[Vol.11:Favorite Enemy]           目次


 今回はFPSでの好きな(気に入った)敵という御題で行きます。
Monsterでなくて人間系でも構いません。

 基本的にFPS系という事で。RPGなんかも入れてしまうと幅が広過ぎるので。



青龍

特に順位は付けずに羅列します。


*Unreal
 まずはこのゲームから。出てくるMonsterにはお気に入りが多いですが、一つとなるとやはり"Skaarj"でしょう。こいつのRolling Dodgeには驚かされました。

*Half-Life
 AI面で大きな飛躍を見せたHLですが、そのハイライトは"Marine(Grunt)"になります。これだけ見事な動きを見せる敵というのはそれまではいなかったですからね。

*Aliens vs Predator
 オリジナルではありませんが、このゲームでの敵として登場する"Alien"の再現性は非常に良く出来ていて評価出来ます。これ位怖さを感じさせる敵というのはそうは
いないです。

*Unreal Tournament
 シングルプレイの最後の敵"Xan"。これは手強かった。DM-HyperBlastでの激闘が思い出されます。

*Undying
 Howler。独特な動きをする速くて手強いMonster。戦っていて面白いタイプの敵ですね。戦闘時でも時々そっぽを向いてしまう所もリアルな演出で良。このゲームのMonsterはユニークなのが多い。

*Reurn to Castle Wolfenstein
 "ナチスの女親衛隊"。これは怪しげでエロティックなデザインが良いです。相当強いし。
 
*NOLF2
 Mimes。動きが変で面白い(デザインもだけど)。パントマイムでシールド作ってどうしようというのか(;^_^A 同じくパントマイムで相手を拷問したりとか。

*Serious Sam
 全般的にMonsterのデザインはあまり良いとは思わないですが、"Kamikaze Bomber"は秀逸です。自爆型の敵というのは昔からいますけど、叫びながらという点がポイントが高い。後はFEのラスボスも。デカ過ぎます(」゜ロ゜)」

*Redneck Rampage Rides Again
 冗談系でもう一つ。全ての敵が変なのばかりなこのゲームですが、中でもエイリアンが誘拐したチアリーダーから作り出したクローンである"Daisy Mae"は凄い(^_^;) 陽気に歌って踊りながら回転して接近してきて爆薬のバトンを投げてきます。


SDK

Half LifeのMarineですね
4人のMarineに追い回されて箱の陰に隠れたところ手榴弾が・・・
やばっと思って飛び出たところを射殺されました・・・
MarineはすばらしいAIでした


Z.O.E

SSam「Kamikaze
コレで決まりでしょう。
何匹も集まるとあの声高な叫びが、多重声曲と化すのがたまらんです。Samが爆死させられて、彼らが叫びながら走り去ると、「そして誰もいなくなった…」とつぶやかずにはいられないし… 時々幻聴で「ぁぁぁぁぁ…」っと聞こえてしまうこともしばしば(汗

UT「XAN
これも青龍先輩と同様です。ずんぐりむっくりしてかわいいと思ってたら、貴重なアイテムをがめつく奪って大苦戦させられました。
「Die Human!」が忘れられず…

RtCW「ProtoSolder
機械化されたあの兵士。デザインがすばらしいので、チート使ってゆっくり見てました。
VenomSolder
「人狼」のパクリかと疑いましたが、こちらはプロテクトギアじゃなくて、トレンチコートなんですね。
ガスマスク系にバケツヘルメットは無条件に好きです。

OPF 敵車両系
T-80でもシルカでも何でもいいんですが、遠くから例のキャタピラの音が聞こえてくるのが怖かったです。
これも幻聴として聞こえますね(脂汗

HL 「ラスボス
体型がキモイ。
「Freemaaaan…」と言ってるのもキモイ。


MIG-29

分の「気に入った敵キャラ」ですが…

サイバーデーモン(DOOMシリーズ)
 こいつと初めて対峙した時は「果たして、こいつに勝てるかいな?!」と思わせる程の耐久力&攻撃力、そしてそれを強烈にイメージさせる「威圧的」な容姿も…

ドイツ兵(メダル オブ オナー・リターン トゥ キャッスル ウルフェンシュタイン)
久々のFPSとして「ウルフェンシュタイン」をやってみましたが、「こっちの攻撃に臨機応変に対応して来る」程の敵AIの「賢さ」に衝撃を受けたり…

 「メダルオブオナー」では、更に「死んだふり」までやらかしてくれましたし…

スーパーソルジャー(リターン トゥ キャッスル ウルフェンシュタイン)
 「硬い」「でかい」「強い」の三拍子がそろった『強敵の見本』…

 特に「テスラガン」装備バージョンは、まさに「地獄を見る」程の激強ぶりでした……

・オマハビーチ(メダル オブ オナー)
 これは「敵キャラ」と言っていいかどうか判りませんが、ここ一帯はまさに「超巨大な怪物」と言っても過言で無い程「苛烈」でした………

(番外)
メイド(ソルジャー オブ フォーチュンII)
 ある大物テロリストの館に居たメイドさんですが、そこに侵入した際に真っ先に「始末」されると言う悲惨な役……


Nao[MJ30s]

いっぱいいて絞りにくいので、いっぱい羅列します(汗

サイバーデーモン(DOOM)
多分最初はジャガーのDOOMだったとおもいます。デカイ足音にびびりまくり

シュブニグラス(の仔山羊?)(Quake)
確かこれでよかったはず、クトゥルフかよ!

*最初の面のボス (HereticII)
ムアコック風味爆裂でよかった。他のはただの怪獣だし。

Titan(Unreal)
地震を起こすという攻撃にびっくり、あと岩で一撃死とかがよかった。

メンドーサ(C&C Renegade)
いまどき珍しい絵に描いたような悪役。日本語版は声優が立木 文彦さんでした
(ゴージャス ちなみにエヴァンゲリオンのゲンドウの声の人)


cocos

私はやはりSeriousSamのMale Gnaarです。(気に入ったと言う以上に怖かった)
SSに出てくる胴体に顔が付いていてやたらと接近してきては噛み付いたりしてくるモンスターです。

変な挙動で近づかれるととても怖かったです(笑)。偶然建物の影でバッタリ合ってアップで見た時は本当に身が凍りました。

このメス版Female Gnaarは透明になったりする事もあり知らずに接近してガブガブ咬まれてても気付かない事もありました。

脳天気なほどの快晴なのに延々と続く、SSでの殺戮が懐かしいです。


モーやん

1.Quake
シャンブラー
やっぱり始めてみた時のインパクトはなかなか・・・そういえばあまりロケットが効かない珍しいヤツだったですね
エピソード1最後のボス
半分、反則な気もするやつですね、ミッションパックでザコとして再登場したのは少し笑いましたが(しかも武器で倒せるし)

2.Unreal
スカージ
このタイトルはこいつに尽きます。「弾よけるのかよ、お前」という、さまあず風の突込みをしてしまった
名前忘れましたが、天井から張り付いてるヤツ
微妙な角度でチクチクとヘルス削ってくるヤなヤツがいましたよね。

3.Half-Life
マリーンとアサシン(でしたっけ)
当時珍しかったタイプの敵キャラ、AIも凄かったし、アサシンに到っては素早い素早い

4.Hexern2
クリスタルゴーレム
マニアックですが、中ボス的扱いで1回しか出てきません。一定の手順を踏んでこないと決して倒せない、非常に印象に残った敵
その後に出てくる他のが全部普通っぽくて不満

5.シリアスサム
やっぱ、Kamikazeでしょう。あの、「あ”ーーーー」という叫びが聞こえた瞬間、周りを見渡しました

6.NOLF
キャラが「立ってる」ということで、ボスキャラ
戦ってる最中、朗々と歌ってる太ったおばさんや、いかにもなアイパッチ親父(ボルコフでしたね?)

7.SoF2
ザコですが特に終盤に出てくる特殊部隊ぽいやつ
メインウェポンを弾き飛ばされたらサブウェポンに持ち替えて攻撃してきたり、倒されたほかの敵キャラの武器を拾って攻撃してくるタイプの敵というのはあまり他に覚えがありません。

他にも忘れてるかも・・・ (^^ゞ

厳密に言うと「嫌な敵」なんですが、絶妙の位置に配したMAPデザイナーに敬意を表して

Half-Lifeのバーナクル
天井から触手を伸ばしてるだけのやつなんですが、実に分り難くいところ(他にひも状のものが多数下がってる)とか、他に気を取られるものがあるところ(例えばアイテム)に配置されていて「やりやがったなあ」って印象をよく受けました。


Toyoch

Half-Lifeのマリーン
 動きが非常に良かった。ランダム性も持っていて読みづらい。
 ボイスは一言ずつwavで作られており、それを組み合わせている。(I.wav、Go.wav、Freeman.wav等)
Serious Samの神風
 数と破壊力で押すあの姿に惚れた。
Thief2のロボット全種
 顔はカッコ悪いがかなり厄介。メカらしい動きとうるさい音声が良かった
Kingpinの敵
 F***をはじめとした4-wordsを連呼。梯子の上や物陰に隠れてもちゃんと追ってきたのは驚いたw
Doomのサイバーデーモンとアーチバイル
 サイバーデーモンは今までまともに撃ち合った中で最強のモンスターでした。
 アーチバイルは蘇生がひたすらウザかった。火炎攻撃も場所によっては避けられない。
UnrealのSkaarj
 兎に角すばやい。強い。硬い。かっこいい。2では爪で防御もするらしいけど…
UTのXan
 こいつは確かに強い。「ベルト、透明化を絶対取らせない」ようにすれば得意武器で瞬殺可能。
Half-Lifeのバーナクル
 「ロープだ!」と思ってつかんだら引き上げられて即死。別称n00b hunter(笑
System Shock2のハイブリッド
 倒れ方がカワイイ。セリフも結構多いように見えるんだけど…
Deus ExのMilitary Bot
 香港で出現するタイプはちゃんと警察と書いてある。動きは鈍いが火力は恐ろしい。


nori-qu

過去最もそれらしかった敵
 DOOMのサイバーデーモン 
  でかい・強い・堅いの三拍子
過去最もうざかった敵
 Kingpinのネズミ
  かじるな!
過去最もせくすぃ〜な敵
 RTCWの女将校
  ヒールのかかとで・・・ 次点Sinのシンクレア
過去最もきちゃなかった敵
 KISSの三段腹女
  腹の脂肪を取って投げるしこれがまた追尾式と来た
過去最も憎めない敵
 Unrealのクラール
  2で仲間として共に戦いたかったなあ。あ、足手まといか。
過去最も怖かった敵
 The Wheel of Timeの怨霊
  無数の顔が襲ってくるよ〜
過去最もインパクトのあった敵
 SeriousSamのカミカゼ
  実は主人公かも


Fantom

Unrealの"Skaarj"は結構気に入ってます。モンスター系では一番かっこいいです。
(余談ですが、RTNPやU2の主人公などの声を聞くとスカーといってますね。以前こんな話題あったと思いますが...)

Serious Samの"Kamikaze"はとても印象に残ってます。あの叫び声がなんともいえませんね。

Doomの"The Spider Mastermind"は妙にリアルでよかったです。w


TRT

1位
ライト・ショットガン・マシンガンガード(QUAKE2)
こいつらの反応したときの声が「イタァ!」という風にしか聞こえない。あっさりとご臨終。
2位 アイアンメイデン(QUAKE2)
コメント:地獄からやってきたサーバー女...うちにつれて帰って母親に引き合わせるような女性では無いぞ
笑った。
3位お魚系(色々)
水中の中ご苦労様。
4位 KAMIKAZE(シリアス・サム)
明らかに狙ったな...
5位
スカージ・忍者+YAKUZA(UNREAL・SOF)
同着。
スカージ 「ウハハ」興奮してますなぁ...
忍者   「陛下は奴を殺したがっている!」 陛下?


Namiki

Skaarj (Unreal)
 今では見慣れた敵ですが、あのインパクトのある登場シーンをはじめとして、シングル進行における存在感は随一でした。Unreal2でもなかなか恰好は良いものの、さほど強さを感じられないのが残念。今後も活躍してほしいキャラクターではあります。

Howler (Clive Barker's Undying)
 これはいいですね。変に異様な容貌にせず、レベルデザインとともにゴシックホラーの雰囲気をよく演出している。自分が脆弱な人間ということを感じさせてくれる相手です。

The tentacles (Half Life)
 個人的にこのゲームは、人間側よりエイリアンの造型や使われ方が印象的です。当時は悪魔や野獣のイメージを延長したような、攻撃も単発的に弾を撃つような敵が多かったなか、独特の生物らしさがあり世界観を感じさせてくれました。このボスの「音に反応して周囲をがんがん叩く」という動きの説得力はSF的でさえあると思います。

Tango (Raibow Six)
 人間系としてはこちらを。理不尽な反応などAIそのものは魅力的と言い難いですが、試行錯誤したプランニングと急襲でテロリストを排除していくのは、やはり他にない緊張感と興奮があります。Raven Shieldで問題点が改善されれば、また違ってくるでしょうね。

Jabberwock (American McGee's Alice)
 宿敵となる存在で何度か姿を見せますが、最初の登場レベルやセリフが印象的です。このゲームは原典に倣って韻を踏んだメッセージや暗喩的な演出が多く、特にこのJabbarwockはストーリに密接に絡んだ恰好いいものでした。

Arch Vile (DOOM II)
 DOOMの山ような敵群に救いがあるとすれば「Nightmareモードでない限り、死んだ奴は死んだまま」ということだったわけですが、それをいきなり覆してくれたのは斬新というかおいおいという感じが。射線が通っていると回避不能な攻撃や、擬似3Dの世界でふわっと跳ね上げられる感覚も異様で、奇妙な相貌とマッチしていました。

 Quakeシリーズもそうですが、昔のid Softwareの敵のデザインには、音を含めたトータルな部分でうまく生理的な嫌悪感を引き出すようなところがありましたね。

Pig Cop (Duke Nukem 3D)
 ユーモア系ではこちらを。乗り物を使ってくる敵は珍しいですし(単にそういうスプライト描画なだけですが)、色々と愛嬌のある使われ方をしていた覚えがあります。こういうキャラクター的なモンスターの扱いは、当時DOOMやQuakeにはないものでした。


まとめ

 最多得票はSerious Samに登場するKamikazeが獲得。あの叫び声がやはり大きかったようで。依然として出ないV1.50 PatchではEAXの機能をHardware的にアクセス出来るようになるので、周囲から迫る声の方向性もより良く分かる様になる事でしょう。ただSerious Engine 2のプロトタイプと言えるXbox版ではデザインが変更されており、SS2でもこうなってしまうとなるとちょっとインパクトに欠けるかも(等身が普通の人間ぽくスラリと背が高くなっており、やたらと内股で走ってくる感じ)。

 次点としてはUnrealのSkaarj、Doomのサイバー・デーモン、Half-LifeのMarinesが票を集めました。それぞれ弾を避けると言う斬新なデザイン、その強さ、優れたAIを評価されてのもの。

 純粋な人間タイプの敵はそれほど票が集まらず、この辺はモンスターとの戦闘の面白さからGamneplay自体の面白さへとシフトしているFPS界を現しているよう気がします。



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