☆ MIDNIGHT CLUB II ☆          目次

  03/11/17

基本データ 163MB       Rockstar Games       公式サイト
最低動作環境 DirectX 9.0 / VRAM 32M以上でHardware T&L対応(GeForce2/Radeon 8500以上)
GAMEPLAY  このデモではレースが3種類ほど、車種はバイクを含めて3種類が選択可能、その他レースのパラメーターも若干だが変更出来るとボリュームとしてはサービス度が高い。マルチプレイにも対応している。製品ロゴの”湾岸”から連想される日本の漫画とは関係は無いそうだ。製品版では4つ有る都市の中に日本が有って、夜間の公道違法レースとして日本が有名という事からの採用らしい。

 ゲームの内容はMicrosoftの人気シリーズであるMidtown Madnessの深夜バージョンといった感じで、デモで見る限りは相当似ている。CircuitはMap内に多数存在しているチェックポイントを消して行きながらLapをこなしていくレースで、MMと同様にどういう順番でそれを消していくのかは自由になっている。よって市街の地図とショートカット可能個所を把握し、その後どういう順番で回るのが早いかを考えてプレイするモード。Careerは通常のレースだが、高速道路を含めた交通量のある一般道路を走る為に難易度が高い。この辺は交通量の設定が変えられるようになっていて、Maxにすると如何にも高速を走っているような感じで雰囲気は出るが相当に難しくなる。MMと違って衝突時に他の車を弾き飛ばしたりは出来ないのでぶつからないようにしないとならないのだが、それが困難な位に車両が登場するため。その他Policeや歩行者(轢ける)といった要素も変更可能なようだ。BattleはマルチプレイのCops&Robbersを模したCTFゲームで、ランダムにMap内に出現するFlagを掴んでこれまたランダムなゴール地点に持って行けばポイントとなる。これはいろいろなパワーアップアイテムを使える点がMMとは異なっている。

 走行感はアーケードスタイルでMMと同じ。ただ単に街中を運転出来るCruiseモードを備えている点、車体ダメージが存在していてこれがMaxになるとペナルティで数秒停止の後復活するのもMMと同様。ユニークな点としてはニトロブーストが備わっていてこれの使い所が重要な所と、ジャンプの時等に重量シフトを行ってバランスを取る操作(片輪走行で狭い個所を通過したりも)が備わっている事だろうか。
 元々私はMMのファンなのでこのデモは楽しめたし製品版にも興味が有る。ただテーマとして夜間走行(Dusk含む)のみなのはちょっと弱い感も。AIも人間離れした凄い走りをするかと思えば変な所でスタックしてしまったりとやや問題が有る感じだ。

 マルチプレイも内部に検索ブラウザを備えているので便利(現在まだデモ用のが有るのか分からないが)。製品版の評価も相当に高いようだ。

GRAPHICS

SOUND
 グラフィックは暗さも有るとは思うのだがそれほど目を引く部分は無い。街中の雰囲気を出す為にTextureの種類は多数用意されているようだが、そのクオリティは現在のゲームとしては今一つという印象。もうちょっと街中の風景にリアリティが欲しい。特に最近NFS:Undergroundを見てしまったので、その後再度やってみるとライティングのクオリティとかに明らかな差が存在する(ヘッドライトのエフェクトは良い感じだが)。ただその分軽いのは利点だろう。

その他  続編IIIはPCではリリースされず。


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