2000年8月26日　イースタンリーグ　14回戦　湘南−日本ハム（平塚）

試合開始　18時　　試合時間　3時間9分（手持ち時計）
天気　晴れ　　風向・風速　センターからホームへ約4〜5m

○タティス　3勝2敗 （6試合）
●村西　2敗 （5試合）

本塁打　西浦7号 （4回3ラン=村西）
二塁打　小池 （6回）　古木 （7回）
盗塁　田中一2 （1,6回）
残塁　日3　湘11
併殺　日1 【飯山−金子−西】小池 （4回）
盗塁死　田中一 （9回）
走塁死　大貝 （6回）
失策　飯山 （3回）　田中一 （6回）

【試合の流れ】
1回表
3者凡退。田中賢は外角低めのストレートを空振り三振。金子は外角のストレートを見逃し三振。

1回裏
福本内角低めのストレートを見逃し三振。田中一四球。古木の打席のカウント1-0から田中一が二盗に成功、キャッチャー金子は送球出来ず。古木中飛で田中一は3塁に進塁し2死3塁。宮内右飛。

2回表
3者凡退。高橋信は外角のストレートを空振り三振。

2回裏
鶴岡高めのストレートを空振り三振。小池右飛。新井フルカウントから四球。大野初球を打ち投ゴロ。

3回表
大貝二飛。飯山中飛。タティスフルカウントから四球。田中賢左飛。

3回裏
村西サード正面へのゴロも、サード飯山がトンネル、村西は2塁まで到達。福本初球をプッシュバンドするもファール、カウント1-2から再び送りバントを試みるも、ピッチャー前面へ小フライをあげ失敗。田中一右飛。古木セカンドゴロもファースト守備がいなくて内野安打、村西は3塁に進塁し2死1,3塁。宮内中飛。

4回表
金子フルカウントから四球。西エンドランを成功させ、セカンド左を破るセンター前ヒットで無死1,3塁。西浦初球を打った瞬間に分かるレフトスタンドへの3ランホームラン。小牧中飛。高橋信セカンド後方へのフライ。大貝二ゴロ。日本ハムこの回3点を先制する。

4回裏
鶴岡当たり損ねのサード内野安打。小池初球にバンドをするもファール、結局三ゴロ併殺に倒れる。新井遊ゴロ。

5回表
3者凡退。タティスは変化球（ナックル）を見逃し三振。

5回裏
大野のピッチャーゴロをタティスがはじくものの、セカンド金子がカバーしアウト。村西二ゴロ。福本右飛。

6回表
金子センター前ヒット。西レフト前ヒットで無死1,2塁。西浦四球で無死満塁。小牧ライトへの犠牲フライで、金子が生還。このときライト田中一が好返球でバックホームするものの、川崎が後ろに球を逸らし（記録は田中一のエラー）、西、西浦がそれぞれ進塁して1死2,3塁。高橋信外角の変化球（スライダー）をハーフスイングの三振。大貝ライト前にヒット、西が生還。大貝は2塁まで進塁を試みるが、ライトからの返球をピッチャー村西がカット、セカンドに送球して大貝は2塁でタッチアウト。日本ハムこの回2点を追加する。

6回裏
田中一レフト前ヒット。古木三邪飛。宮内変化球（フォーク？）を空振り三振。鶴岡の打席のカウント1-0から田中一が二盗に成功、キャッチャー金子はまたも送球出来ず。鶴岡四球で2死1,2塁。小池サードの横を破るツーベースヒットで田中一が生還、2死2,3塁となる。ここで新井に代打川端が出たものの、左中間へのフライに打ち取られる。この回湘南1点を返す。

7回表
この回から投手斎藤肇。飯山右飛。タティスの代打小田は遊飛。田中賢二ゴロで3者凡退。

7回裏
この回から投手竹内。大野一ゴロ。斎藤肇の代打荒井は外角の変化球（シュート？）を見逃し三振。福本センター前ヒット。田中一レフト前ヒットで2死1,2塁。古木レフトライン際へのツーベーツヒットで福本生還、2死2,3塁。宮内ストレートの四球で、2死満塁。鶴岡当てただけの中途半端なバッティングで二ゴロ。この回湘南また1点を返す。

8回表
この回から投手渡辺。金子三振。西四球。西浦三振。小牧三振。

8回裏
小池三ゴロ。川端の代打田中充は右飛。大野四球。ここで渡辺に代打七野を告げるが、投手オレラーノに交代。湘南は代打の代打川崎を起用。川崎フルカウントから四球で2死1,2塁。福本左飛。

9回表
この回から投手小桧山。高橋信外角のストレートを空振り三振。大貝一邪飛。飯山右飛。

9回裏
この回から投手黒木。田中一フルカウントから四球。古木の打席の初球に田中一が今日3回目の盗塁を試みるも失敗。古木二ゴロ。宮内変化球（フォーク）を空振り三振で試合終了。


観戦後記（日本ハム）
打線がチャンスに集中打で得点。投手陣は湘南打線の拙攻に助けられる。

観戦後記（湘南）
再三のチャンスを拙攻で潰す。中継ぎ投手陣が好投する。


【気になる選手】
■村西哲幸（湘）
序盤は素晴らしい投球を披露、特にストレートに球威が感じられたが、3回に走者として出塁したのが響いたのか、投球リズムが狂い4回にはホームランを浴びる。前回見たときもそうでしたが、先頭打者を出塁させると脆さを見せる。

■福本誠（湘）
前回見たときもそうでしたが、ここ数試合イマイチ集中力が足りないようだ。小技を確実にこなさないと、上に行っても宮内の二の舞か？。

■田中一徳（湘）
左右両打席で安打を放ち、走塁でも自慢の足で2盗塁を決める。9回には盗塁失敗したものの、積極果敢な走塁に魅力を感じた。

■古木克明（湘）
左投手には相変わらず脆い。打撃の調子にはかなり波があるタイプのようだ。

■宮内洋（湘）
古木同様左投手に弱いところを見せる。打撃の調子も下降気味のようで、落ちる球に2三振を喫す。

■鶴岡一成（湘）
打撃ではまともな当たりが無かった。守備では田中一の好返球を後ろに逸らし、進塁を許してしまうなど好守に精細を欠く。

■小池正晃（湘）
打撃では引っ張る傾向が見られた。今日も左投手に強いところを見せる。途中から守ったサード守備では出番無し。

■大野貴洋（湘）
前回見たときとは正反対で、悪い面ばかりが目立った。打撃ではセーフティーバントを試みるなど、多少工夫をしていたようだが内野ゴロの山を築く。

■渡辺伸彦（湘）
3番手で登板。右打者4人に対して3奪三振・1四球と好投。カーブとスライダーを主体としたピッチングをしていました。

■新沼慎二（湘）
試合では出番無し。試合前の守備練習ではサードのボジションでノックを受けていた。試合中はブルペンで阿波野他投手の球を受ける。

■タティス（日）
投球フォームはややスリークォーター気味。ストレートはあまりスピードを感じなかったが、制球はなかなか良さそうでした。スクリューボールみたいなボールも投げていた。

■高橋信二（日）
前回みた時と同様、打撃ではいいところ無く、外角の球に3三振。守備では盗塁2つを許すが、いずれも捕球からの動作が悪く送球出来ず。9回に田中一の今日3回目の盗塁を刺し、何とか面目躍如？する。

■大貝康輔（日）
打撃ではいずれの打席も引っ張るバッティング。6回には安打を放ち、果敢に進塁を狙うも湘南守備陣の好守に阻まれ走塁死。

■飯山裕志（日）
打撃では流し打ちを志向しているようだが、いずれの打席も飛球に倒れる。守備は・・・。