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RAIN

2002.11.21 in store

CRCP-506 ¥1,000(tax in)

Sound produced by face to ace


デジタルサウンドのフェイクっぽさと、リアルさを織り交ぜた大人のファンタジー。ドラマティックに立体感の増した2作品。


1.RAIN (作詞:ACE 作曲:ACE 編曲:face to ace)

雨を表現したという、優しく時に激しく、縦横無尽に空間を駆け抜けるシーケンス音。
ベースに乗っかる和音が、ほとんどエフェクトかけたACEさんのコーラスだけという、導入部の不思議感がいい。
その後、和音(作品)の輪郭をはっきりさせるのに、あえて存在感のあるリアルなピアノをつかわれたのでしょうか、
エレピ使いが多いという印象の本田さんですが、リアルなストリングスととも相まって、軽くなりすぎず大人っぽさをはずさないスパイスに・・・。

そして半音ずつドラマティックに駆け上がって、キャッチーなサビへと…。
そう、「君に逢いたくて」の「い」の音、メロディの流れ的に、普通「逢」のとなりの音(短2度上)に飛ぶんじゃないかなと。いやなんとなく(^^;。
すべて、あの4度上の音に飛ぶことによって、「逢いたい」感は200%で表現されてる気がしました。いや、まいった。

2.パンドラの空 (作詞:ACE 作曲:HONDA KURAGE 編曲:face to ace)

モノトーンの風景が、にぎやかに色づく瞬間、ファンタスティックな世界に足を踏み入れる。
カーニバルの喧騒を想いおこさせるバックに、ゆったりと流れるメロディが印象的。
無機質に流れるシンセベースとシーケンス音にのって、十分聴かせられるセクシーなACEさんのボーカルにも注目。
甘い中にもポイントポイントのブラスと、掛け合いのようなギターのカッティングが曲を引き締めて、これまた良い。

3.RAIN〜Instrumental (作曲:ACE 編曲:face to ace)

良質なカラオケ…

(2002年11月23日)