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KORG Super Live 2006
2006年10月7日 池袋 サンシャイン60 文化会館 


「楽器フェスティバル2006」で行なわれる、コルグイベントにご出演ということで、サンシャイン60へいってまいりました。
時間を少し押して、整理番号順に会場へ、結構広めの会場に椅子が並べてあり、海月さんの前辺りに着席。

この日は、ユニットがふたつということで、先に聴いたのは、打ち込みの二人組みユニット。
向かって左に、RADIASなどのシンセや、PCに囲まれたブースがあって、その中で、それらを操ってその場で音を創っていったり、肩から提げたエレキギターを弾いたりの男性が1人、
右には、ドラムブースがあって、打ち込みの音楽にあわせて、パワフルなドラムを叩いたり、繊細なリズムで彩りを添える男性。後、padKONTROLとかですかね?手元でリズムパッドみたいなものも使ったりされてたかと。
サウンドはエレクトリカルに研ぎ澄まされて宙を舞うようなものから、癒し系サウンドまで、ひたすらインストが奏でられました。

ほぉと思ったのは、ドラムの方はヘッドフォンとかでのモニターはなさそうなのに、判り易いリズムパターンに乗ってというだけでなく、
アクセントはあるものの、細かいシーケンスサウンドみたいなものにあわせて、長時間リズムをキープしてる場面などもあって、おお、職人さんだぁなどと思いました。

・・・MCとか一切なかったので、どんなユニットなのかは、よくわかりませんでした。


結構なシステムが組まれたステージだったので、5,6人ぐらいのスタッフが、一斉に撤収作業に入り、それに比べるとシンプルなface to ace、
下手側に、ACEさんのボードと、ギター1本が置かれ、上手側には、ステージ脇に置かれてた、スタンドに乗ったOASYSがステージに上げられ、
先のユニットのドラムセットの後ろに隠れてた(?)ぶっこの置かれたテーブルが、ステージ前方にだされる。


下手側から、笑顔で手を振る、ftaのおふたりの登場。拍手。
・・・セットリストは、忘れてしまいました。。。40分ほどのステージだったかと。ごめんなさい。MCも順番とかばらばらです。雰囲気だけ・・・;。

<デモンストレーター?>
「本日初のおしゃべりです。」(爆)全くだ・・・;。
コルグが取り扱っているLINE6の商品といえば、ACEさん一押しの、モデリングギター「Variax700」と、エフェクターの「PODXT Live」(だと思う;)。
ひたすら、これらの良さをアピールしにかかるACEさん。
とにかく「どうせオモチャだろうと思って、お店で弾いてみたら、音がよくてその場で買ってしまった。」というような話を。
・・・今回のイベント、楽器フェスティバル内のイベントとはいえ、ネットからの申し込みで早い番号を手にいれ、前のほうに固まってるのは、どう考えてもface to aceファン(笑)。
当日券もあったので、後ろの立ち見の方々は、フラッといらした楽器好きもいるかもしれない。
「後ろのほうでギター弾かれる方いらっしゃいましたら、ぜひ。」みたいなことをいいつつ、後ろの方々中心に説明始めるACEさん。
前からブーイング(爆)。「だって、どぉせ前のほうは買わねぇだろ!(怒)」っていったのかな(笑)、何か逆ギレを(爆)。確かに;。
「いかがですか?」オススメの手までつきましたが・・・い、いえ、買いませんて;。「万が一、ギタリストの方がいらしたら・・・」どこまでも;。

<デモンストレーター2>
「・・・って、LINE6ばかりで、KORGは全然ないんですが、かろうじて、チューナーだけKORG(笑)。・・・これもいいんですよぉ。」
「僕もギターのとき使ってますけど。いいですよね。デザインも可愛いし。」と海月さんも。
ここがとれて収納できてとか説明をしつつ、ロボットっぽいとか、スパイグッズみたいだとか、話は盛り上がる(笑)。
「スパイ大作戦(でしたっけ;)とかに出てきそうですよね。”なお、チューニングが終わると、このチューナーは自動的に消滅する”とか」(爆)。おもしろすぎです。にーさん。

<デモンストレーター3>
大阪で、Variaxのセミナーをやってほしいという話があるそうです。
「ひとりで大阪行ってきます。店頭で、演歌歌手のように(笑)。」「営業ですか?(笑)」海月さんつっこむ。
「僕がこれまで作った音を披露したり、その場で音を作ったりとか・・・」そんな感じを考えてらっしゃるようです。
「よろしければ、ぜひ。・・・って大阪の話を、池袋来てくださってる方にいうのもなんですが(笑)。」
ただ、こういうことは全国でもお声が掛かればやりたいそうで、
「こればかりは、僕がただやりたいって言ってても仕方ないので、別にコソコソ、闇セミナーとかやっても仕方ないし(笑)」爆
コルグさんへ働きかけをされてました。

<OASYS>
ACEさんに感想を聞かれた海月さん、「KORGの最高峰」よいので「浮気しちゃうかも」でした。いろんな機能があって、「どれをとっても良い(だったか、すごいだったか褒め言葉を)。」
時間的にイベント用にいじるだけで、精一杯だったそうで、ちょっと残念そうでした。前のユニットが使ってたRADIAS(たぶん;)もお気に入りだった様子。
音色切り替えなどに、多少とまどっている感じもありましたが、ローランドのキラキラ感とかとがった感じとはまた違った、割と柔らかいサウンドで、新鮮でした。
・・・ベンダーも、至らぬ私としては、ローランドに慣れてると、コルグって下にも動いたりするので、使い勝手が違うんではないかと思ったりするのですが、
まったく感じさせぬ安定感で操ってらっさいました。さすがや・・・。

<マニュアル>
「(OASYSって)取説もこんなに厚いんでしょ?」7、8センチぐらい?指で示すACEさん。「そうそう(笑)」と海月さん。
「取説とかって、読むほう?」海月さんに聞くACEさん。
「いや、いじってるうちに大体わかるし、このことはここに書いてある・・・っていうのとかを見ておくぐらいですかね。」
「すごいよねぇ。俺なんか、目次の前の”ようこそ〜”みたいなところから、読まないと気がすまない性格みたいで(笑)。」(爆)ACEさんらしい;。
外国製品の、もろ和訳みたいなのがおかしいという話になり、「”さぁ、ショーが始まるよ!!!”みたいな。」大爆笑。

<デモンストレーター4>
この日何度でてきたかわからない、デモンストレーターACE(笑)。
とにかく、自分がよいとおもうから薦めるというような話と、ぜひVariax談義をしましょう。「あの音がよぉ。乾杯!みたく。熱く語り合いましょうよ。・・・別に熱くなくてもいいんですけど。」
今日は、いろいろ他メーカーの機能も搭載してる、ご自身のギターではなく、純正のVariaxを借りて使用されてたということで、CLOUDY DAYなどでも、いつもと違うサウンドを披露。
「・・・で買ったらまず、後ろをみていただいて、ここをあけていただいて、6弦の幅が少し狭いので、ここをちょっとヤスリとかで削っていただくと・・・、
 細い丸やすりがいいですね。そうすると、弦高の具合がよくなりますので・・・。って自分でやらなくても、やってもらえばいいんですけどね(笑)。」
いろいろ、カスタマイズの方法まで教えてくださいました(笑)。

いやぁ、それにしても、その巧みな口上たるや、楽器のデモンストレータを超えて、デパートとかで、まな板とか売ってるおじさんみたいでした(^^;。

最後は、階段をつかわず、ステージから、ぽんと飛び降りて、帰っていかれたお二人でした。
お疲れ様でしたっ!


(2006年10月16日)