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LIVE HOUSE TOUR 2006 "MASTER PLAN"
2006年8月4日 岡崎 CAM HALL


岡崎・・・2週間ぐらい前に突如車での参戦が決まり、赴くことになったのですが、
ライブハウスに問い合わせたところ、駐車場は限りがあるし、近くに有料駐車場などもないとの返事を貰い、
ホテルに車を置いたまま、最寄り駅からでるライブハウスの送迎バスに乗ることに。
集合場所に向かう途中で、見知ったファンの面々がバタバタされてるのを見る。
どうやら、開場に間に合うバスがもうないらしいということで、交通手段を探してた模様。
チケ番も遅いし、のんびりな私は、開演に間に合えばよいと思っていたので、ぎりぎりのバスを待って、無事、到着。

すでに開場は始まっていたが、敷地内は長い列ができていて、係員がときおり説明を叫んでいる。
私たちは特に番号も確認することなく、最後尾について、中にはいるのを待ちました。
私は、ぴ○チケットで、80番台とかだったんですが、外で、ライブハウスのチケットの200番台うんぬんと聞こえてたので、
いったい何人いるのだろうと思いましたが、思ったより広いハコで、スクエアで死角とかもなさそうなので、詰めたら300ぐらいはいるのかも。。。(うそかも;)
※オールメモなしレポ


●CANDY DRUGGERS

聖飢魔II好きには耳慣れたような怪しいSEから、登場してきたのは、ボーカル、ギター×2、ベース、ドラムの5人組。
ひっさしぶりに見ましたというような、カラフルな髪を立てた、若くヘヴィな面々でした。

いやあ、すごかったですよ。首がとれんばかりにヘドバンしながら歌ったり、拳あげたり。ファンが飛んだり(?;)。
でも、「過半数の拳が上がんないと、次に行かないシステムになってるから。」とか、
「過半数(だっけかな;)がCD買ってってもらわないとライブ終わらないから。そういうシステムだから、(送迎)バスでないよ。」
みたく、なかなか客を盛り上げつつのMCも面白く、楽しいステージでした。

高いフェイクもかなり聞かせるボーカルの方の発声のよさに、驚きました。下から上まで、無理なく無駄なく出てるという印象。
喉も強いのでしょうけど、表情づけとかに磨きがかかれば、恐いものなしかも。
そしてなにより私の目を引いたのは、ベースの方。。。ヘヴィメタなのに(って最近のヘヴィメタしりませんが;)、6弦ベースで、スゴイ高い位置での演奏。
いわゆるルートなどを刻むタイプではなく、トリッキーに魅せたり、歌わせるベーシスト?、ビリー・シーンとか好きなのかなとか思いながら見てました。
ギターとベースがメロディアスにハモったり、テクニカルに凝ったアレンジが施されてたり、という感じ・・・。
楽曲がもう少し、キャッチーだとよいのでは・・・などと思いつつ、のってしまいました。


●ONE EYED TROUSER SNAKE

本日、大橋隆志さんのゲスト出演が予定されてるバンドさん。ボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人組。
最初の音を聴いた瞬間に、あ、このバンドに大橋さんでずして、どこに出るっ・・・でした;。
男臭くて、タイトで、アメリカンで・・・。かっこよかったです。

ギターの方が、また結構粘っこい私の好きなタイプのギターを弾かれる方で(あれ、この方だったよな;)、
姿は見えないんですが、(このハコ、フラットで、ほとんど顔ぐらいしかみえなかった;)スライドバー使ったソロとかも色っぽくて、よかったぁ。

そして、紹介されてでてきたのは、大橋さん。花柄のアロハみたいなシャツに、メタリックなペンダント。
出て来ただけで、大橋オーラに包まれてました。ハコモノのギター使ってらっしゃいましたね。
さりげなさもよいのですが、集中してギターを弾く大橋さんの姿も好きなのです。
1曲終わって、「立って弾くの久しぶりだから・・・(笑)。年末以来? 足回ってない(笑)。」あはは。
2,3曲?大橋さんをフィーチュアして終了。


●face to ace ※あ、曲の順番も、MCの場所もいい加減です;。

暗転のあと、ゆっくりと登場するおふたり。拍手。
力強いリズムにあわせて、拳を上げるヴァージョンの
◆ノンフィクション
◆fiesta
「岡崎のみなさん、こんばんわ〜。」
今日の対バンさんについて、ハードでかっこいいっというような話だったかな、「火照った身体に」なんとかとかとか言ってました;。
明日は岡崎の花火大会もあり、「お祭アバンチュールですかっ?ナイスっ」・・・って、さっぱりわかりませんACEさん(笑)。
「face to aceでは、クールダウンしていただいて、クールダウンですよ。クーリングオフではありません。」初っ端から次々飛ばしてるACEさん。

「この後のおまけも楽しみなんでしょ。」ウリウリみたいに言い寄るACEさん、でも、「face to aceを最後まで見てくださった方限定」だそうです(笑)。

曲順とかアテになりませんが、ここでエレアコを出してきたんだっけかな。
「久しぶりにこの曲を」・・・ということで、始まったのが
◆WONDERFUL LIFE
おおおおおおお。この曲好きなんです。
割とシンプルなアレンジになっていたと思います。
原曲にはない、ウィンドシンセ系の柔らかい音が、歌メロと絡み合って、ACEさんの歌と、海月さんのシンセのオブリで、旋律を成すって感じ?
サビのコーラスの変わりに入る、ちょっとハモリをひねったようなオブリガートが、小技かかってるぅと思いつつ、気持ちよさそうに弾く海月さんに見入ってしまいました。
ACEさんのファルセットつかった、フェイクもせくしぃぃぃ。でした。
「BLUCKというバンドの、Wonderful lifeという曲を聴いていただきました。久しぶりだよね。」
「そうですね。1年以上やってないですよね。」04年のクリスマス以来・・・?

岡崎は資料をみたら、「ちょっとしたバンド」(笑)で、86年に来てたということで、「20年ぶりですよ。その時は、ロッキンというところでやったんですけど。」
(そうそう、私も、今回岡崎が決まったときに思い出したのは、ロッキンでした。確かその時のあったかいエピソードを昔聞いたことがあって…。)
「本田君も、岡崎来たことあるんだって?」
「そうらしいんですよ。しかもここでやったことがあるらしく、19年前に;。当時、冷蔵庫ぐらいの機材を持ち込んで、はいらなかったらしいんですけど。」記憶がないらしい;
酔っ払って、河原にいって、お城に突入したことは憶えてるんですけど。」ここでも、酔っ払ってましたか;。

ACEさんは、そのバンドは、「ライブ・・・ぢゃなくて、儀式みたいなのやってたんですが。」「儀式・・・;、なにがしかの(だっけかな)儀式ですか。」
「そうそう(笑)。準備が必要なバンドだったもんで」(笑)街の探索とかする時間がなかったらしいACEさん。
そのかわり、「おととい、急に思い出したんですけど、小学校の頃に、机の前にペナントが貼ってありまして。」「懐かしいぃ・・・」と目を丸くする海月さん。
(ほんと、懐かしい。。。、あの頃、何処の小学生の家にも必ず、お土産とかでもらったペナントって貼ってあった気がする。)
なんでそれがどこからきて、なぜ貼ってあったかは全く憶えてないそうですが、「それが、今思うと岡崎だったんですよ。」へぇ・・・。
「岡崎城の写真で。歌?”5万石でも岡崎様は、お城下まで船がつく〜”」会場から唱和も(笑)。その後にもなんだか、適当に節つけて歌ってました(笑)。
そういう、フェルトでできた、三角で、キラキラしたのがついたようなペナントが貼ってあったそうです。

岡崎に来ることは、歴史的必然だったんですね。」おお(笑)。
A:「大化の改新、関が原の戦い、明治維新、そして、face to aceの岡崎ライブ・・・歴史的必然。」
海:「それは違うと思う」(笑)。

◆MISSING WORD
◆CLOUDY DAY


どこでのMCか、忘れましたが、岡崎に来たことについては、「年末に集団の集まりがありまして」(笑)、そのときに、当時からお世話になってる、ツジムラさんという方(通称カバさん)にお会いして、
「ライブやりたい」という話になって、実現したというようなことを。

◆TWO OF US

対バンの話から、「これでも僕、昔ヘヴィメタやってたんですよ。ちょっと人気者でした。」(笑)といって、歪んだ音で、ギターを弾き出す。
おぉっという顔で見入る海月さん。そしてギターに合わせてACEさんが歌い始めた歌は、「Happy birthday to you〜♪」客席からは歓声。
海月さんの顔は驚きと照れに変わり、ACEさんのギターに合わせて拳を振り上げる(笑)。
そこに、ケーキを持って登場してきたのは、なんとニコニコ笑顔の大橋さん、歓声はいっそう大きくなる。
歌いながら、ロウソクを消しての合図を海月さんにするACEさん。はっとして、すぐさまロウソクを消す海月さん。大きな拍手〜。
上手側、前に出てきて、見えないけどモニターの上?一段高くなったところから、客席にお礼をいう海月さん。髪の毛にクリームがついてたみたいで、指摘を受け、舐める(笑)。
足元から、ファン有志が会場の内外でが事前に集めたお祝いメッセージの色紙が差し出される。照れくさそうに受け取る海月さん。
下手のほうでもプレゼントの手が上がったようで、「本田さん、あちらでも。」とかなんとかACEさんにいわれ(笑)、受け取りに行く海月さん。
他、数箇所で、プレゼントの贈呈がありました(^^)。
・・・なんとなくわかってても、やっぱり、嬉しいもんですね。」とニコニコとされてました。おめでとうございます〜。

大橋さんがプレゼンターで登場されたことについては、「今のがオマケです(笑)。」違うってば。

どんどん行きます。というようなACEさんのMCに、「がんばっちゃいます。」だったかな、新たな決意表明の言葉で臨む海月さん。歓声。

◆流星雨
◆月夜のケモノたち
◆TOUGH!


おまけについては、「ちゃんとやりたいので、しばらく準備の時間をください。」というようなことをおっしゃって、去っていくお二人。


●セッション

登場したのは、ONE EYED TROUSER SNAKEのメンバー。プラス、ギタリストにACEさんと大橋さん、Candy Drugersの金太郎さん(でも、音出てました?;)、そして、キーボードに海月さんでした。
ボーカルの榊原さんが、煙草を手に現れ、「酔っ払いです。」とかいいながら、楽器メンバーがセッティングしてる間、MCで繋ぐ。「やる曲は、ノンフィクション、残像・・・」とface to aceでそのままになってたセットリストを読んでる模様(笑)。
あわてて首を横に振りながら「曲順読まないように。しかも、今日やってない曲まで;」と打ち消すACEさん。
その後も、「月夜のケモノ・・・流星・・・?ン?これ、読めねぇや」という榊原さんに、客席から「え〜っ?」とブーイング(笑)。引きつつも「え〜いわないっ」(爆)。どんどん和やかな雰囲気に。

曲は、なんだろ、何かの曲だったのか、端からフリーだったのかわかりませんが(ONE EYED TROUSER SNAKEのサイトで、ZZ TOPの「Tush」だと知りました。家でベスト盤引っ張り出して聞いたら、確かにその曲でした;。)、ようはスリーコードで8小節1パックだったかな、それをひとり3回?、ひたすらソロ回し。
ギタリストがそれぞれ個性的で、おもしろかったですね。個々に思ったことは、その時書き出さなかったので、残念ながら忘れてしまったのですが;、
ギターシンセを使ってるACEさんは、確か最初が、結構リバーブの強いギターの音でした。ビンテージギターとかの音ですかね(てきとー;)。
2度目が、たぶん、サックス、そして、3回目がまたギターの音だった気がします。
海月さんは、いわゆるシンセサイザーの無機質な音に、ベンダーつかったり、モーフィングさせたりの海月節ソロ。それが2度ほどあって、
最後は、リード系の音で、海月さんには珍しい、ブルージーなフレーズの速いソロで、かっこよかったです。
もう、なんか、鍵盤に足乗せてました?、前から4、5番目ぐらいにはいたんですが、ちょっと、人の頭の間から見てる状態ではっきり解りませんでしたが、はちゃめちゃになってたような;。
ACEさんと大橋さんは、並んで笑顔でバッキングしたり、そうそう、始まる前にACEさんが、なにやら大橋さんに耳打ちしてしてる姿なども目撃(笑)。
(・・・しかし、思えば人間の姿では初めての光景なのですよね、うっかり見落としそうになるほど全然違和感がないのは、この6年、そこそこそれぞれを見てきたからですかね;
 ちなみにレポとか数えたら岡崎の夜で、だいたいACEさんにお会いしたのは40回目ぐらいで、大橋さんは10回目とかのようです;私の場合、どちらも確実に悪魔姿をうわまってる。)
それにしても、さすがのメンバーという感じのクオリティの高さのセッションでした。

最後は横並びになって、にーさんと海月さんの間にはいった大橋さんは、ACEさんの左手をつかみ、高々とあげる。ACEさんも、笑顔で両手でガッツポーズ。
続いて、海月さんの右手をとって、ちょっとはにかみながら(?)両手をあげる海月さん。
他のメンバーも笑顔笑顔、握手握手。

バックステージに帰っていきました。ACEさんはここで、投げキッス?あったかな。

アンコールの声がかかる。鳴り止まないアンコールの中、まずACEさんが現れ、「もう、今日できる曲はありません。」といいつつ、全員でご挨拶ということで、メンバーが呼び戻される。
そして、「カバさんいる?」ってことで、尽力をつくしてくださったというカバさんが登場。拍手〜。
スタッフにお礼、客席にお礼。再び、バックステージへ。今日も最後の一言は、オンマイクで、「と・て・も、愛してますっ」キャ〜というスゴイ歓声があがってました(笑)。

終わったのは22時半ぐらい?お疲れさまでしたっ。

(2006年8月7日 8月11日追記)