[Vol.16:初心者に薦めるRPG] 目次
RPGとは何かについては解説の必要は無いと思いますが、RPGをほとんどやった事がないと言う人もいると思います。ただこのジャンルに関してあまりにもポピュラーな為に、PCにおけるお薦め品という事でも結構です。
1.RPG初心者へのお薦め作品
2.家庭用ゲーム機で少々RPGをやっていて、PCで面白いものは無いかという人へのお薦め品
2については、PCでは家庭用ゲーム機とは毛色が違ったものが多い為に、その辺のPCテイストのRPGの中で入門的な物について。特にRPGをやり込んでいる訳ではないがある程度は知っている人で、PCでも何かやってみたいという人向けに。
ゲーム毎にまとめてあって、若干他のスレッドとは記述形式が異なっています。赤字にて掲載されているゲームは、複数の方からの推薦が有り、且つ現時点で日本にて容易に入手可能な物に絞っています。
Diablo 1&2 http://www.blizzard.com/ http://www.capcom.co.jp/pc/diablo2/index.html
Fantom
これまたやっぱりこれしかもってないんですが(汗)、全体的によくできているのでは。
とくに2なんかは日本語版で初心者も安心。それと、リアルタイムRPGなんてのは結構コンシューマーの人にとっては珍しいんじゃないでしょうか?(よく分からないけど。)ストーリーもはまるし、MMOとは違いネットは無料で遊べますしね。
本当は1をやった後に2のほうがストーリーがよく分かるのですが、1は英語なので2からでもいいかなと思います。(ですが、昔Diablo1の攻略本が発売されていて、すべて完全翻訳されてました。現在の2のもそうですね。)
Toyoch
「マルチプレイを楽しみたいけど、MMORPGでは人数が多すぎる」方にはうってつけの作品。
PvP(Player vs Player、所謂デュエル)やアイテム探索(でも最近のアジアではDupe|複製品|が…)が非常に面白く、結構長時間遊べる作品です。
日本語化も(過剰に)されているので英語が出来なくても楽しめます。(アイテムまで和訳するのは勘弁)
Toyoch
ダンジョンシージ(マイクロンフト) http://www.microsoft.com/japan/games/dungeonsiege/
あのM$が出した「話題の大きかった」RPG。完全日本語化されているのでわかりやすく、ゲーム内ヘルプも充実していて初心者でも遊べる。
拡張パックももうすぐ発売されるらしいが、個人的にはシングルプレイであんまり強くなれない(敵が復活しないのでエンディングまでいけばもうやることが無い)のでマルチプレイをしないタイプならやりこみには向かない。
マイトアンドマジックシリーズ日本語版(New
World Compting、3DO、イマジニア) http://www.imagineer.co.jp/pc/
世界でももっとも有名なRPGのひとつ。現在9作目(ほかにRTS版4作、アクション版2,3作ほど存在する)まで発売中。
7は自由度が結構高く、光と闇のどちらを選ぶかでストーリーも変わってくる。職業選択も自由(スタート時に選べる)なので職業をいろいろ選んで楽しむことが出来ます。
8はストーリーは一本道で、プレイヤーは一人しかキャラを作れないのですが仲間を各地から集めることが出来ますし、人間以外にもダークエルフ、トロル、果てはドラゴンまで仲間になってくれます。また8では画面構成もシンプルになってメイン画面が広くなり、遊びやすくなっています。
Nao[MJ30s]
やっぱりFPSファンサイトなのでRPGとかRTSのレスはなかなか増えない感じでしょうか(汗
PCゲームでRPGはまったくやったことがないんです。(つまりRPG初心者なわけで)
で、ちょっとやってみたいんですが、D&D第三版対応のシリーズで日本語化された作品はまだ出てないのでしょうか?あれば教えてください。また、D&DモノのPC RPGをやった事のある人に感想などを教えていただけるとありがたいです。
青龍
取り合えず作品としてはNeverwinter NightsとPool of Radianceでしょうか。ただ後者はルールの適用がいい加減で評判は良くなかったような。私もやってないので感想は他の方が書いてくれるでしょう。ただD&Dは王道ですが、初心者向けにどうかという感じは有ります。
kimura11a
誰も書かないようなので、英語版ですがNeverwinter
Nnightsの感想を書かせていただきます。(コンプリートしたのが去年の7月なので、細かいところが間違ってたらすいません)結論としては、Baldur's
Gateシリーズより簡単にプレーできるので、初心者でもなんとかなると思います。
D&D第3版ルールをかなり正確に適用してますが、一部簡略化してます。完全に制御できるのは自分のキャラクターだけで、仲間は一人だけしか雇えません。仲間は簡単な指示を出すだけでかってに動いてくれます。このへん、初心者向けだと思います。制御できるinventoryも自分のものだけです。Baldur's
Gateでは6人全員のinventoryを管理する必要があったので、ずいぶん簡単になりました。
Baldur's Gateの世界の別の土地でストーリーが展開して、登場人物も全部入れ替わってます。Baldur's
Gateのキャラクターをインポートすることはできません。キャラクター作成の自由度が高くて、ゼロからやると初心者には複雑すぎますが、pre-madeのキャラクターが用意されてるのでそれをそのまま使ったり、ちょっとだけ変更したりして使えます。個人的にはrogueが一番プレーしやすいような気がします。
シングルプレー以外にも、マルチプレーとかシナリオ作成とかできますが、一番特徴的なのはダンジョンマスターとして、神の視点からほかのプレーヤーを制御できる点です。これは、ちょっと初心者向けではないですが…
MIG-29
・ハイドライド/3
80年代、国内いや世界初の「アクションRPG」として伝説となった作品と、その「最終形態」となった第3作。
シンプルなゲームシステム・高度なアクション性・そして「程よく頭を使う」謎の数々…
今でも「PCのRPG」という物に触れるには打って付けかも?(無論、「II」も存在しますが、これについてはPD初心者にはお奨めできかねます…)
尚、入手先は「EGG」(http://www.soft-city.com/egg/)にて。(要・会員登録)
・イースIIエターナル
これまた80年代の名作「イースII」を、現在のPC技術でリファインした作品。
ストーリー的には原作とほぼ同一であるが、グラフィック・サウンド・操作性がかなりグレードアップされている。
また、難易度調整も可能なので、初心者でも気軽にプレイが可能である。尚、現在では「イースII完全版XP」として安価で発売されている。
bleem!
・DungeonMaster http://ragingmole.com/RTC/
やはりこれは外せないでしょう。RPGに限らず全てのジャンルで今まで発売された歴史に残るゲームを10本選ぶとしても絶対に外せない作品です。実はFPSの元祖でもあると思います。でも今ならダンジョンシュミレーターというような呼び方をされるかもしれないですね。現在Window対応のリメイク版を自分のプログラミングの勉強で作って公開してる人が居るので、そこのサイトでどうぞ(英語ですが無料です)。
DungeonMasterの日本語解説サイト http://olive.zero.ad.jp/rucasyu/dm.htm
・バルダーズゲート http://sega.jp/pc/baldurs/
RPGの本家は人間同士がサイコロや各種データを駆使して、会話(相談、交渉等)で進めるテーブルトークですけど、そのテーブルトーク出身のRPG愛好家はコンピューターRPG(ネットでのRPGを含む)を全く評価しないか、否定的な評価である事が殆どなんです。しかし、その本家の人々が唯一許せるコンピューターRPGとして挙げる人が多いのが、このバルダーズゲートです。セガから日本語版で、その後発売された拡張パックもセットになって御買い得セットとして発売中です。
コンピューターRPGの元祖ウルティマとウィザードリーもお勧めしたいところですけど、結構家庭用ゲーム機に移植されてますし、DOS版が殆どでWindowsで動かすには、DOSの知識が要るとかなのでお勧めしにくいですね。
青龍
評価が高いのは分かるのですが、これは初心者でもやり易いゲームなんですかね? 私の経験ではD&Dというのはかなり難易度が高いという印象が有ります。またこのゲームは壮大過ぎてあまり初心者向きではないという感じもするのですが(未プレイですが)。
bleem!
BGの場合、エンジンとかが古いのか?ダンジョンシージとかに比べるとNPCとかが地形の出っ張りに引っかかってついて来ないとかけっこうあるのです。操作性とかもいまいち洗練されてないような・・・・。ネバーウインターナイトとかダンジョンシージとかでBGのシナリオ集が出てくれたらエエんですけどねえ。そんな話あったけど発売元が変更になってなくなったんでしたか。
初心者向きかどうかについては、TRPGに対する想い、本家D&Dに対する想いみたいなもので克服可能ではないか?(個人差ありますが・・・)と思います。ファミコン版に移植されたプールオブレイディアンスというタイトルのゲームがありました。当時のファミコンのグラフィックからしてもしょぼ過ぎるものでシステムも日本のRPGの丁寧な遊びやすいシステムからすると不親切なゲームでしたが、シナリオに散りばめられた雰囲気などで、個人的に充分楽しかったです。(限られた中での)プレイヤーの自由度みたいな考え方が、洋物と日本物のRPGで少し違うと思います。難易度もそこらへんで変わってきそうな気がします。
RPGはゲームのジャンルで唯一、日本で独自な発展を遂げたような所があると思います。2頭身のアニメキャラとか・・・・・。決してバカにしてるわけではありません。PCでBG、DSをRPGの好きな友人に薦めた時、「RPGはコンシュマー機のじゃないとやっぱり・・・。」という感想とともに1日で返却されました。
Sabu
私にとってBGはPCで初めてプレイしたRPGでしたが、フレンドリーアムイン辺りで数回断念し半年間手付かずでした。原因は初心者(私も含)には複雑なゲームシステムよりも、漠然としてなかなか捉えられないストーリーに有るような気がしました。日本語版を結構いい値で買ったので諦めきれず、再び腰を据えて挑んだところ序盤は忍耐でプレイしていましたが、ストーリーの全体像が見えてくるあたりから断然に面白くなってきてその後はにラストまで一直線でした。
初心者にとってキツイのは、なにより壮大すぎて掴みづらいストーリーとあまりに高すぎる自由度に有ると感じました。序盤さえのりきれば面白いのに・・
青龍
>bleem!さんへ
>ファミコン版に移植されたプールオブレイディアンスというタイトルのゲームがありました
これは昔のSSI版と思いますが、どこまで同じか分かりませんが私もAMIGAでプレイしました。結構出来は良かったのでは。次のCurse
of the Azure Bondsの方が上ですけどね。
>RPGはゲームのジャンルで唯一、日本で独自な発展を遂げたような所があると思います。
システムの複雑さに関しては、あちらではD&Dは誰でも知っているというか非常にポピュラーな物なので、最初の時点でそれほどの知識を必要としない。しかし日本はD&Dとは無縁の世界からRPGを作り出しているので、RPGはよくやるがD&Dは知らないという人が沢山存在する訳です。よって海外ではBGは入門用として適しているのかも知れませんが(D&Dとほぼ同じなのでルールを憶える必要がさほど無いから)、日本では難しいのではと感じた訳です。
>Sabuさんへ
> 序盤は忍耐でプレイしていましたが、ストーリーの全体像が見えてくるあたりから断然に面白くなってきてその後はにラストまで一直線でした。
私自身D&Dにそれほど詳しい訳ではないのですが、過去にプレイしたパソコンゲームのD&Dやそれ系のゲーム(Might
& Magicの初期等)、数回テーブルトークでプレイしたセッションの感想では最初が非常に辛いバランスというのは確かでしょう。結構な時間を掛けて成長させるとGameplayの幅が広がってくるという構成。入り口は狭いですが、一度入り込めば自由度も含めて大きく広がった世界が待っているという。
私の言いたかったのは、この最初の難しさが有るので、この辺初心者にはどうなのかなという点です。割と最初は順調に育つゲームの方が入り込み易いのではないかと。