「CLOUDY DAY」
2002.7.24 in store
CRCP-92 ¥1,200(with tax)
Sound produced by face to ace
本田氏のシンセがポイントで輝きを放ち、ACE氏の彩り豊かなギター世界が密かに楽しめる。
飾り気のない、アコースティック色の濃い新曲2曲に加え、
ファースト・ツアーからの華やかなライヴ音源2曲を取り入れた、バラエティに富んだマキシ。一粒で4度おいしい。
シャツのボタンを一つ多くはずして、化粧を落として、一人で聴きたい一枚。
1.CLOUDY DAY (作詞:ACE 作曲:ACE 編曲:face to ace)
さり気にツイン(トリプル?)の切ないギターのイントロ、そのまま切なさを重ねるかと思いきや、キロキロとしたシンセ音はACEワールドへの結界?
いきなり同主調へのメジャー展開にど肝をぬかされる。その一瞬の明るさが指し示すものは曇り空を知らない男の無邪気さ?
望みをつなげる彼にやがて陰が…。サビ、下降形フレーズの歌メロが切なさを誘い、幾重にも重なったギター、アルペジオがやりきれないさびしさを強調する。
ベースと微妙に絡む、上質なアコースティック・ギター・ソロ、繊細なハーモニクスにとまどいを思う。
2.残像 (作詞:HONDA KURAGE/ACE 作曲:HONDA KURAGE 編曲:face to ace)
こちらはツインピアニカ?(笑)なイントロ。生ベース(YANZ氏)と生ドラム(ダイコウワタル氏)を起用し、
<鍵盤の軽やかさ>と<弦の力強さ>が共存した、ドライブ感溢れる作品。ひとりで車を飛ばしながら聴いてみたい。。。
ちょっと低音のヴォーカルにドキッとする。歌がバックに溶け込んで、一体感を感じる。さわやかな風が吹き抜ける。
あっけないエンディングは残像?(^^)本田さんの作品はいつもACEさんの新たな面を魅せてくれます。
3.Bring you back to me 〜Live Version (@SHIBUYA-AX)
4.Flow 〜Live Version (@SHIBUYA-AX)
ライヴでは、歌声がクリアで、多少突出した感想をもっていました。
ここではとてもきれいにミックスされて、でも臨場感ある仕上がりの2曲だと思います。
原曲は聖飢魔II時代のソロアルバム「TIME AXIS」から。fta作品とは一味違ったファンクな演奏とファンタスティックなバラードが聴けます。
(※ライヴを音だけで感想述べるのは苦手なので、軽いコメントでご容赦を〜^^;)
5.CLOUDY DAY〜Instrumental (作詞:ACE 作曲:ACE 編曲:face to ace)
良質なカラオケ…
(2002年7月25日)