[Vol.15:初心者に薦めるRTS]        目次


 RTS(Real Time Strategy) ゲーム内の時間進行がリアルタイムなストラテジーゲーム。戦略を考えるのは勿論だが、刻々と変化する戦況をにらんでリアルタイムで自軍ユニットに指示を出していかないとならない。

 現在ではPCの4大人気分野(FPS/RPG/RTS/Sports)の一つとして多数の作品がリリースされているが、家庭用ゲーム機には最も向かないジャンルであり、PCでゲームをしていない人には馴染みのないタイプと言える。
 向かない理由は「画面に高解像度を必要とする」「マウスを使わないと範囲指定等が難しい」「KBが無いと操作が煩雑になる」といった面がある。

 ゲーム毎にまとめてあって、若干他のスレッドとは記述形式が異なっています。赤字にて掲載されているゲームは、複数の方からの推薦が有り、且つ現時点で日本にて容易に入手可能な物に絞っています。


Age of Empires: Gold Edition           http://www.microsoft.com/japan/games/aoegold/default.htm
Age of Empires II: Gold Edition         http://www.microsoft.com/japan/games/age2gold/default.asp
Age of Mythology                    http://www.microsoft.com/japan/games/aom/


Toyoch
 13世紀ごろの世界を舞台としたRTS。戦闘と内政のバランスがとれている。日本語化が凄く、チュートリアルがわかりやすいので初心者でもすんなり入れる。PS2版もリリースされているが解像度と操作性に問題があるらしい。
AoE2の体験版は日本語版、エピソード1(チュートリアル)が丸々遊べる。

MIG-29
 自分も、やはり「エイジ オブ エンパイア」シリーズ(新作「〜ミソロジー」も含む)が非常にお勧めですかな。
ただ、最近は「GeForce・RADEON世代の3D機能必須」なRTSも出てきてますので(「エイジ オブ ミソロジー」「ウォークラフトIII」はこれにあたります…)、これらを標準搭載したもの(ノートだったらGeForce4 GO・モバイルRADEON9000クラス)か、AGPスロットを搭載したものが必要になります…
(詳しい用語はこのページでも解説されてますので…)

 しかし、今でも「ノートや3Dに弱いマシンでも快適に遊べる」2Dタイプのゲームが多いので、「RTS限定」なら「余程の事が無い」限りゲームに困ることは無いでしょう…

マンネルヘイム
 (Age of Mythology)日本も含めた世界中で大ヒットし、RTSというジャンルをメジャーにした「Age of Empire」シリーズの最新作。但し続編ではなく新作に当たる。オーソドックスで正統派ゲームシステム、高い完成度の操作性とシングルキャンペーン等、初めてのRTSにはぴったりの一作。マイクロソフトの製品なので日本語版も高品質、オンライン対戦も非常に盛ん。日本語デモもあるので是非試してみて下さい。

>まずやるとすればどの辺りになるのでしょう。最初が一番単純で入り易いのか、或いは最新のMythologyが洗練されていて一番初心者でもやり易いのか?
 私の感覚から述べさせて頂きますと、初心者が一番プレイし易いのはAOMだと思います。AOEが最も硬派な感じで、AOEU、AOMと最新になるにつれ、洗練されて(軟派?)きていると感じます。その理由として

1 AOE、AOEUでは内政が勝負の大きなウェイトを占める。
 一般的に、内政が上手い⇒より早く次の時代に進化できる⇒軍事的に圧倒的優位に立つことになる⇒進化が遅れた方は内政の発展を阻害される⇒ますます軍事的な格差が拡がる。
 というように良くも悪くも先に進化したもの勝ち。(内政の上手い人が有利。現実世界の市場主義社会を忠実に反映しているといえるかも)このような点がよく、「AOEシリーズは指先のマウステクニックを競うだけのスポーツゲーム、物量戦で決まってしまう」と批判される所以だと思います。しかし逆に言うならば、練習時間に比例して内政は上手くなっていくので努力する人は報われるゲームシステムだとも言えます。(私は後者の考えに賛成です。)

2 特にAOEでは初期ラッシュが初心者にはつらい。
 AOEで最初の時代のプレイヤーが先に進化したプレイヤーの初期ラッシュを受けた場合、ほとんどなす術が無いと思います。逆に初期ラッシュが成功したときの喜び(?)も大きいです。 

 以上の理由から賛否両論有りますが、内政の負担が大きく減らされ、進化至上主義から大きく変わったAOMがRTS初心者には一番とっつき易いと思われます。


cocos

Command & Conquer Generals             http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20030401/ccr.htm

 まずはと言うより、いきなりここからって感じです(^^; 
描画も今までに無く綺麗で、移動中もなかなかカッコよく、戦闘シーンでの爆発の迫力は相当です。
それなりに高機能なCPUやグラフィック性能を必要としますがそれだけ投じる価値があると思います。
早々に拡張パックの噂もありますので末永くPLAY出来ると思います。


Toyoch

ダンジョンキーパー2(Bullfrog/EAS)         http://www.japan.ea.com/archive/dk2/DK2/index.html

 ダンジョンを作り上げ、やってくる同業者や勇者を叩きのめす邪悪なRTS。
手下(ユニット)に直接命令は出せず、「戦況を見ているだけ」の時間や可能性が他のRTSと比べて多い。ゲームバランスは戦闘に特化しており、手下の数と質で簡単に勝負が決まってしまう。難易度はそれほど高くなく(最初の数面は練習マップ)、日本語化がすばらしい。
しかも2000円と安いのですぐにやってみたい初心者向け。3Dボード必須。体験版は英語マルチプレイ版のみ。


Fantom

Starcraft                 http://www.blizzard.com/   http://www.gmani.com/gsoft/mkw-179/mkw-179.html

 正直これくらいしかRTSって持ってないんですが、かなり長い間はまりました。とにかく面白いです。RTSの定番とでもいいましょうか。(AOEなんかもこのエンジンだったりする。) 日本語版が発売されてますが、パッチの関係であまりお勧めしません。
操作も説明書を読めばすぐになれますし、分かりやすいので英語がだめでも、何とかなるのでは。
レベルエディターなんかも付属していて、マルチプレイも熱いです。拡張パックも買うとさらに楽しめます。
今はDVDケースでDiabloとかと一緒になったパックが"Blizzard Collection"とかいう名前で、秋葉原なんかで見かけます。


マンネルヘイム

Empire Earth                http://www.capcom.co.jp/pc/empireearth/top-index.html

 石器時代から近未来宇宙進出時代までの人類の進化を楽しむことができる、壮大なスケールが売り物のRTS。「Age of Empire」シリーズの流れを受け継ぎ、これも正統派ゲームシステムで初めてのRTSに適している。日本語版があるので安心である。オンライン対戦も盛ん。今買うなら拡張版とセットになった「エンパイア・アース日本語版コンプリート」がお勧め。

サクリファイス 神々の咆哮          http://sacrifice.zoo.co.jp/

 日本ではあまり話題にならなかったが、海外では高い評価を受け、数多くの賞を与えられた斬新な傑作。RTSとRPGを融合し、プレイヤーが操るヒーローユニットを全面に出した革新的なゲームシステム。ヒーローユニットと言えば「WarcraftIII」が有名だが、サクリファイスはさらにその数歩先を行く。「資源」という概念の代わりに「マナ」、ユニットの「生産」という概念の代わりに「召喚」という新しい概念を持ち込んだ。さらに召喚できるユニットの最大数はマップ上に存在するソウル(魂)の数によって決まるので、従来のRTSを「マウステクニックを競うスポーツゲーム」、「物量戦で決まるのはつまらない」と満足できない方には絶対にお勧めだ。日本語版が有り、今なら格安の廉価版も出ている。


MIG-29

 自分も、やはり「エイジ オブ エンパイア」シリーズ(新作「〜ミソロジー」も含む)や「ウォークラフトIII」が非常にお勧めですかな。

 ただ、最近は「GeForce・RADEON世代の3D機能必須」なRTSも出てきてますので(「エイジ オブ ミソロジー」「ウォークラフトIII」はこれにあたります…)、これらを標準搭載したもの(ノートだったらGeForce4 GO・モバイルRADEON9000クラス)か、AGPスロットを搭載したものが必要になります…
(詳しい用語はこのページでも解説されてますので…)

 しかし、今でも「ノートや3Dに弱いマシンでも快適に遊べる」2Dタイプのゲームが多いので、「RTS限定」なら「余程の事が無い」限りゲームに困ることは無いでしょう…




目次