Guest Room (ノリノリの間)  本日のゲストアーティスト:mikuさま 


mikuさんから、力作レポートメールをいただきまして。
独り占めするのはもったいないので、許可いただきまして、
原文のまま、載せさせていただくことにしました。
そしてなんとmikuさんは今回のイベントで、するどい質問が読まれたと。
私もぜひ、海月さんに聞いてみたいと思ってたこと(笑)。ありがとうございました。
 

LIVE IN GAYA 03 -select 10!- face to ace編
日時:2003/3/7(金)
開催店:GAYA
(福岡天神イムズ8F

〜〜GAYA ライブレポ〜〜

座席は70席、あとは立ち見ですというアナウンスのもと入場すると
予想にたがわずほとんど席は埋まっていたので、結局ステージ下手側立見席にスタンバイ。
座席の人が立たなければ遮るものは何も無い状態。
「小さな方のアンケートは開演前に回収しますのですぐにご記入願います」とのこと。
その内容はftaへの質問と最近見たり聞いたりしたおもしろいことでした。

午後7時。おもむろに客電が落ち、前方のスクリーンにバーンとCANTAが映る。
へ?と思っていると、今回のGAYA音楽祭のCM。会場はにわかにざわめく。
ftaの番になり拍手が起こる。画面には「sold out」の文字。一同「おおっ!」

CMが終り、スクリーンが上がると同時に場内の拍手に迎えられftaのお2人が登場。
ACEさんは黒のスーツに中はワインレッドの襟元だけV字のシャツ。
そして薄い茶色の細身のサングラスをかけていました。
海月さんはテロンとした黒地に幾何学模様のあるシャツに黒のズボン、
黒のニットキャップをかぶってました。
今回は司会者無しの二人きりのステージです。

(以下
ACEさん発言A海月さん発言Kです)
A:「いえ〜い、face to aceでーっす!」(だったかな?)
兄さんどうしました?もしかして浅井さんのマネ?
A:「福岡に戻ってきました〜。明日からツアーなんですが、FM福岡さんに呼んでいただいたからには
  人として来ないわけにはいきません!」
「なんかこういうのって初めてだよね?」
とACEさん。
「もう変な汗がここらへんからだらだらと…」と海月さん脇の辺りを指す。
A:「適当に相槌打っとけば良いから」
K:「そうですね」
その間にADさんらしき方がおもむろにおしぼりをもってくる。
A:「なんかすごいね、こうなるとビールも欲しくなるよね」
との声に数分後またもやADさんがビールをもってきた。
A:「数日前にCANTAがここでやったんでしょ?ここにバーンとセッティングして一生懸命やっただろうに
  ftaはこのていたらく、実にまったりとしてるね」

確かに…笑
A:「篁と番組もっていましたが、またこちらでもやらせていただければと…。
  今は中部近畿地方で番組やっていますが『出向』って事で。よろしくお願いします」

といいながら会場の後方に関係者を探してました(笑)

直前に企画を知ったというアンケートに答えるご両人。まずはACEさんから。
A:「まずは○○さん…あ、ラジオネームがあった。すいません。
  最近の面白かった事。
  『バスに乗っていたら隣の女子高生の会話が聞こえてきました。“ロールキャベツってレタス使うの?”』
  ……キャベツじゃろーがっ!!」

ACEさんマイクを握り締め、左下斜め45度に身体を傾け思いっきり突っ込む!(どうしたんですか?!)
A:「“やってTRY”だっけ?あれみたい」
K:「ですね、なんかあのナレ−ションみたいですよね」

お次は海月さんの番。
K:「よくある質問から。ラジオネームはないので本名で△△さん。
  『帽子はいくつ持っていらっしゃいますか?』
  えっと、今回のツアーには3つ?4つかな?移動用と共用とステージ用と…
  ほかにテンガロンハット(ちがったかも?)とか、きのこのようなのとか数限りなく」

A:「きのこ?」
K:「かぶるとこう、きのこのような形になるのとか。衝動的に買っちゃうんですよね。
   心くすぐられるものがあると」


A:「なるほどね。では、次。□□さん
  『ライブで拳振り上げちゃいけないのですか?』
  こういった発言した覚えは無いですけど…。各自思ったとおりにすればよいのでは?
  こうしちゃいけない、こうしなきゃいけないってのはないとおもいますから」


K:「次は、ラジオネームmikuさんからの質問。鹿児島市の方です。
  『その後ぶっこの調子はいかがですか?
  ぶっことの格闘の日々をエッセイ本として出版する予定はないのですか?』
  とありますが、その節は色々ご迷惑おかけしました。」

ぺこりとACEさんにむかっておじぎをする海月さん。
K:「ぶっこというのはこのマシンなのですが(パワーブックを指す)、このヒトは…ほんと感情があるのではと…
  回を重ねるごとにレベルが段々上がってくるんですよ。
  ですが、この年末ワープロ機能だけを使っていて、
  いざ立ち上げるとなったら『はて?』ってかたまっちゃうんですよ。
  でも、何回かやっていると思い出すという。
  くわしいことはホームページに書いてありますので、そちらをご覧になってください」

A:「G4をどーんと買おうかと思っているんだけど?メンテナンスが大変そうだね。まるでF1カーみたい」
K:「走るまでにウォーミングアップが必要という。手軽には乗りこなせない(笑)
   で、エッセイ本の予定は?ってできるわけないじゃないですか!」

A:「わからなくなったら本田に聞くといいかも」
K:「え?だめですよ。わかりませんもん。解決にはなりません」
A:「1人で悩むより2人で?」
K:「そうですね。一緒に悩む…笑」

「あの、ちょっとしゃべっていいですか?」
突然のACEさんの申し出にどうぞどうぞと海月さんマイクを置く仕草。
A:「あのミョーな間のあるクイズ番組で、出演者の意気込みみたいなのを最初に映すじゃないですか。
  そのときに名前が出るわけですよ。
  で、そのときに妙にひっかかったのがあったんですね。
  ですが、この方はみのさんとは対戦できなかったので細かいプロフィールは出なかったんです。
  ×○△さん!(←ミドルネームが明らかに外国の名前)
  何人(じん)と結婚したんだ〜〜〜っ!できることならもう一度挑戦していただきたい!では、次どうぞ」 
  
力説する兄さんに会場はしばし呆然。

K:「これは面白かった事についてなんですけど。
  『普通に道路を歩いていてハトにぶつかってしまいました』
  というので、思い出したことがありまして。
  夏の暑いさなかに歩いていたら、やたら近いところからセミが鳴き出してびっくりしたら
  どうやら背中に止まっていたみたいで…俺はそんなに隙があったのかと(苦笑)」

A:「そういえばCOO(あのジュースのキャラ)も背中にセミ止まったCMなかったっけ?」
K:「同じ脱力系キャラ…笑」

A:「次○○さん。『海石榴(つばき)には泊まったんですか?』
  とんでもない、1泊50万だそうです。でもそこの関係者が聖飢魔ファンだったんです。
  それと箱根美術館でも写真とったんですが、そこの警備員も聖飢魔ファンだったんですよね」

K:「そうそう。苔を踏まないようにジッと睨みを利かせていたんですが、撮影終わった瞬間
  『あの〜長官』って。

A:「そうそう。初めて聖飢魔やっててよかった〜って思った」
K:「あはは」
A:「質問はついでで、こっちのほうに興味をそそられたのですが。
  『僕は高速バスの運転手をしていますが』大変ですね〜。気をつけてください。
  『ある日午前10時ごろ高速道路を運転していたら、歩道のところを前方から全裸の男が満面の笑みで
  駆け下りてくるのを目撃してしまいました。朝のすがすがしい気分が台無しでした。
  でも、周りに民家があるふうでもなかったし、一体何処から来たのでしょうか?』
  全裸の男ですか?満面の笑みを浮かべてですか?そりゃすがすがしい気分は台無しですね」

K:「でも貴重な体験ですよね。見てみたかったかも」
A:「でも全裸の男だよ?女だったら…ごにょごにょ。さぞや上下運動も激しかったことでしょう」
あの…ACEさん??
A:「う〜ん。全裸男ね…。満面の笑みでねぇ…」
K:「不思議ですねぇ」
お2人とも間にある机の上に置いたこのアンケート用紙をじーっと覗き込む。
なんか可笑しい…。

そんなこんなで、トークコーナーは一旦終了。
再びスクリーンが下りてプロモが流れるという事でお2人は一旦退出。
スクリーンにはノンフィクションが流れました。

終了と同時に再びお2人がステージへ。
森永氏がおもむろにセッティングを手伝います。
ACEさんはタカミネのエレアコ。海月さんはもちろんぶっことRolandJP(?)50とJP80の2段重ね。

1曲目は
『残像』
ぶっこの話題が出た後だったので海月さんがぶっこをクリックしてしばらくの間があるごとにどっきどき。
今回はじめてアコースチィックライブを体験しましたが、ぶっこの音ってかなりいいんですね。
お2人だけでも充分通用します。
A:「こういった感じの曲ってこれが初めてですよね。次はいつもの…。
  縮みっぱなしの日本人へ、お疲れなあなたに…」

『栞』への前口上はもはや定番です。
A:「この曲が売れて経済効果に少しでも貢献できれば良いんですがね」
けっこう貢献できてると思うのですが…笑
エレアコ→ハンドマイクと交互に曲がありましてそのたび椅子を出したりひっこめたり。
A:「明日からツアーなんですが、機材とかもうあっちに着いてんのかな?移動中かな?
  で、今日はそれぞれ楽器を手持ちだったんですけど、この椅子、高さが調節できるんですよ」

とおもむろに、椅子の高さをぐぐ〜っと低くしてそこに座り、マイクを煽ぐACEさん。
A:「すごいでしょ?で、これをレンタルしようと思ってたんですが、どうやらおいて無いって事で、これも持込です。
  カートで運びました」

K:「なんか愛嬌ありましたよね。空港のベルトコンベアにこの椅子2つ、がーっと運ばれて」
A:「これはあの森永君とこの会社のでして」
といいつつ、椅子の座る部分をひっくり返して客に見せるACEさん。
A:「関東方面で機材レンタルするときは是非ともLEVOで…あと似たようなのでLEOもあります(←?)」
続いて
『CLOUDY DAY』『MISSINNG WORD』
この間だったと思いますが、実はアコースチィックライブは嫌いだったと告白するACEさん。
A:「間違うと客が『ちっ!』て顔するでしょ?客席がばっちり見えますからね。コラーゲンの具合とかがねぇ…」
そう言いつつ客席を見渡す。(ちなみに私このとき顔隠しました…笑)
A:「そういうこというから嫌われるんですね」
それからボーカルについての話。
A:「精神的なものって声に出るんですよね。やばいかもと思った瞬間でなくなるという。
   なので、大丈夫だと強気で歌います!」

充分ボーカリストとしてやっていけると思います。サンプラよりもさらに力まずに歌われているような気がしました。
A:「前は右の方にいて、目の前でボーカルの方が一生懸命しゃべっているのにこっちに手を振ってくれる人がいて
  ありがたいんですが、進行上、それも気の毒だなぁとおもっていたのですが…」

あら、そうだったのね、などと思っていたら一瞬の間の後
A:「すみません!わたくし、嘘をついていました!!」
それってすまないと思っていなかったって事ですか?!(笑)

次はこの時期にふさわしく
『早春』
A:「この曲のイメージって尾道っていう意見が多いんですよ。
  他に長崎辺り。九十九島の辺りかな。決して対馬ではありません」

K:「?」
A:「昔、日がな一日ぼーっとマリンタワーだっけ?(会場に問い掛けるも明確な回答を得られず)
   もしや、ここには博多っ子はいないな…(笑)
   ま、そこの港の辺りでぼーっとしてたら、対馬からの船から降りてきた客が
   テンガロンハットにベルボトムのズボンの膝の辺りをこうひらひらさせた人だったので、対馬ではないなと」

K:(笑)
A:「『早春』ってタイトルもはじめは『波照間』にしようかとも思ったんだけど、沖縄ってイメージじゃないし」
K:「あぁ、あの最西端の島ですね」
A:「そうそう」
私、よくわかりません。
A:「今日は初めての試みを取り入れて、いかにしてこのライブの付加価値を見出そうかと…笑
  ○○(←曲名忘れた)もサウンドチェックで一回ギターを弾いたっきり。さっきのが2回目。ちゃんと練習しろって感じですね」

A:「いよいよ最終コーナーです。楽しんでいただけてますでしょうか?」
の問いかけに一人の女性の「楽しんでます!」の声に
A:「直接的なご意見ありがとうございます。こうガーーッツと盛り上がる事は、こういう曲をやってる限り望めないんですが
  それぞれ楽しんでいただけたらと思います」

そうして始った曲は
『RAIN〜ノンフィクション』
このつながりが物凄くかっこよくて、びっくりしてしまいました。

かくして約1時間半のライブは終了。
お2人ともお疲れ様でした。
そして、帰り際に一人ずつにスタッフの方から「ftaのおみやげです」とのことで
ftaロゴのステッカーを1枚ずつもらいました。

追伸:
あと2つネタを思い出しました。
<その1>
FMで番組をもったとき、はじめは一人でしゃべるの大変だったけど、今では一人のほうが楽とのこと。
たまにゲストとかあると、いろいろ近況とか聞かなきゃいけないこともあるし、ゲストの曲もかけなきゃいけない。
メールはいつ読むんだ〜!って感じで、いろいろ苦労されているらしい。
<その2>
ハンドマイクからギタースタンドにあったエレアコに持ち替えてセッティングする際、
エレアコのシールドがギタースタンドに引っかかったのに気づかない兄さん。
それを見た客の数名が(私も含む)それを教えるために「それ引っかかってる」と指をさすと
それに気づいた兄さん、
「いや〜大変なことになるところだったよ〜ありがと」といいながら引っかかったシールドを外しました。
その後、
「なんか今の言い方、本当にありがたいと思ってんのかって感じだよね」
とご自身で突っ込んでました…笑


・・・ずいぶんとノリノリのイベントだったようで(笑)、ACEさん、すっかりトークはお手の物になったらしいというのが伝わってまいりました。

海月さんとぶっこの人間味溢れる師弟関係(?)も聞き出していただいて(笑)。ありがとうございました。

(2003/3/14 れい)

♪♪♪

 

 

mikuさん・・・さんきゅ!


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