Guest Room (お祭の間)  本日のゲストアーティスト:mikuさま 


mikuさんから、またまた力作レポートメールをいただきまして。
今回も、許可いただきまして原文のまま、載せさせていただくことにしました。
私も経験したことない、ひろいイベントスペースでのインストアイベントだったようです。
リハ風景から、バックステージに帰られるまで、お日様のあたるところでの
にいさんずののびのび感がいっぱい伝わってくるレポートです。
私の気になってた、あのヲタな質問もしていただいて(笑)、ありがとうございました!
 

face to ace インストアライブ
日時:2004/7/10(土)
キャナルシティ(福岡)

先日の福岡でのインストアライブ本編のレポをお届けしようと思います。
今回はちょっと前置きが長いですがご了承くださいませ。
それと、いつものことながらわずかな記憶をたどりつつのレポなので
不確かな部分が多々あると思いますが、
大体のニュアンスで受け止めていただければと思います。
それでは、少々の間お付き合いくださいませ。

****************************************************************


時折にわか雨の降る博多。
折りしも街は『博多山笠』に向けてお祭りムード。
駅前や商店街にどど〜んとでっかい『飾り山車(やま)』が置いてあります。
高さは2階建ての建物の大きさくらいかな?
いわゆるみこしのでっかいやつ。
それに人形やらキャラクターを飾りつけてあるもので、かなり迫力があります。
この日のイベント会場のキャナルシティの裏手には
『博多山笠』の『追い山車(やま)』の出発点である櫛田神社があります。
博多駅から徒歩で移動したので、ついでにお参りしてきました♪

はやる気持ちを抑え、予約してあったCDをHMVに取りに行き、
イベント会場である噴水前広場に移動。
キャナルシティには建物同士の間に池があり、
そこは1時間おきに音楽に合わせて噴水が噴出す仕組みになっています。

その噴水の前の広場で目にしたものは…そう『飾り山車』でした(笑)
まだそこにはスピーカーしかなく、ギターやキーボードは設置されていないものの
すでにシートを広げて待っている方々が…。
え?ここでするの?この山車の前で???
大いなる疑問を抱いたまま、まだ昼食をとっていなかった私はいったんその場所を離れ
レストランに向かったのでした。

それから30分後…。
あぁっつ!にいさんず発見!!
そう、さきほど下見した場所にしっかりにいさんずがいらっしゃいました!
ちょうどリハだったようで、
ACEさんは黒のTシャツ(白い文字が書いてありました)にブルージーンズ、
黒に白の線の入ったスニーカー、薄い茶色のサングラス。
海月さんは、グレーのTシャツにポッケのたくさんついた膝丈の黒の綿パン、
黒い帽子に髪はふわふわ。

音だしをちょっとしていました。
にいさんはスタッフの方とちょっと話して、2、3分もしないうちにスタッフの誘導のもと、
建物の中へ消えていきました。

結局私はそのままそこで待つことに。位置的にはお二人のまん中の前から4列目。
眼鏡なしでも見える距離です。ステージなどはなく、お二人は私たちと同じ高さ。
なので私は地べたにじかに座ります。
私の後ろの人からは立ってました。
にいさんはちょっと高めの椅子でしたが、海月さんにいたっては、よくある折りたたみのパイプ椅子。
安定感悪そ。
友人を待ちつつ、携帯メールしつつ開演まで時間をすごします。
10分ぐらい前になって、『カレイド〜』などのマキシシングルの曲が流れます。
空も晴れて来ました。

そうこうしているうちにいよいよ15:00。
すると、BGMが噴水用のもの(くるみ割り人形『花のワルツ』)に変わり、曲に合わせて噴水が上がります。
私の位置からは山笠が邪魔で半分しか見えませんでしたが、しぶきのおかげでわずかに涼しさが…。
前方にばかり気をとられていたら、なにやら周囲から拍手とざわめきが。
ん?と思って左の方を見るとそこには客に混じって噴水に見入っているにいさんずが(笑)
完全に溶け込んでます。
『花のワルツ』のクライマックスに合わせ花火があがるように噴水が勢いよく飛び出すのを見て「おぉっつ!」と反応。
私たちはもうどっちを見ていいんだか(笑)
噴水のショーが終わるとお二人ともなぜか噴水に向かって拍手!(おいおい…笑)

二人してお茶目さんです(^v^)

今回のにいさんはターコイズブルーのスタンドカラーの長袖シャツに黒のスラックス、黒のベルト、薄い茶色のサングラス。
あぁ、相変わらず足が長い…ぼそっとつぶやいた私(笑)
海月さんは白のTシャツ(衿元は茶色の紐で編み上げみたいになってました)にベージュのマーブル模様(?)のパンツ、
黒の帽子、髪はふわふわのままでした。

A「こんにちは、face to aceです。」
2、3階からも声援が。それを受けて兄さんそっちに向かって手を振ります。
A「両手を振ってのご声援ありがとうございます。face to aceです。よろしくお願いします!」
まるで選挙カーから言ってるみたい…。
海月さんも一緒に手を振ります。(笑)
A「たまたま土曜日の午後にお出かけしたらこんなところに出くわしてしまった皆様。まことに申し訳ありません。
 すぐですから。(ええ〜っつ!そんな(>_<))
  山笠に向けてお祭りムードがヒートアップしていく中、 いましばらくわれわれの曲でクールダウンしていただければと思います。」


1.オルフェウスの朝
あぁ、海月さんのコーラス素敵♪
音質はかなりいいみたい。とても屋外とは思えません。

A「どうもありがとう。それにしてもすごいよね。『寄らば大樹の陰』『長いものには巻かれろ』
  って、なんか大きいもののそばにいると安心するよね」

海月さんは飾り山車の担ぎ棒の部分をすりすりとさわってます。
A「なかなかこんなことってないですよね」
確かに。この時期限定ですね。
A「こうだらだらと続く祭りってあんまり好きじゃなくて。かといってあんまり乱暴なのも。
 山から柱を落としたりとかね。なので「山笠」ってホントすごく好きなんですよ。おべんちゃらじゃなくて」
A「県外の方もたくさんいらっしゃるとおもいますが、見ていかれるといいですよ。
 今日もそこらへんこんなのが走っているんじゃないかな?」

えっと、正確にいうと、そんな馬鹿でかいのは動きません。曳き山車といって小ぶりなのがねり歩きます。
と、そこでにいさん客席に見知った顔を見つけたらしい。
「あ!」と叫びます。

すると一人のおっちゃんが紙袋携えてお二人のもとに。
くらげさんに紙袋を渡し、そそくさとまたもとの位置に戻ります。
???と思っていると、にいさんから「20年来通っている屋台のおやじさん」だという紹介が
うお、以前福岡のライブでもMCに出てきた方でなはないですか。スペシャルゲストだったですね。
受け取った紙袋の中身を確かめた海月さん、嬉しそうににいさんにも見せます。
確認したにいさん、「あとでおいしくいただきます」とお礼を言ってました。
中身は甘口の明太子2箱でした。

A「では、先日発売されたマキシシングルからこの曲を『INTO THE BLUE』」

2.INTO THE BLUE
ゆったりとした曲がすごく野外向きだなと思いました。癒されるぅ〜〜。(*^_^*)
アンジェラス白の音色もいいですが、2人編成ではエレアコの方がしっくりきますね。
しゃらんしゃらんとしたキーボードの音とにいさんの声が気持ちいいです。
この曲だったか、前方をうろちょろするちびっ子を見た海月さん、にこって優しい笑顔をなさいました。
その笑顔に惚れた(*^_^*)

A「明日は広島のHMV、この前は仙台と名古屋のHMVさんでお世話になりました。 HMV万歳!」
場内拍手。
A「でもですね、ここ広すぎて、まだHMVがどこにあるのか知らないんですよ」
場内をきょろきょろと見回すにいさんず。
A「え?どこ?2階?(客から教えてもらう)だそうです。お帰りに寄ってください。CDがいっぱいあります」

そりゃそうだ(笑)
A「それでは次の曲聞いてください」

3.a new day
この曲をやるですか!この曲好きなんですよね。
再出発ということでこの曲をもってきたのでしょうか。
ギターの音がちょっと小さめ?
声の伸びもあるし、もしかして口ぱく?と思ったらちょっと声裏返った。
にいさんごめんなさい、疑ったりして…笑


A「ありがとうございました。さて、福岡は第二のふるさとでして、昨日もラジオを何本か収録しました。
 詳しくはHPを見てください。以前聖飢魔にいたころ1年間レギュラーでFMの番組持ってまして、FM福岡さんにもお世話になりました。
 
(また周囲を見渡し、スタッフを探す)
  おべんちゃらじゃなくてほんとうに第二のふるさとです」

A「このインストアイベントが終わったら夏から秋にかけてアルバム製作に入ります。曲はたくさんあります!」
その横で海月さんは「これくらい?」と親指と人差し指で5センチくらいの厚さを表現。
それって五線譜の厚さ?
かとおもえばにいさんは
A「段ボール4箱分!」
これくらいと身振りで箱をつくって見せます。(いわゆる普通サイズ)
はい〜〜?!
A「でも1箱に何曲入ってるかは知りませんが(笑)」
なんだかなぁ…。わかったようなわからんような表現だ。
A「なので年明けにはツアーをしたいと。そのときには福岡にも来たいと思います」
場内拍手。
おもむろにマイクスタンドを後方に置き、椅子から立ち上がるACEさん。
A「それでは最後にこの曲を『KALEIDO PARADE』」

4.KALEIDO PARADE
前奏にあわせ、両手を挙げ大きく手拍子します。それに合わせ客も手拍子。
歌詞に出てくる『空』に合わせ見上げる空。これもまた気持ちいい♪
野外ってこういうときに幸せを感じます。


A「どうもありがとうございました!」
海月さんともども深々とおじぎします。
マイクスタンドにマイクをもどしつつ、客に背を向けたまま、
A「それではあちらで握手しますんで、準備が済むまで少々お待ち下さい」
とご自身でご案内。
わらわらと列をつくり始める客にスタッフの方が大声で「こちらに並んでくださ〜い!」と叫んでました。

*   *   *

さていよいよ握手のときがやってまいりました。
今回はお二人に違う銘柄の焼酎をそれぞれ差し入れするということと、
絶対に質問をせねば!という意気込みのもと順番的には後半のほうに並びます。
一般人が行きかう中、ぞろぞろと並ぶ列。
ドキドキ感は高まります。
あと2人、あと1人。
にじむ汗をハンドタオルで拭きつつ、すでに広げたCDを片手にそのときを待ちます。
そしていよいよ自分の番。
まずはACEさんから。
CDを差し出しつつ、「これ飲んでください」と焼酎の5合ビンの入った袋を
おもむろにACEさんがサインしているスペースの横に置く。
A「どうもありがとう」(発音がはっきりとしてました…笑)
サインしている姿を見つつ用意していた質問を。
私「もみじ元気ですか?」
A「元気ですよ!がんばってまた撮りますんで見てくださいね」
私「あ、はい。ありがとうございます(と言ったかどうか…)」
そんでもって笑顔とともに『ぱふ』っと握手していただきました。

で、お次は海月さん。
CD差し出しつつ先程と同じように
私「これ焼酎なので飲んでください」
となぜかACEさんより丁寧に説明(笑)
K「ありがとうございます!」(とっても元気なお声でした)
で、いよいよ例の質問。
私「今日の機材はレンタルですか?」
K「あ、はい。地方はレンタルのですね」
私「あ、そうなんですか。」
とそのあとほんのちょっとの間。このとき海月さん不思議顔?
私「とってもいい音がするなぁ〜と思って…」
K「もとの音はぶっこが作ってますからねぇ」
私「あ、そうなんですか。ありがとうございました(といったかどうか…)」
くらげさんにも笑顔とともに『ぱふ』と握手していただきました。

で、その後いっきに足に震えが来ました(^^ゞ
実際握手したときは質問せねば!という意気込みがあったのでよかったのですが
その後かづみさんといっしょに感激しまくり(*^_^*)
今回は屋外スペースと言うこともあってか、カメラOKだったみたいなのです。
というより規制がなかっただけというか。
なので、握手会の間はにいさんずの回りに写真を撮る人垣が出来てました。
私たちはそっからちょっと離れて、握手会が終わるまで取り残された機材を見て回ってました。
にいさんのギターケースやら、エフェクターケース、
その上に乗っかってるぶっこ2ちゃんの眠っているであろうソフトケース。
さらにはiパットやらシールドやら。
で、このとき一緒にあったのがYAMAHAPSR210と書かれたダンボール箱。
(これってあのキーボード?)
大きさからいってそうなのだろうけど、一般人じゃないんだからダンボールで運ぶってどうなのよ?
でも、今回屋外でしたにもかかわらず、すごくいい音響だったんですよ。
陣取った場所がよかったのか、音響さんが慣れてるのか。
HMVはけっこうこの場所でイベントをやっているようですから、そういった意味では慣れているのかな?

そうこうしている間にどうやら握手会もひと段落したようで、ACEさんのごあいさつ。
A「本日はどうもありがとうございました。これからもface to ace をよろしくお願いします」
場内拍手。
スタッフの方に誘導されて控え室に戻るようです。
その戻る途中に私たちはいたので2メートルぐらい離れたところから5,6人で「おつかれさまでした〜」
と声をかけたところ、なんとお二人とも
「ありがと〜〜♪」
って極上の微笑とともに手まで振って下さったんです\(~o~)/
もう嬉しいったらありゃしない。
握手のときの笑顔の数倍も上の笑顔でした。

そのまましばらく見送っていたら、ACEさんのシャツの背中の部分が汗で色が変わっていたのを発見んですね。
「あんなに汗かいてる〜」
と結局はよこしまな腐女子になってました(^^ゞ
あとではたと気がついたんですが、背中がわりと全体的に色が変わっていたので
素肌にシャツを着てたってこと??きゃ〜〜〜〜(*^^)←おばか)

なんかあっという間のイベントで、物足りない気もしましたが
あんなに上機嫌なお二人というのもなかなか見れないかもとも思ったり。

 

***********************************************************************

 

駄文長文で、なんだか読みにくい文章になってしまいましたが
ここまで付き合いくださいましてありがとうございました。m(__)m
少しでも雰囲気が伝わったのなら嬉しいです。

miku 2004/7/19


もみじの近況もわかったし(笑)、

シンセのこともわかったし、

その土地土地ならのネタやハプニングもあるし、

やっぱ、インストアイベントレポって楽しいなぁ。

mikuさま遠征レポありがとうございました。

(2003/7/23 れい)

♪♪♪

 

 

mikuさん・・・さんきゅ!


GuestRoomへ   HOMEへ