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「風土に根ざした暮らし」のしつらえと、
「身の回りのことを自分でする。助け合ってする。」場所を、
コミュニティとして実現する、これからの宅地の提案です。

外と内のおもしろ関係  「集まって住む」その集まり方の提案です。
                            (最下部に図面があります)

住まいは、家屋と菜園等の緑を交互に向き合わせて、緑のまとまりとつながりを持たせて配置されます。そして、住まい→隣近所→街→都市という、社会とのつながりを空間的に段階づけながら集まります。だれもが通りトオリからいきなり住まいへ入ってしまう集まり方では、互いの関係が育ちません。屋外は住まいの一部として、場所場所によって大切な役割を持たせます。ときおりその場は、公民館になったり、図書館になったり、バザールになったりします。

具体的には---
道路に向かっては、家屋を一律に並べて壁とせず、交互に配置された菜園が、緑のアプローチのスペースとなります。緑のアプローチは、浸潤舗装された道路が通り、緑豊かな木立のコリドール(回廊)となって、街の外へ繋がります。ここは、コミュニティが、このコリドールを通って融通無碍に変化するしつらえでもあります。
一方、家屋の後ろも、閉鎖的な壁面や陰気な路地裏とせず、向き合わせた菜園を交互に並べることで、裏向こう三軒両隣のコミュニティをつくります。この裏向こうは、菜園作業や季節の催しを協同で行ったり、暮らしのいろいろな局面で互いに助け合う、比較的親密度の高いコミュニティです。また、交互の菜園の緑は、小さな踏石ビオトープ(自然を人工物で分断せず生物の互いの連携を促す工夫)となります。

このようにここでは、家々を、緑の回廊やトオリニワ、裏庭、緑のパティオなどいろいろな性格の中間領域で結びつけています。また、それらは風の抜け道ともなって、地域気象を快適なものにします。

区画単位

ここでの区画の大きさは、暮らしの排水を宅地内処理できる広さの菜園をもつ面積(「身のたけの家」Live Forward をご参照ください)を、一単位としています。



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外と内のおもしろ関係

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