネット環境がなくて(IDSN)BOT戦ばかりでしたが、スピーディで爽快感があって今もはまってます。
>マルチにはまるキッカケとなったゲーム
その後にHalf-LifeのTFCをはじめにさまざまなMODで遊びまくってました。
水鏡
私個人は、マルチプレイ=協力プレイという図式から始まったので、割と新しい世代の人間かなと思います。
そういう意味でもコードネーム:アウトブレイクというゲームから受けた影響は強いと思います。
◎ BOTの頭がそこそこ良く、シングルでもマルチプレイの感覚があった
◎ LANによるマルチプレイで、協力プレイの面白さを味わった
アウトブレイクはアクション寄りのFPSですが、考えてみれば私の大好きで現役でクランに所属する(笑)「Soldier of Fortune II」もアクション寄りです。
PCゲームではRTSやSIMなどジャンルは多々ありますが、
私の中では「アクション寄りのFPSこそマルチプレイの醍醐味だ」と断言するぐらい、アウトブレイクの影響は大きかったです。
Akinori
はじめて遊んだマルチプレイゲームはやはりQuakeでした。
128kISDNを使っている友人にホストになってもらっていましたが、ラグがひどくてQuakeWorldが必須でした。
結局Ping自体は300くらいで遊んでいたのですが、飛んだり跳ねたりしながらのグレネードランチャー合戦が楽しかったです。
僕はエイミング重視よりはアクション性が高いゲームの方がマルチプレイでは好きですね。
最近ではRtCWシリーズが好きだなあ。ただ漫然と撃っていても倒せないので、追い詰めて一気に体力を奪うとか。
本格的に遊ぶようになったのは、Quake2のMODのActionQuakeでした。
Q2のネットコードはQ1よりも大分改善されていたので通常のデスマッチもQ2に移行していたのですが、どうもアイテムの取り合いになる傾向が強くてそれほどはまれませんでした。
ActionQuakeはPingの影響が大きいMODでしたが、頭に当てれば一発で倒せるし、武器の携行数が少なくてピストル合戦が多く、弾のばらまき合いにならないところが面白かった。リロードの概念もここから。
ロケーションも映画館や港や船内など今までのFPSでは見られないところが多くて好き。現在のアクションリアル系FPSの元祖といえるでしょうか?
Namiki
初めてマルチをしたのはDOOMです。と言ってもmodなどを遊び尽くしてしまった挙句、友人と接続してみた程度のことですが。実行ファイルに引数として電話番号を渡すという、今では考えられないような方式が使われていましたね。
余談ですが、94年ごろはBattleTechという大型筐体を使用したアミューズメント系対戦ゲームに食事代を削って入れ込んでいました。これは内部的にはPowerMacで構築したAmigaのLANで動くMechWarriorで、その点では最初にハマったマルチプレイと言えるかもしれません。
その後もしばらくは書類上の問題でテレホーダイのような定額サービスを受けられなかったため、PCで遊ぶのはシングル中心でした。元々ネットワークやオンラインゲームといったものに関心が薄かったので、無理をしてまで環境を揃えなかったというのもあります。
本格的に始めたと言えるのはADSLで常時接続になって、Unreal
TournamentやDiablo IIといった所持ソフトのマルチを試せるようになってからでしょうか。
実際にプレイすればマルチにしろMMOにしろかなり熱中してしまうのですが、シングル重視のスタンスはあまり変わらないため、「ハマっているあいだは新作を消化することができない」というジレンマは難しいところです。
ZIGGY
私は基本的にシングルばかりだったのですが
「カウンターストライク」に出会ってからマルチにも興味がでました。
それまで私の頭の中には、マルチ=デスマッチorCOOPといったイメージがありまして、
チーム対戦がとても新鮮に感じました。
その後もウルフェンなどのチーム戦物は結構楽しんでやっています。
それでもシングルのプレイ時間のほうが多いかな?
Sugar
> 1.初めてのマルチプレイゲーム
Duke3Dだったと思います。Doomよりも笑える武器が多くてそればっかりで戦っていたような(シュリンカーやアイスビーム等)
シュリンカーで小さくして踏み潰して、屈辱的な倒し方が楽しかったっすね
当時はLANパーティを開いてやってました。(モデムは遅くて...)
> 2.これ以来マルチプレイにハマるキッカケとなったゲーム
Diablo1でしょうか。1年以上は潜ってたような気がします
MIG-29さんもおっしゃってますが、バトルネットの接続が非常に簡単で最初驚いたのを記憶しています
Satuki
> 1.初めてのマルチプレイゲーム
MOHAAですね、初めてマルチをした時の興奮は今でも覚えているくらい強烈でした。
もともとFPSが好きだったんで(強いか弱いかは別でw;)64のゴールデンアイを友達と何時間も対戦してたのを思い出して。
でもあれは、同じ画面上でやるんである程度分かってしまうのが嫌だったんですけど。
PCのマルチはもちろん分からない訳だし周りの人が同じようにどこかで動かしているっていうのが新鮮でした。
それ以来、家庭用ゲームの興味が薄れていった感じですね。
> 2.これ以来マルチプレイにハマるキッカケとなったゲーム
もちろんMOHAA、
チームでやるのでハマったのはBF1942ですね。
あれはあれで新鮮で楽しかったです。
Nao[MJ30s]
1.初めてのマルチプレイゲーム
DwangoでやったDoom2ひたすら重かった。
2.これ以来マルチプレイにハマるキッカケとなったゲーム
Quake うーん普通だ(汗
Fantom
1,2を両方含めて、Quake3Arenaでした。
しかもMac版w
発売日にすぐ買ってはまりました。
Z.O.E
>1.初めてのマルチプレイゲーム
僕はAOEですね。
当時は何の知識もなく、IPアドレス入力で挫折した経験が…
友人達と共同したり裏切ったりしながらのプレーは
全く新しい感動でした。
>2.これ以来マルチプレイにハマるキッカケとなったゲーム
もともと僕も対戦ではなく協力が好きなため、迷惑ながらこのサイトに居座らせていただいてますが、
UTやQ3みたいな露骨なフラッグ稼ぎゲームは嫌いです…
一方RtCWは大好きで、いまでもプレーしてますね。
TRT
> 1.初めてのマルチプレイゲーム
QUAKE2 LAN VSですね。創世記は、1ON1の風潮が多かった自分の世界が、急に小さくなりました
> 2.これ以来マルチプレイにハマるキッカケとなったゲーム
一匹狼タイプはアンリアル トーナメントからですね。
チームは、おそらくグローバルオペレーションからですね。CSもやったのですがなかなか肌に合わず
Japboy
> 1.初めてのマルチプレイゲーム
DOOMですね。初めて買ったFPSがFinalDOOMで、このパッケージにDWANGOの接続ソフトも含まれていて、体験期間(?)だか何だかを利用して、ある種のパソコン通信みたいな方法でロビーに集まったプレイヤーと遊びました。まだ小学生の頃で、チャットのローマ字もロクに読めず苦労しましたが非常に面白かったです。アノ頃を思い出すと胸がワクワクしてきます。いや〜面白かった!
> 2.これ以来マルチプレイにハマるキッカケとなったゲーム
ハマるきっかけは・・・なんでしょ、Quakeはやりましたがその頃はPCもモデムもしょぼくて、Pingの影響モロにうけてゲームにならなかったし・・・ハマるきっかけはUnrealTournamentですかね。
これで、マルチプレイってものに目覚めたかも知れないです。ん〜よく覚えてないw
忘れてましたが、僕もDiablo1にはハマりました。体験版どまりでしたが、中学生の頃、下手な英語で外国人の方と協力プレイしたのが忘れられません。これで英語がますます好きになりました。
FOX-SS
わたくしの場合、Single重視なのでマルチ要素を重要視していない今日この頃ですが、
1.初めてのマルチプレイゲーム
やはりDiabloでしょうか。これ以前は、もう接続がめんどくさくてとても マルチって気が起きませんでしたね。Diabloの頃はテレ・ホーダイがあって深夜プレイがメイン。そういう仲間でやってました。
2.これ以来マルチプレイにハマるキッカケとなったゲーム
いちばん燃えたのは Tactical Commanders ですね。2Dのゲームですがユニットをたくさん抱えてドワーっと乱戦は面白かった。が、時間が十分に取れない人はレベルが全然上がらないので、月毎の費用がもったいなく休止状態。
これ以降、自キャラにLEVELの概念を持っている系のマルチはパスしてます。
3DFPSのほうが己が腕前すべてという感じですし、月毎の費用が不要な場合が多いので気が向いたときにマルチが出来ていいかな。まぁこんどは自分のレベルが上がらないのですが(汗)
s.m206
自分はUTですねぇ、最初に買ったゲーム(ここの話題と違いますが)UNREALなんですけどこれいまいちマルチの仕方わからなかったんですよ。でもUTはすっごいわかりやすくてすぐできました。自分はうまくなって相手を倒したいというよりも、いかに楽しむかです。
だから内輪だけでマルチが多いですね〜、UTってBOTをカスタマイズできるから最高まで設定して
ともだちとCTFとかってすっごい面白いんですよね。COOPとかもいいし。生の声で話しながら一緒にゲームするってとっても面白いと思います。見知らぬ人と対戦するのもいいですが見知りの人ともやっぱりおもしろいです。UT2003はスペック高すぎてセカンドマシンじゃかくかくなんで友達とできないけれどマルチゲームはグラフィックとかよりも手軽さがいいと思います。グラフィックが古臭くてもマルチは燃えるんですよね^^
Kou
中学生1年になって近くにツートップのお店が開店し、開店記念としてソーテックのパソコンがとても安く売られていて事前にPC関係の知識を得た私はVoodoo3を搭載されていることに気がつきPCのために貯めてた貯金で、それを購入しました。
それから、私のPCゲーム生活が一気に伸びてできないゲームを貯めに貯めたプレイオンラインの体験版CDからいろいろ掘り出し遊んでました。
わざと部屋を暗くして、ノクターンを夜遅くまでやりましたねw
PCゲーム最高!!と思いながらも、双子の兄と交代でやるのはイライラしました…w
それで、ついに私はアンリアル・トーナメントを購入して次の日が休みならば眠らずやりました。
次の年に、双子の兄のPCを購入してLANを組んでアンリアルトーナメントのLAN対戦で日夜戦い続けたのを覚えてます。
一緒にBOTを倒せる事に感動しました。この時期にインターネットをできるようにしましたが、UTのマルチプレイはあまり触れませんでした。
中学3年生になるとさすがに、勉強に集中してあまりできませんでしたがちょくちょく、TRIBES
2 Deomoを始めました。
そのTRIBES 2 Demo こそが、私と双子の兄がハマリにハマッタゲームでした。
余りにもハマッテ製品版を購入しようかなと思っていましたが思っているだけで月日が流れ
高校入学し、登校日初日の朝に感動的な出会いがありました。
それは、その日の前の夜にDLしたJK2の体験版です。
朝、学校へ行くのにまだ時間があったのでパソコンを消すついでにンストールして起動したのですがゲームを起動するときのシステムテスト(?)でもしや、Q3エンジン!?と思いライトセーバー戦が売りと書いてあったのですが、こりゃあ余りよくないのでは?と思いつつやってみると、さぁ大変。
トルーパーの撃ってくるプラスターをすばやく跳ね返し、的を華麗に切り裂いていく光景にうっとり(謎)
今まで、接近武器というとただ近づいて攻撃したりする単純なものでしたが
JK2は、横降り縦振り、スペシャルアタックに防御やカウンター攻撃まであって
さらにさらに鍔迫り合いまであってこりゃ、買うしかないだろうと双子の兄と学校で話してました。
夏休み頃に、製品版を購入して3日で二人で同時にマルチプレイを始めて今まで以上にマルチプレイをやりこみました。
UTが一番プレイ時間が多いと思いますが、マルチプレイで始めにハマッタのがTRIBES
2であり
ハマッタ上に一番マルチプレイ時間が多いのがJK2だと思います。
まとめ
最初のゲームとして多かったのはDiablo。これはBlizzardによる自社運営のマッチング・サービスの提供も大きかったと言えます。後は定番としてDoomやQuake,Unreal
Tournamanet系統が多かったです。DiabloとQuake辺りからインターネットを通してプレイが出来るようになり、また無料でサーバー検索やマッチングが出来るようになって、爆発的にプレイヤーが増えたと思います。
まあ今はブロードバンドも普及して、プレイしたくても回線の事情で出来ないという方も減ったと思いますし、マルチプレイというのがそう珍しい体験では無くなっているという感は有ります。PCゲームが力を持たない日本でもUltima
Onlineとか10万人以上会員がいるそうですし、コンソールもマルチに対応する時代になってます。インターネットが普及し出した1996-98年頃に続いての、第二の「一般層へのマルチプレイの普及」時代なのかも知れません。今後は初めてプレイしたゲームがマルチプレイという人も増えてくるのかも。
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