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「風土に根ざした暮らし」のしつらえと、
「身の回りのことを自分でする。助け合ってする。」場所を、
コミュニティとして実現する、これからの宅地の提案です。

太陽と水と大地の暮らし 土壌や地域気象と、暮らしの結びつきの提案です。
                            (最下部に図面があります)

体温が37度程度の人間の暮らしに、高温高熱のエネルギーは無用です。ましてや原子力エネルギーなどは。洞穴住居や石積みの倉の中は(湿度は別として)夏涼しく、わずかな熱源で冬暖かくなります。現代では、住まいの高気密高断熱が可能です。
この住まいでは、冬、太陽の恵みである熱を蓄えて、家屋全体を自然に暖かくできます。また夏は、暖気を室内から出し、地下の低温度を利用した冷気を取り入れることで、自然エネルギーによる快適な温熱環境を実現します。

また、生活の雑排水(風呂水と台所排水)を、庭に設けた排水浸透トレンチに通します。

生活排水処理

公共下水道が整備されている地区では、現在すべての排水をそのまま公共下水道に生放流です。排水は、コンクリート暗渠などで土壌とは隔絶された状態で終末処理場に運ばれ、処理されています。大部分の流域下水道では、雨水と汚水雑排水は同じ管で集められ、集中処理の後に海や河川に放流されています。そのしくみ上、排水は地域の土壌に戻ることなく(一部雨水のみ浸透処理)大地を素通りし、ただの一度人の暮らしに触れただけで捨て去られます。また大雨のときなどは、汚水はほとんど処理しきれずに河川に放流されてしまいます。そして一方、家庭では流した後の汚水のこと、そして暮らしと環境のことは、意識しなくても生活できる現状を生み出しています。何を流してもお咎めなしです。暮らしの後処理は「だれかやってくれる」式の暮らし方、を許してしまっているのです。

ここで排水中の汚れは、地球上で最も生物密度が高いといわれる地中(表層より60cm以内)の微生物群により、公共浄水場の放流水(BOD=2ppm)程度に自然浄化されます。
家庭菜園には、この微生物群で処理された土壌有機物と水が限りなく供給されます。また浸透水を集めて中水(排水浄化水)利用します。この中水は、散水や鑑賞池に利用するほか、宅地内浸潤舗装通路(道路)の浸潤水として供給します。

中水利用

一般の舗装道路の夏期の路面温度は、摂氏60度近くに達します。「窓を開けると涼風」ならぬ熱風が吹きつけて思わずクーラー。都市のヒートアイランド現象を助長しています。ここでは、水を滞留蒸散する舗装を使用し、一般の路面温度より約10度低くします。これは、草地の温度と同じ程度。周囲が草地の気温環境での暮らしを実現します。しかもその水は、生活排水により供給されるのです。
暮らしの排水は、土壌や植生を豊かにし、蒸散して大気にもどり風を呼び雲を湧かせまた、雨を降らせるのです。暮らしが、自然を豊かにします。



太陽と水と大地の街づくり

外と内のおもしろ関係

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