ロード


恋しくて


独り事


PITFALL


痛い


不器用


自己嫌悪


邪魔意固地


もっともっと症候群


純粋すぎて

















 
ロード


もしもこの人生と言う長い道程の中で
私と貴方を引き裂く
「宿命」と言う名の「試練」が
待ち構えているのなら
私は其処でこの道を歩く事を辞めるのだろう

手を繋ぎながら隣で笑う貴方が居ないなら
この道を歩く意味すら残らない

貴方の道と私の道
一瞬でも重なり合った時
初めて幸せだと心からそう思えた

貴方が居なくなったなら
歩くことすら出来ない私の手を
貴方はいつか離してしまうの?

小さく脆くて弱い私を
いつだって支えて
独りにしないで


私の全ては貴方の存在で活きるのだから



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恋しくて


冷たい手足の指先 震える指で貴方からの電話を取る
聞こえてくるのは優しい貴方の声

貴方の声聞くだけで
こんなに幸せになれる
震える身体だって
貴方の為だと思えばどうって事ない

逢うたび冷え性な私を暖めてくれた
力いっぱい抱きしめてくれた
むせ返る程の貴方の匂いに包まれて
貴方の高鳴る鼓動に耳をすませた

貴方の腕で貴方との永遠を夢見たの

今じゃもう抱いてくれる貴方は消えて
あの頃の貴方を探し彷徨う私
冷え切った体からは
血が滲むような痛みが襲い
貴方の温もりが愛しくて・・


貴方の優しい笑顔が恋しくて・・


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独り事


貴方の置いていった服が
丁度いい大きさになったら
大人なのかな?

貴方の残してった香りで
涙流さなくなったら
成長したのかな?

貴方との過去を
いい思い出よと笑える日が来たら
貴方は戻ってくるの?



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PITFALL


思い切りあけた左耳のピアスホールも


貴方にあけてもらった右耳のピアスホールも


自分でもう泣き言吐かないよにあけた口ピも


赤くなっちゃって
もう痛くないハズなのに
貴方思い出すたび
ちくりと痛むのは何故だろう



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痛い


耳鳴りがうるさくて

十分に泣かせてくれない

この耳鳴りに紛れて

貴方の声が聞こえた気がして

どうしようもない感覚に襲われる



どんなに望んでも

どんなに泣き叫んでも

貴方はもう帰らぬ人

あの幸せすぎた日々が

今じゃ憎くも感じる



貴方が居なきゃ

まともに立ってられないほど

弱い自分に疲れた


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不器用


器用な愛し方も知らないくせに

貴方を愛した私が悪かったの


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邪魔意固地


もぅ手をひきたいのに…

もぅ関わりたくないのに…

もぅいい子になりたいのに…

もぅ邪魔しないで


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自己嫌悪


愛する想いが募るほど

空回りばかりするんだ

自分に素直になれたなら…

なんて今日も自己嫌悪に陥るんだ


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もっともっと症候群


もっと傍に居て欲しい

もっと笑いかけて欲しい

もっと名前呼んで欲しい

もっと髪撫でて欲しい

もっとあなたに逢いたい

もっと触り続けて欲しい

もっと私を求めて欲しい


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純粋すぎて


小さい机が並んで
小さいイスの背もたれに
一人座っていた

長いスカート丈
黒髪
校則

そんなのゥザすぎて
全て破って生きてきた

説教
職員室
相談室
校長室

そんなのもうウンザリで

何かぁれば全て私のせい
頭押さえつけられ
謝れって言われた日もあった
教師達の冷たい眼差し
「キレてる子」
普通って言葉が嫌いだった
皆と一緒なんて大嫌いだった
そんなコト言える身分なんかじゃないのに

こんなどうしようもない私を
最後まで見放さず
ボロボロになるまで守ってくれてぁりがとぅ

なんて想ってぁげてもぃぃなって
思えるようになったよ


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