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邦画各社(東宝、東映、松竹、大映、日活)の封切館が全てあり、洋画の封切館が3館、他に再上映館が邦画、洋画合わせて5、6館あったと記憶しています。 |
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大都市ではありません。 県庁所在地ではありましたが、人口20万足らずの地方都市にこれだけの映画館があったのです。 「映画館通り」とよばれる繁華街の一角などは、わずか200メートル程の道路の両側に6軒の映画館が建ち並び、それぞれ評判の作品の封切り日には入場を待つ人の列が映画館を取り巻いて、正に、映画は娯楽の王様という時代でした。 映画史に名を残すような監督たち…。 そう…、日本には黒澤明、溝口健二、今井正、木下恵介、小津安二郎、内田吐夢、成瀬巳喜男などがいました。 外国では、デヴィット・リーン、ウィリアム・ワイラー、ビリー・ワイルダー、アルフレッド・ヒッチコック、ルネ・クレマン、ヴィットリオ・デ・シーカなどなど…。 思えば私の多感な時代に、彼等が創る極めて質の高い映画の最盛期に巡り合わせたことは、何と幸せなことだったでしょう。 映画は、先ずはエンターティメントです。 しかし、それだけではありません。 私にとって映画は、知識や、憧憬や、希望など…、様々なものを与えてくれる宝の箱でした。 但し、かなり古い作品が多くなることをご承知下さい。(最近の映画はあまり見ておりませんし、そういうものならいくらでもネット上で探すことが出来るでしょうから…) また、多少の記憶違いがあるかも知れませんがご容赦下さい。 それでは、ごゆっくりどうぞ。 |
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