「ノンフィクション」
2003.4.23 in store
CRCP-512 ¥1,200(tax in)
Sound produced by face to ace
1.ノンフィクション〜Single Mix (作詞:ACE 作曲:HONDA KURAGE 編曲:face to ace)
80年代の懐かしさを感じさせるポップなシーケンスのビートにのって、ちょっと甘酸っぱくキュンとする歌詞の世界が展開される。
ヒューマンボイス(コーラス)のイントロ、エンディング、ソロらしい音を使わない間奏の表現が、歌詞を浮かび上がらせ、リアルな印象を残す。
(アルバム紹介より)
アルバムで印象深いうねるベースが、落ち着いた低めのトーンになっていたり、パシャッとしたスネアも、タイトになっていたり、
リズム隊を抑え、クリアなギターのカッティングを生かし、ボーカルやコーラスが前面にでた、アルバムよりも人間臭いナチュラルな仕上がりになっていると思います。
2.ノンフィクション〜Kurage Mix (作詞:ACE 作曲:HONDA KURAGE 編曲:face to ace)
リミックス?、リテイクじゃないよね?と疑いたくなるほど(笑)、どこにこんなにおいしい要素を隠してたのかと思う作品。その引き出し方もタダモノではない。
良い意味で原曲を壊し、遊び心たっぷり。ぜひ1曲めを聴き倒した後に聴いていただきたいです。
音はアルバムより、さらにエフェクトで遊んでいるという感じでしょうか?シンセのバッキングにショートディレイ?をかけて音数増えたような錯覚に陥らされたり、
ベースにも、フランジャー?強いうねりを入れたり、海月さんお得意の音を空間に飛ばす手法も随所に見られて、楽しさと驚きいっぱいのファンタスティックなヴァージョンです。
3.桜 (作詞:ACE 作曲:ACE 編曲:face to ace)
シーケンスのリズムに乗って、目の前のもやが晴れ、次第に視界が開けていく感じ。
優雅で壮大なサビのメロディは絶品。シンプルな並びのメロディにフィルをいれ、こんなにお洒落になるなんて・・・。ささえるアルペジオも優しい。
「ここに・・・」の後にひらひらと舞うように流れるオブリ(副旋律)は、花びらの散る音・・・?でしょうか。
柔らかい春風を感じ、音空間に色が見える。そんな作品。
Aメロ→Bメロの平行調、Bメロ→Cメロの同主調といったACEさんらしいコード展開も見逃せない。その展開に乗せて広がる詞の世界もニクイです。
4.ノンフィクション〜Instrumental (作曲:HONDA KURAGE 編曲:face to ace)
(2003年4月27日)