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柏ラヂヲ物語


<柏に辿り着くまで・・・>←興味のある方だけお読みください(笑)

7月30日、柏の高島屋までラジヲGROOVE FROM K・WEST」の公開生を見に行こうと思い立つ。
千葉に比べれば、柏など近い近い・・・と思いならがら、池袋から山手線で日暮里に向かう。そこから常磐線に乗り換えようと。。
しかし毎度のことながら、極度の方向音痴のワタシ、しかも高校大学と毎日乗っていながら、その行動範囲から、ワタシの中の山手線は、「大塚」から、「恵比寿」までと短い(笑)。はっきりいって一周してる意味がなく、残り半周については、何の駅があるかもよくわかってない模様。
(ちなみに「東京」には「新宿」から中央線つかってるんです。)
「日暮里」はどうやら、「大塚」の先にあるらしい(笑)。・・・・いつもは乗り過ごさないようにと緊張してるんだけど、そうはいっても山手線。緊張が緩んで、ついヘンなところで座ってしまったのがいけなかったらしい。
いつまでたっても「日暮里」につかない。でも随分乗った気がする。「上野」「秋葉原」?ハテ?あいにく、周りを見渡しても車内に路線図がない。
さすがに「東京」の文字をみたときに、これはおかしいと(遅)。飛び降りたときには、4、5個先の駅だった(^^;。
時間にはそこそこ余裕があったんだけど、それでもワタシのこと、この先何がおこるかわからない。急ぎ戻って、常磐線に。

山手線であれなんだから、過去2,3回しか乗ったことのない常磐線選び(?)は手に汗にぎる。来たのは「普通」・・・だったと思う。(でもきっと快速だったんだと思う;)
とりあえず、乗ってみよう(こ〜ゆ〜行動がいけないんですよね。)。これまた、どこが普通なんだと思うほど、スゴイスピードで、並行して何の電車が走ってるのかよくわからないんですが、窓の外では、いくつもの駅が越されていく・・・、
通常「普通」といえば隣の駅までは2,3分感覚に慣れてる人間に、一駅10分近く(に感じた)かかるのは不安以外の何ものでもない。これは、ホントに「柏」に止まるのか?(涙)。とりあえず、「松戸」についた。
「松戸」より先なのはなんとなくわかる。また猛スピードで走っていく。窓の外では「〇柏」とかの駅が通り過ぎていく。あぁんこのまま「取手」とかいっちゃったらどうしよう・・・。とにかく次の駅でいったん降りよう。

・・・「次は”柏”〜」          ・・・・・・あぁぁぁぁぁぁん(嬉涙)。

++++

<本編>

・・・ということで、駅に隣接してる高島屋には迷うことなくはいりました(笑)。
場所はですね、本屋と、向かい合わせにあるスポーツ用品店との間に、広いスペースがありまして、その突き当たりにガラス張りのスタジオがある。3、4人は座れるだろうという横長のテーブルの上には、CDやら、ウクレレやら、小物やらが賑やかに彩りよく並んでる。その横は控室も兼ねたブース?
なので、左手に本屋、右手にスポーツショップ。前にスタジオブースという状態のスペースに、3、4人がけのベンチが6個用意されてました。

一時間前ぐらいにはついたんですが、すでにベンチは埋まってました。とりあえず、時間まで待つ。最終的には3、40人ぐらいですかねぇ。
番組観覧の常連さんと思われる方と、通りすがりの方と、顔見知りの方と(笑)、ということで、水曜日の担当ミュージシャン?の方の2曲ほどのミニライブを聴き、7時よりナラヨシタカさんというDJさんによって番組はオンエアされましたぁ。
ガラス張りと思ったスタジオは、オンエア中はオープンされるようで、テーブルをはさんだだけの向こうに、兄さんたちがくるのか〜と(嬉)。その距離9歩半ぐらい?(笑)。

番組開始30分後ぐらいですかね、いよいよ、本日のゲストの登場です。(今回もメモとっていないので、雰囲気とラジオ内容からだけ・・・)

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「face to aceです。どうぞ〜。」とクールなDJさんに紹介されてのご登場。歓声が上がる。

先に海月さんあらわる、縁のある黒いクロスの帽子を深くかぶり、髪はまとめずフワっと、割とピタっとした茶のTシャツでした。
そしてACEさん、黒いTシャツに、サングラスは・・・遠目なのでなんですが、多分、左右のレンズ一体型の茶のグラデーションはいったようなヤツでした。髪は金に近い茶系(ん・・・音楽室にあるサックスの色みたいな・・・わからんて;)、髪伸びてました。肌の色艶も夏・・・でした。

手をあげて、笑顔でお客さんに挨拶をするおふたり、ACEさんを真中に着席する。ACEさんは、モニターのヘッドフォン?を手にとり、左だけ耳に当たるように、ななめにヘッドフォンをする。

初めての番組ではお決まりとなった二人のなれ初め(笑)の説明がACEさんからあり、今回カヴァーのアルバムについてメールがいくつか読まれました。
今回カヴァーの中で「自分たちの味をどうやって出していこうかっていうのは?そういう意識はあったんですか?」の質問がDJさんから出ると、
ちょっとご自分は後ろに身をひき、手で海月さんの方に合図して、説明を促すACEさん(^^)。「えっとですね・・・」海月さんが説明を始める。

「一番難しかったのが、匂いを残すためのさじ加減。」だと、カヴァーアルバムを出したことについては、「意図的にやっているわけじゃないんだけど、インタビュアー屋さんの方に、よく”80sっぽい”ですね。とかいわれて、それならちょっと確信犯的にやってしまおう・・・と思って。4月に出した「ノンフィクション」というシングルもご好評いただいたので、その路線で・・・」というようなお話。

-----1曲目、海月さんのふりで、「STEPPIN’OUT」---------

スタジオのマイクは切られる。モニターをはずすACEさん、頭をふってヘアスタイルを整え、右手で髪をかきあげる。かっこえぇぇぇぇぇっっす!

スピーカーからも、オンエア中のSTEPPIN’OUTが流れているんですが、・・・とりあえず、3人の動きもないし、聴き入る観客(笑)
そんなオトナな観客(笑)に戸惑ってる様子のDJのナラさん、会場だけに聞こえるマイクで「えぇ、この曲が、STEPPIN’OUTなんですが、ゆっくり聞きたい方もいらっしゃいますよね。」と小さな声で遠慮がち。
それを打ち消すようにACEさん、「そんなコソコソ話さなくてもいいんぢゃないですか?こう、もっとパ〜っとやりましょうよ(爆)。
ゆっくり聴きたい方はお買い求めいただくということで(笑)。」大爆笑。おっしゃるとおりです。

静寂はやぶられ、トーク再会(笑)・・・とはいえ、STEPPIN’OUTにかき消され(^^;、よく聞こえなかったりもしたのですが、
なんの質問だったのかなぁ、海月さんは、「ちょっと出かけるのに車に乗っちゃうと、ついつい遠出しちゃって、気づくと長野にいたりするんです(ヲイ;)。そういうときにあうアルバムです」と。

それから、ここで話してたんだっけかな。今日のゲストはお2人ともオトナで・・・(観客もだけど^^;)という話から、
「待っている間も、それぞれプライベートゾーン・・・みたいな感じで、こ〜やって(下をむいて本のページをめくる仕草)静かに本を読んでいたり。・・・いつもあんな感じなんですか?」と聞かれる。
意外な質問だったのか、少々戸惑いながらのACEさん「いや・・・そうですねぇ。別に2人で空騒ぎするとか、そ〜ゆ〜ことはないですねぇ(笑)」

オフトークは続く。ACEさんは、目の前に置いてあった”グッズ”が気になるらしく(笑)、手にとる。ナラさんが「こうやって使うと、飲みすぎた次の日とか・・・」と顎のところに挟んで”小顔グッズ”の実演。
再び、手にするACEさん挑戦、角度が悪いのか一度ではいらない(^^;・・・(「はいらないし」とつぶやくワタシの横のお客さんのツッコミに笑った。)
再挑戦するも、首をかしげながら、かなり効果を疑ってるご様子(笑)。無言で海月さんに渡す。(「いらんだろ」というまたしてもワタシの横のお客さんの突っ込みに笑ってしまう。)
涼しい顔で挑戦の海月さん。ACEさんに返却。
その後も、じっとグッズを見つめるACEさんに、「気にいったでしょ(^^;」と突っ込むナラさん。
真顔で「いや、なんか他に用途はないかと思って・・・」・・・兄さん、そんなこと考えてたんですかぃ(^^;。どこまでも信頼されていない小顔goodsでした(笑)。

-----オンエア------

「・・・ということで、曲を聴いてくださってる間も、ACEさんから”ゆっくり買って聞いてくれ”とか、本田さんはアルバム聞きながら遠出してしまうお話とか伺ってたんです・・・。」とナラさん。

どのように聞いてほしいアルバムかというメールの質問には、オリジナルと全く同じで、その人なりの解釈で聞いて欲しいというようなお話でした。

思い入れのある曲は?という質問には、ACEさんは「レコーディングし終わっちゃうと、すべてに思い入れが・・・」としながらも(海月さんもうなずく)
「強いていえば”リドル”が歌いたくって、”3曲ぐらいのカヴァーシングルとかやりたいんだけど”と持ちかけたら、”どうせならアルバムに”って話になって。」
海月さんは、「PROMISES,PROMISES”かな。この曲スゴイ好きで、クリーンなギターのカッティングが、ACEさん弾いたら絶対かっこいいなと思ってて、”やって””弾いて””お願い”って(笑)。」
「で、どうでした?出来は?」笑いながら海月さんに聞くACEさん。「涙でましたね。ありがとうございます。」と海月さん。「自画自賛です。」と笑うナラさん。

80年代流行ってるけど、80年代だなと感じることは?と聞かれ、
「実家の押し入れ開けると、こ〜んな肩パットのジャケットとかでてきて、大名みたいな(笑)、あれはもうこないだろうなと」海月さん。
「あるある」と笑いながらもACEさんは「あんまし、80年代とかって意識がなくって、むしろ70年代に重箱の隅をつっつくようなハードロック聴いてたりしたんだけど(笑)、力抜けていろいろ聴いてたのが80年代ですね。」というようなお話でした。

続いてライブのお知らせ等々、今回は前回のアンコールツアーのような形で行いたい。「今回のアルバムからも、多分何曲か・・・まだわからないですけど。多分やります。」とACEさん。「やります。」とハモる海月さん。

「今日はここに集まってくださった方もいらして、アルバムも買われているようですが、だいたいここの会場には30代ぐらいかなってみなさんが多いんですけど」とナラさん。

「いや、そんなことないですよ。」と笑いながらムキになって否定するACEさん。大爆笑。
ナイスフォロー^^;」海月さん。
ラジオだから・・・見えないし(笑)」海月さんに笑いかけながらACEさん。

ちっともフォローになってません・・・て(笑)。
・・・要はナラさんの意図するところは、80Sを知らない若い子たちにもぜひライブにいっていただきたい、でした。

「そうですね。ライブは、全然閉鎖的な感じぢゃないですから(笑)、血を吐いたりとか、火ぃ吹いたりとかもしませんから(爆)。ぜひきていただきたいと、よろしくお願いします。」とACEさん。

ということで、最後にメッセージを・・・

ACEさん:「今回はカヴァーだったけど、次回のオリジナル制作、曲づくりにはいってますので、これからもよろしくお願いします。」
海月さん:「ちょっと寒い夏ですが、 face to ace VIVA!80’s夏祭り!絶賛開催中ですから、アルバムでぜひお楽しみください。」

-----最後にもう1曲 ACEさんから「WONDERFUL LIFE

最後に、客席に手をふって、スタジオをでるお二人、先にドアの向こうに消えるACEさんですが、海月さんがナラさんと握手されてるのをみて、舞い戻り(笑)、握手されてました。

お疲れさまでした〜(^^)。とっても楽しそうにされてるのが印象的でした。

あ、兄さんたちが去った後にDJのナラさんが、「ワタクシ先ほど、失言がありまして、失礼しました。30代の方ばかりだなんて、いや自分が30代なもんで、同じぐらいの方々が多いのかな。と思いまして。」と。
大丈夫ですって、我々、そ〜ゆ〜っツッコミにメチャメチャ慣れてますから(爆)、お気遣いなく(笑)。

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今日はこんな感じございますぅぅ。

    (2003.8.9)