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「TOUGH!

2005.7.8 in store

DMRS-103 ¥1,000(tax in)

produced by face to ace


様々な意思のつまった音の粒を、シンプルでストレートに投げかけ、”言葉を聴かせる”応援ソング!
時に力強く、時にやさしく、人肌の温かみを持って・・・。

・・・という感じでしょうか。これが2曲入りである理由がわかるようなシングルに思いました。
これ以上でも、これ以下でも意味をもたないと思わせる、背中あわせの応援歌2曲!という印象。
歩みを止めるわけにいかない限り、勢いでいくかノンビリいくか。心の中に足跡を残しながら走り抜けますっ!
(注:ご本人たちは、TOUGH!について、自分たちががんばっているという歌で応援歌にはしたくないということです。)


1.TOUGH! (作詞:ACE、本田海月 作曲:本田海月 編曲:本田海月)

ちょっとエスニックなリード系の音のテーマが力強く、どんどん後押しされて、ずんずん前に進んでいく感じの作品。
流れるようなコーラスもかっこよい。裏一発ずつかきあげるような、シャリンとした音のギターが印象を残す。

詞の単語にこれまでにないジャンクなもの(?)を感じ、驚きました。・・・本田さんとの共作なのですね。割り振りはわかりませんが。
歌詞の乗せ方がリズミック。

ドラムの生らしさがいかされ、タイトで、音像的にも中心でささえて、他の楽器がまわりを包み込むような;?。
これまでのface to aceは、結構、ハイハット大き目、リズムパートを奔放に(?)振ってるイメージの本田アレンジだったので、
それが定位置でバランスもちょっとコンパクトで新鮮に映りました。

2.風の向こうへ (作詞:ACE 作曲:ACE 編曲:本田海月)

ちょっぴり切ないピアノ、何本もの音色のギター、幾つもの音が重なり、追いかけあうドラマティックなイントロから、Aメロに移るだけで、
来ましたACE節!な展開の、ゆったりとした歩みの作品。
伴奏はひたすらシンプルに、バッキング、カッティングなのに、独特のメロディ展開と歌詞があいまって、ドラマをつくっていく感じ。
2本のギターのソロも、それぞれにロマンティックに歌う。

・・・1曲めは、打ち込みでも好きだったかも・・・などとちょっと思った不届きものですが(すみません)、2曲め、この曲のグルーブは、温かみといい、
西川さんのドラムならではと思いました。ロール?っぽい効果もかっこいい。・・・西やん、最後の最後遊んでますね(笑)。この感じが、また好きなんです。
 

(2005年7月7日)

 
今気づくヲタネタ。。。ACE節、サビと間奏(イントロ)の関係は、FとDmの平行調ですね。