新盆の付け届け


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Posted by papassan on 2006/08/03 19:11:15:

    今日は、故明美の月命日です
    その店で7月中に購入した仏壇の左右に置く盆提灯を飾りました
    で、父の東大病院の知り合いの東越ヶ谷の仏具店へ行き
    新盆用の白提灯を買いました、今日は観照院へお盆の
    付け届けの訪問の為に仏具店の帰りにお仏前の品と
    花束を購入して、更に、父とやっちゃんも好きな
    近所の豆腐屋の生ゆばを購入して御住職様に差し上げました
    で、来年の3月までのお世話料、付け届け料、御塔婆代を支払いました
    で、色々とお話を聞いてきましたが、papassanが知らなかった事を
    ご案内します、まず、新盆の白提灯は8/1日からお施餓鬼日の
    8/24日まで夕方に灯りを灯すそうです
    8/12日にお盆飾り「精霊棚」をして穀物で作った馬に乗って足早に
    故明美は帰宅するのでしょう
    で、迎え火は8/13日の午前に行い、送り火は15日の夕方です
    13日には迎え火提灯をお寺で灯して故明美を迎えます
    で、その時の迎え火提灯を用意していませんので
    明日、papassan家の家紋を用意して注文します
    8/13日〜15日の毎日の穀物は3回、用意するのです
    15日はpapassan宅で早めの夕食を済ませた故妹を送り火で
    お寺へ行きます、で、穀物で作った牛に乗せてゆっくり帰るのでしょう
    このように御住職はお話くださいました
    結局、お盆とは
    「盂蘭盆経」(うらぼんぎょう)という経典に基づいて行われて
    いる行事で、正式には「盂蘭盆会」(うらぼんえ)と言い
    インドの先祖祭りが中国を経て仏教と共にわが国に伝えられ
    日本古来の祖先祭りと合体して1つに成ったものだそうです
    観照院御住職様のお言葉より
    更に、お言葉では
    昔の日本人は1年を2期に分けて生活していました
    その半年の始まりが正月であり、春の始まりの立春でした
    そしてお盆は前半年の区切りであり、後半年の始まりの
    秋始まりの大事な行事でありお盆のことを盆正月戒いは
    麦正月ともよんでいます。
    初めてお盆を迎える精霊がいない家、つまり、新盆でない家
    のことに対しては「静かなお盆でおめでとうございます」
    っと言う挨拶をお互いに交わす所が方々にある事でも
    分かるように、お盆は帰って来た懐かしい先祖の方々と共に
    前半年の収穫に感謝し、後半年の無事息災と大地の恵・豊作を
    祈願する祭りでもあるのです
    これは立春正月、米正月ともいいますが、これと全く同じで
    やはり帰って来た先祖様達と収穫を感謝しこれからの豊作を
    祈念するものなのです
    まだ、続く
    お盆の事を麦正月とも言いますが、この時期の収穫物は
    麦でした、そのご馳走を供えて共に食するのです
    それだけでなく畳替えもして先祖様達を迎えたのです
    また、稲穂や青栗・青柿等を飾るのは秋の実りを祈念してのこと
    器に蓮や芋を敷き、中に水を張り、茄子をサイの目に切って入れ
    洗い米を浮かべるのは蓮の実を意味して、位牌にミソハギで水を掛けるのは
    ミソハギは火に強く、それに湿した水は餓鬼の喉にも届く
    と言われているからです

    っと、御住職のお言葉でpapassanが理解出来ない部分もありますが
    死ぬまでに理解することでしょう

    では、また、


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