第8回
(2004/2/25)
フテネコの撮影には多少なりともリスクがつきものです。その理由をいくつかあげてみます。
ネコは基本的に人に媚びない。
中でもフテた顔のネコは、基本的に野生である。
野生動物の中でもネコは、草食動物を狩る肉食獣の血をひいている。
こちらが被写体だと思っていても、ネコは自分がモデルだとは思っていない。
なのに望遠レンズやズーム機能のあるカメラを持っていないため、接近して撮ろうとする。
普段、私がいかに身の危険を冒して撮影に臨んでいるかを、今回のこの猫の立場にたって御紹介しましょう。
何か妙な気配を感じるな・・・
後ろかっ?
こいつは味方じゃなさそうだ!
敵ならばまず間合いをはかって・・・
突入するのみ!
しかも迅速に!
先手必勝!
よし、うまくふところに入りこめたぞ!
大きな敵と戦うには相手のふところに入ることが肝心だ。
手足(ほんとは全部足)を引っ込めて臨戦体型にしてと・・・
行きますか!
僕とフテネコ、格闘中。しばらくもみ合いの末・・・
よし、敵に損傷を与えた!
噛んだ指から血が出て敵の戦意も失せたようだ。
この勝負、もらったな。
あ〜、スッキリした。
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