Guest Room (よき時代の間)  本日のゲストアーティスト:まーちゃん 


まーちゃんは、いわゆる信者さんじゃないですが、
聖飢魔IIの音を愛してくれてる人です。
MASAKI氏のいるアニメタルにも造詣が深く(笑)
これまでいかれたライヴも多岐に渡っています。
そして、ドラマーという立場からも興味深いレポートを
いただきました。ありがとうございます。
 

FINGER PRINT FILE NO.1
日時:2002/7/9(火)
場所:新宿リキッドルーム
時間:19:00〜
出演:特撮・CANTA・ROLLY

2002年7月12日(金)記
せっかくだからできるかぎりレポしようかと思ったのですが、楽器にも曲にも詳しくないし、
ロッカーに鞄ごと入れてしまって筆記用具を忘れた時点であきらめました。
それに私背が低いのでよく見えないし。
でも、ちょっと真似して覚えてるとこだけね(笑)。めちゃくちゃ長くなったので、ヒマなとき読んでくらはい(笑)。
 
開場が始まり、いつものように階段のとこに並び始めると、さすがにいつもより若い
女の子たちが多いし、女の子達の格好もずいぶん違うような・・・。
いざ、会場に入ると、ドラムセットが2つ。片方が照明があたっていなかったので、後で使うんだろうなって
思った方のドラムがお馴染みの「Ladwig」で、「きっと湯澤さんのだー!」と思った私。
セッティングも、この間のCANTAのときのように、タム×1で、シンバルのセッティングがかなり高低差のあるセッティングだったし。
 
たしか始まったのは7時10〜15分くらいだったと思う。そんなには押しませんでした。
SEが、「ファミ○ン・ウォーズ」のコマーシャルでやっていたような、米軍の人たちが歌っていた
(とゆーよりはかけ声のようなやつ)ものとよく似た曲が流れて、
「こんなのSEに使うんじゃ絶対最初はCANTAじゃないよな」と思っていたら、やっぱし。
いきなり、かなり体格のいい、はっぴ?を着た大柄の男の人が出てきて、いきなりピアノを弾き始めたのでした。
それが、けっこうフュージョンぽいというんでしょーか、意外な音楽やるのかなあ、
とちょっと期待しましたが、
すぐに大槻ケンヂが出てきて、いきなり頭スキンヘッド、袈裟来て数珠かけて、まるで和尚さんのよう。
歌は・・・やっぱしこーゆう感じなのねえ。ま、メロディは・・・ないわね。
(この間の25hoursの打ち上げの時、カラオケで歌っていたS.M.Gのベースの子のような歌い方※1)
でも、妙にフュージョンぽいとゆーか、現代音楽っぽいキーボードがうまく合っていて、
曲的にも思っていたよりも楽しめました。なんだか裏旋律(?とゆーのだろーか?)ぽいフレーズも使っていたし。
あ、れーちゃんのBBS見て分かったけど、「三柴 理」という人なんですね。
「理」はどうやら「タダシ」と読むらしいです、私の記憶に間違いなければ、(ビールはコップ1杯しか飲んでなかったよ・笑)。
それにとてもこのキーボードの人、上手かったし、パフォーマンスもバッチリでした。
半分以上はキーボード弾かずにかけ声コーラス(男のダミ声とも言う)して客あおってたけど(笑)。
でも、大槻ケンヂさんのMCはとっても面白かった。「おまえら年寄りばっかりじゃねーか」を連発してました(^^;)。
 
ドラムのこと書くの忘れちゃった。ここの人はタム×2、クラッシュ×2、ライド×1のごく通常セッティングでした。
今回は3バンドともドラムのセッティングは非常にシンプルでしたわ。メーカーはバスドラにロゴが入っていたのは、
湯澤さんのだけだったんでよくわかりません。
思った通り、ノリノリのステージで終了。
 
2番目、真打ちCANTA登場!SEもなく、いきなり曲に入るでもなく、ルークさんが、
「えー、CANTAというバンドです。よろしく」というような感じ。
ちょっと肩すかし・・・だったかな?
おもむろに重ための、パープル・ヘイズぐらいの早さ(爆)の曲から始まりました。
個人的な勝手な意見を言わせてもらえば、うーむ、前のバンドがノリノリだっただけに
この曲で始められても、客はノれん・・・
しかし、次の曲はたしかけっこうノれる曲だったかも。
なんせセッティングリスト配布もなかったので、曲は何をやったかとゆーのは勘弁してくださいまし。
でも、少なくともこの間のCDに入っていた3曲はやったと思いますよ。
少なくとも「ハレルヤ」って歌詞が出てくるやつ(1曲目でしたっけ?)。と3曲目の「Grobal Depression」はやりました。
今CDが出てこないんで確認できませんが(笑)。
あと、前回の同期で失敗した曲もやったよ(これってCDに入ってる曲だっけ?)。ルークのボーカルから入る曲。
今回は成功したけど(笑)。たぶん、「クロック・マダム」もやったと思う。
あたしってけっこうCANTAの曲覚えてるじゃんって思った(爆)。
でも別の曲でまた出だしで「あ、ごめん」てのがあって思わず湯澤さんが立ち上がって無言の抗議?!
最初の方のMCで、「今回2回目のライヴなんでけっこう緊張してます」
ってルークさんが言っていたんだけど、マジでかなり上がってたみたい・・・。
あと、「の曲はみんな知らないと思う」というのがあったので、新曲もあったのでは?
えっと、全体的な感想として、歌は・・・最初、かなりPAのレベルが小さかったせいもありますが、
もともと大槻ケンヂやローリーとは歌い方が違うということもあったと思うけど、
正直言って今回かなり外しておられた曲があったと思います、音程を(^^;)。
前回の初ライヴよりキンチョーしておられたのではないかと・・・
後半になってルーク様もPAも持ち直してきたようでしたが。
 
これは、某所ボウショのレポにも書かれていたし、連れも申しておりましたが、
今度からボーカルを別に入れられた方が良いのでは、と。そういう意見の人は多かったです。
私はむしろ、逆にローリーバンドのようにギターを入れた方がいいと思うけど。
確かに、3ピースは見た目にもかっこいいし、あのメンバーならそれで十分音も厚くてOKなんだけど、
やっぱりギター弾きながら、MCもやりながらだと、ちょっときびしそうでした。
1曲終わるごとになんか下向いてカンペ見てるのが見え見えだし。妙な間が空いちゃうのね。
ギターはあんなにこともなげに弾いてるんだけど、曲が終わってからMCまでのあのがねー。
客が「ルークさんだいじょぶ?」って感じでけっこう不安になってる気がする。
ホカのレポにありましたが、やっぱ彼はギター職人なんだなあって気がするんですが。
でも、自分が歌いたいわけでしょう?だったらやっぱギター入れた方が・・・ねえ。
歌いたいとこは他の人にギター弾かせて、「歌のとこは歌だけ歌うことに専念する」
「自分が弾きたいギターソロは自分が弾く」とか、または「ツインで聴かせる」とか。
さもなきゃ、あれだけRXやCRJでしゃべってくれるんだから、湯澤さんに少しMCしてもらうとかねえ。
ダジャレが多くてすべるけど、MASAKIだってしゃべらせればしゃべると思うんだけど。
やっぱ、「自分のバンド」だから自分でMCしなきゃいけないと思ってるのかなあ。
PAに関しては、私はそんなに後ろじゃなく※2、入って真ん中辺りにバーがあったよね。
確か前回のCANTAライヴでは、3人でその辺にいて、「バーがあるとないとではチガうねー」って
言ってたと思うんだけど、違ったっけ?右側(ギター側)の。
だから、前回とほぼ同じ位置で聴いていたはずなのに、かなり不安定に聞こえたんだよね。
ちょうど私がいた反対側のベースの真ん前だったって書いてあったレポのカタ
ベースとかあまり聞こえなかったようだし。
なにより、ドラムから始まる曲で、他の楽器の音が何もないところで1発目のバスドラがスカっちゃっていて、
2発目からちゃんとPAから出た音って感じで、うがー!あれはあんまりだ。
本人が聴いてたら激怒するやろなー。
それでも後半からはやっとだいぶ大きくなって盛り上がってきたけど。
でもさあ、ターさん※3じゃないけど、「最初の音」ってけっこう大事だと思うんですよね。
最初に「お?!すげーかっこいい!」って音で惹きつけられるちゅーか。
んで、聴いてる方も疲れるんで中間で少し落として、また後半でガンガン盛り上げる、
音もでかくなるってのが、キャク気持キモちえーのではないかと(バク
あ、ルーク様の「100万ドルの笑顔」ですが、あの行動はいまだによくわからないのですが、
ギターソロを弾いていて「今日はありがとう!」とか言ってるので、終わりかなあ、と思っていたら、
何度かギターをローディーの人に渡して歌だけウタってみたり、
またギターを弾いてみたりしてるうちに、最後はステージの真ん中にて、
(背がないので見えませんでしたが、おそらく前のバー?に足をかけてギターを弾いておられたのだと思いますが)、
キャクさんへのサービス?だったのでしょうか、かなり長いこと客席に向かって微笑んでおられました。
前より「素顔っぽい」と思ったのですが、他所タショのレポによると、かなりファンデも眉も・・・だったのですね。
近眼なのは得なのか損なのか(笑)。
時間の都合でMASAKIのダジャレコーナーはカットされました。ベースソロもなし。湯澤さんのドラムソロもね。
あ、湯澤さん、「また上半身ハダカだろーな」と思ったら緑色(照明でもしかしたら違う色に見えたかもしれませんが)
のTシャツを着て登場。と思ったらやっぱり途中で脱いだ(^^;)。
あ、ルーク氏のギターはブルーのだったと思います(これじゃ参考にならんか)。
お衣装は上は赤の虎模様?の長袖のシャツ(襟のあるやつね)だったように思うけど(下は見えなかった)。
MASAKIのベースはアニメタルのライヴにもよく使っているベースで、メーカーはESPだそうで、全部で3本使っていて
(黄色に黒の模様が入っているのしか私は気づきませんでしたが)すべて特注のものらしいです。※4
それと、MASAKIのドレッドが少しのびていたので嬉しかったわたし(前回はちょっと短く切っちゃっていたんだよね。
やっぱドレッド三つ編みは長い方がええなあ・笑)。
 
3番目、ローリーバンド。他のパートの人が位置について、曲を始めてからローリー氏登場。
金髪にカラコン、でも口のまわりにカールおじさんヒゲ。きれいなんだか汚いんだか。
MCで本人が言ってましたが、「最近キレイと言われるのに飽きた」んでヒゲを生やしてみたのだそうです。
衣装イショウは・・・、腹が出てるのにヘソ出すなー!(ワラ)でした。足は細かったけどね。
MCはさすがにおじょーずでしたわ。
それと、某所ボウショのレポにありましたが、ギターの人がほんと「氷川○よし」にそっくり!
衣装も、ちょっとサイケ?な感じで、もう本人としか思えないって感じでした。
ローリーはうまくしゃべるところと自分がギターを弾くところを使い分けてましたね。
ツインギターも、音色はあまり私の好みではありませんでしたが、氷川くん(本名はわかりましぇん)
とバッチリ音色も合わせていて見事でした。
でもルーク様のギターの感性と音色にはかないませんでしたが。
おっ!と思ったのはドラムの人がめずらしくまーちゃんと同じレギュラーグリップだったんだよね(笑)。
それに、スネアの音もNegiっぽかったし(爆)。
セッティングもタム×1、クラッシュ×1、ライド×1と、クラッシュが1枚という
非常にめずらしいセッティングでした。
盛り上げたいときはどーすんだろ、と思って見ていたら、ハイハットをクラッシュ代わりに使っていて、
「ふーむ、なるほど」とオモってしまいました。
頭はこれもめずらしくアフロっぽかった。それにサングラス最初かけてたから、「レゲエの人なのかしら?」
と思ってしまいました。でも、後半サングラスを外したら、以外に若そうだった。
 
 
全体的な感想としては、なぜこういう組み合わせのイベントライヴになったのかわかりませんが、
わりと同じ系統の2バンドに挟まれ、ちょっと浮いてしまったかなあ、という感じでした。
大阪ではトリだったようですが。
でも、予想外に「黄色い声」が一番飛んだのはCANTAでしたよー。
ちなみに、MASAKIファンはほとんど今回チケット取れなかったようで、
「MASAKI−!」という野郎のダミ声は今回ゼロでした。
すべて終了したのが10時ちょっと過ぎだったと思います。
降りて出てきたらもう10:30近かったので、次の日みんな仕事もあるし家も遠いので、
珍しくそのままメシも食わず酒も飲まずに帰ったのでした。
んでもってまーちゃんはこのメールを書こうとして、途中で力尽きてそのまま倒れて
寝てしまったのでした(チャンチャン)。
それではおやすみなさいまし。長くてすんまへーん。
   
   
メールをんだれいとのQ&Aトウ・・・。
れい: ライヴパフォーマンス的にも、前回のCANTAより、よくなかったのかしら?
まー: うーん。時間の関係もあってMCは前より少なかったしね。
  ルークは「前回はしゃべりすぎて1時間30分で終わるはずのステージが2時間になってしまった」って
  言っていたから、前回は長くしゃべりすぎたと思っていたようですが、ほとんどのファンがルーク目当てで来ているのだから
  それはそれで良い気がするんですけどね。
  「あ、ごめん」の時、湯澤さんが立ち上がってパフォーマンスしたのは良かったけど(爆)。
  やっぱ湯澤さんにもしゃべってほしいわあ。
   
れい: 「私はむしろ、逆にローリーバンドのようにギターを入れた方がいいと思うけど。」
  という意見はなんか新鮮でしたわ。
  ルーク氏・・・、私ももう少し試しに(?^^;)歌ってみてもよい気がするのですよね。声いいし、発声にムリないし。。。
  確かに、バッキングのギターが他にいれば、歌中は歌に集中できるだろうから。
  さていかに。。。
まー: そうそう。今のままだと歌やMCのことで頭いっぱいなんだろうけど、
  せっかくの素晴らしいギターも少ししか聴けないしねー。
   
れい: 「なぜこういう組み合わせのイベントライヴになったのかわかりませんが、」は、
  みんなその筋のあの頃のバンド出身者が集まった、っていうコンセプトだったらしいですよ(笑)
  結果、今やってるのが違う路線だとつらいかもね(^^;
まー: そーだったんですね。今度はぜひACEさんも出てほしいなあ。あ、でも路線違う?
れい:  ・・・・・・・・・。

 

れい補足:※1)どちらもまーちゃんの所属しているバンド。※2)リキッドは後ろは音がよくないらしいという私の話を受けて。※3)うちのバンドのギタリスト「一発目の音が勝負」が口癖。 
※4)まーちゃんのバンドのベーシストさんから追加情報 →こないだのMASAKIの使用機材です〜おそらく間違えは無いはず(笑)ベース:3本、全てESPのオーダーもの。ESPのカタログをひっくり返したんですが・・・ 元になるベースも特定できませんでした。言っちゃえばPB型は全部そうだといえるし・・・1.PB型、ベース用のハムバッカー型PUを2機積んだもの。2.PB型、ベース用のハムバッカー型PUを1機積んだもの。3.ボディはPB型、ヘッドがペグを2×2で左右に振り分けているタイプ(レスポールやワーウィックみたいな感じ) PUはPJタイプ。これ、見た感じネックが太くて引きやすそう・・・ESP、一般販売しないかな・・・アンプ:ピーヴィー(PEAVYかな、つづりは)、型は特定できず・・・エフェクター:見えなかったが音のつくりからして何時もと変わらないはず、ME-8BなるBOSSのマルチでしょう。コンナ感じでいかがっすか(笑)←サンキュです。


 


・・・お疲れのところ、興味深いレポートありがとうございました。いわゆる音楽ファンの客観的なご意見って貴重です。
特に私はドラムに関していつもチンプンカンプンなので勉強になりました〜!(2002/7/13 れい)

♪♪♪

 

 

まーちゃん・・・さんきゅ!


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